見なくてもいい世界を見てしまった。元旦から、知り合いのお偉いさんのところを回っていたついでに、広告のカメラマンのスタジオにも行った。ガーン、とくるような感覚。

 

 カメラが違う。私は普通に35㎜の一眼レフを使っている。しかし、広告写真を撮影するカメラマンは、中判という、スクリーンが大きくて、より高画質のカメラを使っているのだ。私でも、一眼レフとしてはかなりの物を使っているのだ。が、やはり、中判のハッセルブラッドやフェーズワンというメーカーのカメラには敵わない。フェーズワンでレンズをつけたら、大体250万円くらいする。ハッセルブラッドの1億画素のカメラだと、ボディだけで450万円くらいだ。文字通り、私のニコンやCanonとは、桁が違う。はは。

 

 

 

CanonのEOS5D Mark4にEF85mm F1.2Lで撮影した写真です。冬の代々木公園で、小春日和の日に撮りました。これでも、道具だけは、かなりのレベルなんだけどね。

 

 

これも、同じ時に代々木公園で撮影しました。

 

画像が小さいからわからないだろうけど、ポスターサイズだと、描写力の差は歴然としてしまうんだなぁ。やっぱり、大きな現場で撮影しているカメラマンは違うなぁとつくづく思い知らされました。アマターには、必要のない物なんだとは、自分でも充分にわかっているんだけどね。

 

 この日は、撮影にはかなり適したいい冬の一日で、全体的によく仕上がりました。だけど、もし、広告のカメラマンが同じ条件で撮影したら、とつい考えてしまいます。比べること自体が間違っているのだろうけどね。

 

 まあ、「世界は広い」ということで、見なかったことにしましょう。