【声劇台本】バレンタインMAGIC | 巫女猫の台本置き場

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書いたものをおいていきます!


テーマ:
【所要時間約25分】

5人用台本

♂ 3 ♀ 2 

※全員高校生です↓
(16~18歳くらいのイメージでお願いします)

♀ 笹田 佳菜子(ささだ かなこ)
柚葉の親友で、活発な女子。蓮に片思い中だが素直になれないでいる。

♀ 萩野 柚葉(はぎの ゆずは)
ふわふわ天然系女子。佳菜子の親友で凪斗の彼女
付き合いはじめたばかりで熱々のご様子←

♂ 大槻 蓮(おおつき れん)
反リア充!がモットーの悲しき非リア。
明るく話しやすい性格から割と好かれやすいがチョコは貰えないらしい。


♂ 長谷川 凪斗(はせがわ なぎと)
苦労人でツッコミ役。柚葉の彼氏
面倒見はそれなりにいい
いつも蓮に振り回されている


♂ 千代田 正樹(ちよた まさき)
お調子者なアホ。
何気に友達想いな良い奴
もちろんチョコは貰えていない


Nはキャラの心境なので意識して読んでください。
()内は場面での動きなので声に出さなくて大丈夫です


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  バレンタイン前日の教室にて
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佳菜子「おはよー」

蓮「ギブミーチョッコレィトゥウゥー!!」(勢いよく)

佳菜子「きゃぁあ!?いきなりなんなのよっ!」(ビンタする)

蓮「おっふ!!」

柚葉「ふぁっ!?なになに!?」

正樹「恵まれない俺達に!!スウィートなお恵みをおおおおー!!」

凪斗「こらこらお前ら落ち着け!そんなことすりゃ皆驚くだろーが」

柚葉「急に飛び出してくるからびっくりしたよぉ~…」

正樹「すまんすまん取り乱してた。…って、蓮!れーんっ!!しっかりしろおお!!」

蓮「…………ハッ!チョコ、チョコはどこだ!?」

佳菜子「うるっさいわ!!いい加減正気に戻んなさいよドアホ!」

蓮「おぉう、すまない・・・」(しょぼくれる)

佳菜子「ったく。チョコってバレンタインの?言っとくけどまだ前日なんだけど。」

蓮「なぬ!?……あ、ほんとだ1日間違ってる…俺完全に不審者っぽかったじゃん…」

凪斗「それはいつものことだと思うぞ?」

柚葉「うんうん、一理ある!」

蓮「お前ら酷くね!?ふつーフォローするとこだぞ!」

佳菜子「黙ってよ変態。」

蓮「なんだとぉぉー!?変態って言ったほうが変態だからな!」

佳菜子「小学生かっ!あーもうほんと馬鹿らしい。そんなんだから毎年もらえないのよ。」

蓮「な、何故バレた……あーもーやだ!チョコほしーいいいー!!」

凪斗「はいはい、そろそろ静かにしとけよー」

柚葉「そうだよ。ホームルーム始まるよ?」

正樹「喧嘩するほどなんとやら…ってやつか?ケッ!」

蓮「わぁーったよちくしょー…ってか正樹、変な勘違いはやめろよな!!」

佳菜子「そうよ!こんなやかましいガキっぽいやつにチョコあげるなんて御免だっての!」

蓮「ぬぁーにぃー!?くっ……もういいし!他の子にチョコ貰えるようになってやるうう!!」

佳菜子「ふん。ホント馬鹿なんだから!」
 
佳奈子N「あーあ……またやっちゃった。ほんとに馬鹿なのは私なのに」

蓮「はんっ!勝手に言っとけ!」
 
蓮N「そうか・・・やっぱ、俺ってうるさいのかなぁ・・・」

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  凪斗 「その日の放課後」
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佳菜子「チョコか・・・今年はどうしようかなぁ」
 
柚葉「佳菜子ー!今日の放課後暇ー?」
 
佳菜子「あぁ、うん。特に用事はないけど」
 
柚葉「ほんと?じゃあさ、これからうち来ない?一緒にバレンタインチョコ作ろうよ!」
 
佳菜子「え、バレンタインチョコ?いいけど・・・」
 
柚葉「やったぁ!じゃあ早速材料買いにいこ♪」

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 正樹 「柚葉の家にて」
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柚葉「かーなこっ!そっちできたー?」

