こんにちは
ご訪問ありがとうございます
…またしても大雨…
河川の氾濫により被害が出ている地域の皆さま
どうぞどうぞこれ以上被害が大きくなりませんように
無事に過ごせますように…
本当に、
最近は 自分が被災するかもしれないということが
現実味を帯びてきていますね。
今までは 地震でも水害でも被害がなかったところでも
最近の災害では実際に被害が出ています。
では。
もし今、でこぼこっ子のいる自分の家庭が
災害にあったら。
いったいどうなるのでしょうか?
…これはその子によって、家庭によって、地域や環境によってちがうのも確かですが
過去の震災での体験談を通して考えてみると…
(参照:
「災害時の発達障害児・者支援エッセンス」 国立障害者リハビリテーションセンター研究所発達障害情報支援センター
「自閉症の人たちのための防災・支援ハンドブック~自閉症のあなたと家族の方へ~」一般社団法人日本自閉症協会)
まず、災害が起こった瞬間。
@いらすとや
子どもが親と一緒にいるとは限りません。
東日本大震災では 平日午後2時26分という時間だったため、
園児以上の年齢のお子さんのほとんどが
園や学校、施設にいました。
不安が強い、見通しが持てないことがつらいお子さんには
親が一緒にいないときのことも想定して、
「必ず迎えにいくから、先生のいうことを聞いていれば大丈夫だよ」
と伝えておくことが 少しでも安心につながります。
職場が遠くて すぐにかけつけられない場合には、
時間がかかることを伝えておいたほうがいいかもしれません。
そして
@いらすとや
「震災直後、困ったことはなんですか?」
というアンケートでは
●ライフラインの断絶
・暗い、テレビやゲームが使えない→パニックや情緒不安定になった。
・ろうそくの火に興味を持ち、いたずらするので困った。
●環境の変化
・和式の仮設トイレに入りたがらず、おもらし→おむつをもらおうとしたら「そんな年齢じゃないでしょう」ともらえなかった。
・外で身体を動かせない→ストレス、多動で避難所を走り回る、体力が落ちる。
・怖がって家に(建物に)入りたがらない。
・学校や仕事に行けない、いつもどおりの生活ができない→パニックや情緒不安定になる。
●食べ物、物資
・食べ物にこだわりや偏食があるので、配給の食べ物を頑として食べなかった。
・服にこだわりがあり、支給された服をいやがった。
・ちょっと汚れたら服を替えようとするので服が足りない。
→周囲から「こんなときにわがままを言うなんて」と言われた。
●服薬、医療
・おくすり手帳がなくなり、処方薬がわからなくなった。
・いつもの形状とちがう薬を飲みたがらなかった。
・薬を飲めないことで、てんかんの発作や情緒不安定の心配があった。
・情緒不安定から感覚過敏がひどくなった。
●家の片づけや配給、行政の手続きなど
・子どもを放っておけないので、何もできない…→食べ物や給水などの配給の列にも並べない
家の片づけができない
役所などに罹災証明書や保険の手続きに行くこともできなかった。
このように、いろんな困ったことがあったそうです。
ほとんどが、
実際に経験してみて初めてわかるようなことかもしれないですね…。
もし、
@いらすとや
避難所で生活することになったらどうか。
体験談の中には
「子どもがガマンができない、静かにできない、ひとりごとを話す、飛び跳ねてしまうなどがあって、
どうしても周りに迷惑がかかる。」
「大変なときに、空気がよめなくて『おなかすいた』『トイレ』と平気で言うので、
周りに気をつかってしまう。」
「音に敏感で、たくさん人が集まる場所は苦手。
特に体育館は音が響くので難しい。」
「体育館は走るところ、というこだわりがあるので、
走り回ってしまう。
止められるとパニックを起こす。」
という声が挙がっていました。
もし、自分や自分の家族が
その状況になったら…
つらい、つらいなあ…。
子どももかわいそうだし
たぶん、私も その状況に耐えられない。
私が耐えられなかったら 不安定になって
きっと子どもにイライラをぶつけてしまう。
そんなふうに 家族共倒れになるのは
できるだけ避けたい!
もちろん
完全に災害を避けることはできないけど
少しでも
備えておくことで 避けられる苦労があるならば。
そう思って、でこぼこっ子の防災に取組んでいます。
次回以降、
具体的に 我が家がどんな備えをしているかをお話していきますね(^▽^)
~読んでいただいてありがとうございました~
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