にわか大家のストレス 番外編・荷物の混入 | 終活アドバイザーMのお気楽終活雑記帳

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自分のために断捨離&終活を始めました。
まずは、ぼちぼち実家の片づけから。

T子嬢の新居移転後、約1か月。昨年、師走の半ばのことだった。

 

私の実家にあった絵が引越し業者の間違いでT子嬢の荷物に混入していたというので、引き取るために待ち合わせした。風呂掃除用のスリッパも入っていたというがそれは先方で捨ててもらった。

 

彼女によると、現在のURに引っ越す時に、知人の実家に預けておいた以前の大荷物はおおかた捨てたとのこと。引越し後、自分のタンスの引き出しが見つからないとのメールがきたが、処分する方に間違えて残してきてしまったのだろうか。その後見つかったかどうかは聞いていない。

 

今回、私の実家の絵は、なぜか持ち出す荷物の方に入っていたので、荷解き中に発見できたが、もし他に紛れているものがあったとしたら、知らないうちに処分されてしまっているだろう。

 

そう、思い出した。

私の漫画本は、前回の引越し時に行方不明になってしまった・・・。

 

ずっと昔にT子嬢に貸したもので、私の承諾のもとT子嬢がその友達に又貸しをした。貸した漫画本はどうしたのか何度か尋ねたのだがいつも有耶無耶。我が実家に引っ越してきた時に今度こそはっきりさせようと聞いたところ、まだ友達のところにあるはずだという。今度友達に聞くと言っておきながら1度目はころっと忘れていたので、2度目はその場で相手に確認のメールを打つように催促した。

 

お友達からは、とっくにT子嬢に返しているという返事だったので、ボールは再びT子嬢に・・・。返してもらっているのだったら、彼女の引越しの荷物から出てくるはずだが、最後のひと箱の荷解きが終わっても本は見つからなかった。彼女は「前の家に間違って置いてきてしまったようで、捨てられてしまったと思う。買ってお返しします」と言った。

 

弁償は不要だが、あるのかないのか、けじめとしてはっきりさせてほしいのだと告げると「けじめ、大事ですわよね」と言うのだが、この人、本当にわかっているだろうか。不思議だ。不思議すぎる。

 

他に貸した本は引越し荷物から出てきたので、かなり分厚い愛蔵版3冊を返してもらった後でなくすというのも考えにくい。紛失したのではなく他の人に又貸しして、その人と疎遠になったため返っていないのではないかと私は思っている。しかし、だ、他人から借りたものがどこにあるのかわからないという状態でいられる彼女の神経は信じられない。

 

絵を引き取り、デパートの中のカフェでお茶を飲みながら、私は半年前のそんなやりとりを思い出していた。いろいろ思うところはあるが、一旦は水に流したはずのこと。苦めのコーヒーと一緒にも心に起こったやもやも飲み干すことにした。