佳菜子「うん、あとはココアパウダーかけたら完成」

柚葉「私はもうできたよー!今までで一番うまくできちゃった♪」

佳菜子「おぉーほんとだ!すっごいおいしそうじゃん!」

柚葉「えへへ…喜んでくれるかなぁ」

佳菜子「当たり前だよ!また惚れ直すかもよ?」

柚葉「えぇ!?そ、そうかな…」(照れながら)

佳菜子「うん、大丈夫大丈夫!…よっし!私もできた」

柚葉「わぁ!本格的…佳菜子凄い!プロ並みだね!」

佳菜子「ちょ、褒めすぎだって」(少し笑いながら)

柚葉「ほんとなんだもん!これならきっと、大槻君に喜んでもらえるね!」

佳菜子「うぅーん…ライバル多いかもだし、どうかな…今朝もあんな事言っちゃったし。迷惑になるかも…」

柚葉「きっと大丈夫だよ!佳菜子は可愛いし優しいし、私の自慢の親友だもん!大槻君もきっと受け取ってくれるよ。」

佳菜子「柚葉……」

柚葉「それにね?バレンタインデーは、女の子に勇気をくれる魔法の日なんだよ?だからきっと、素敵な日になるよ!」

佳菜子「魔法の日、かぁ…ふふっ、そうだね。私、頑張ってみるよ!」

柚葉「うんうん、その意気だよ♪」


佳菜子N「受け取ってもらえるといいなぁ…」



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正樹 「一方その頃、蓮の家では」
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蓮「えー、諸君。よく来てくれた!」

凪斗「いや、諸君っつっても俺と千代田しかいねぇけど」

蓮「こまけぇこたぁいいんだよ!!水さすなリア充めっ!」

正樹「そうだそうだ!!この裏切り者がー!!」

凪斗「え、なんで俺怒られてんの?理不尽すぎない?」

蓮「うるせぇ!!とにかく話聞いとけ」 

凪斗「えぇー…」

正樹「で、今回呼び出した理由は?明日は学校サボってゲームやり込むから買い出し行きたかったんだけど」

蓮「まぁ待て。正樹、お前ならわかるだろう?明日がどんな日であるか…」

正樹「っ!!おう…もちろん。あの忌まわしき日…だろ?」

蓮「そうだ。明日は2月14日。バレンタインデー。ヴァレンタインdayだ!!!」

凪斗「あー、そうか。そういやそーだったな」

蓮「うっす!!反応うっす!!もっと他の反応あるだろ!?」

凪斗「そ、そう言われても…ってかうるせぇ声でかい」

正樹「くっ…これがリア充の余裕…まじ殺意湧くわ。殺る(やる)しかねぇ。」

凪斗「まてまて落ち着け。俺はまだ死にたくねぇから。とりあえずその拳を下ろせ。そして話をもどしたいんだが!」

蓮「おぉっと、脱線してしまった。とりあえずその忌まわしきイベントについてだが……なぁ正樹。俺、なかなかイケてると思わないか?」

正樹「え?何が?前に言ってたギャグとかはクソつまらなかったけど??」

蓮「何故そっちに行った!!違う、そうじゃない!!顔だよ顔!!face!!」

正樹「すまんすまん。え、顔…??うーん……まぁ、悪くはないんじゃねぇの?イケメンではないけど。」

凪斗「確かに、悪くはない。イケメンじゃないけど。」

蓮「そうだろうそうだろう!!…って、あれ?なんだろう……なんか複雑なんだけど」

正樹「で、それがどうかしたのか??」

蓮「いやほら、よく言うじゃん?顔が良ければモテる!ってさ!」

凪斗「いや知らねぇよ…それは一部の考えだろ?」

蓮「一部だとしても!俺はチョコがほしいんだぁぁあー!!」

正樹「それな!!わかる、わかるぞ蓮!」

蓮「分かってくれるか…同志よ!!」

凪斗「ホントなんなんだよお前ら…」

正樹「黙れリア充!貴様は貰えることが確定してるからそう言ってられるんだ!」

蓮「そうだぞコノヤロウ!!……コホン。とーにーかーく!今朝あんだけボロクソ言われた訳だし、俺だってかっこ良くなれるんだぞってアピールすれば、きっと笹田であってもチョコをくれる筈なんだ!」

凪斗「お、おう……ん?まてよ。蓮、お前笹田からチョコ貰いたいってことか?」

正樹「なんだ、お前笹田に惚れてんのか!?」

蓮「はぃっ!?ななな、なにをいってるんだオマエタチ!そんなことはナイゾ!?」(少しカタコトで)

凪斗「はいはい図星ね……わかりやすいやつ。」

正樹「まじか……お前もそっちの住人か…」

蓮「まてまて違うぞ!?落ち着け正樹!!俺の片思いだから!!」

凪斗「認めたし。はぁ…素直じゃねぇんだから。ちゃんと笹田にお前からのチョコが欲しいって言えばいいだろ?」

蓮「いやいや、そうじゃない。それじゃダメなんだよ…なんていうかさ、やっぱりちゃんと相手の意志で渡してほしいっつうか…無理強いしたくねぇんだよな。」

正樹「ふーん…なんか複雑なんだな」

凪斗「とりあえず。明日は今日みたいにうるさくしないで大人しく紳士的に振る舞ってみたらいいんじゃないか?」

蓮「なるほど。少しはましになるかな…」

正樹「まぁ正直想像できないけど…やるだけやってみればいんじゃね?」

蓮「よし、わかった。そうと決まれば明日のための特訓だ!!二人とも付き合えー!」

凪斗「はぁ!?まじかよ……」

正樹「よくわかんねぇけど…わかった。親友のためなら協力するぜ」

蓮「正樹……!ありがとう!!心の友よー!」

凪斗「やれやれ……仕方ない奴らだな」




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 佳奈子「バレンタインデー当日、学校にて」
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柚葉「いよいよ当日……なんか少し緊張しちゃうなぁ」

佳菜子「うん…やっぱりあげるのやめようかな…」

柚葉「佳菜子…大丈夫だよ!昨日あれだけ頑張ったんだし、今年は素直になってみるんでしょ?」

佳菜子「……うん。そう、だよね。……うっし!頑張るぞー!」

柚葉「おー!」

佳菜子「すーはー……よしっ!おっはよー!」(深呼吸して教室に入る)

蓮「あぁ…おはよう笹田。今日も元気いっぱいだな」(爽やかな感じで)

佳菜子「え、あ、お、おは…よう?」

柚葉「え、大槻君どうしたの?なんかいつもと様子が…?」

凪斗「二人ともおはよう。柚葉、ちょっとこっち来てくれ。」

柚葉「あ、うん…ごめん佳菜子、ちょっといってくるね」

佳菜子「あっ、ちょっ!・・・行っちゃった。どうしたんだろ二人とも」


凪斗「実は……かくかくしかじかで…」

柚葉「えぇ!?…って事は二人は両想い!?」

凪斗「まじかっ…!おま、それ早く言えよ!」

柚葉「だって内緒だったんだもん!好きな人は言いふらすもんじゃないもん!」

正樹「うんうん、そうだよなぁ。」

柚葉「わぁ!?正樹君いつのまに!!」

正樹「今さっききた。」

凪斗「驚かすなって……とりあえず、そういう事なんだけど…下手になにか言うのも変だし、俺達は見守っておこうぜ。」

柚葉「う、うん…うまくいくのかなぁ…」

凪斗「気にはなるが…あいつらならうまくやれると信じるしかないな。」

正樹「こいつぁ…面白くなってきたぜ♪」


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凪斗「あっという間の放課後、帰り道」
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佳菜子「はぁ……」
佳菜子N「結局朝からずっと変な感じだし……大槻のやつ、どうしたんだろ。なんか、これじゃかえって渡しづらいよ…」

柚葉「佳菜子大丈夫?」

佳菜子「柚葉……私、やっぱりだめみたい。勇気だそうと思ったのに、なんかいつものあいつじゃないからどう接したらいいかわかんなくて……なんかもうよくわかんないよ…」

柚葉「そっか……」

正樹「お!いたいたー!おぉーい笹田!」

佳菜子「千代田…?と、大槻!?」

蓮「おいおいどうした正樹……って、笹田!?」

柚葉「千代田君!どうしたの?」

正樹「いやぁ、なんか蓮が笹田に用事あるって言ってたからさ♪」

蓮「はぁ!?……っと、な、何をいってるんだ」(冷静を装う)

正樹「あ、あと萩野!凪斗が呼んでたぞ」

柚葉「・・・!わかったすぐ行く!ごめん佳菜子、いってくるね!!」(察して走り出す)

佳菜子「え、ちょ…柚葉ー!?」

正樹「あ、俺も用事思い出したー!!ってことで、じゃな★」

蓮「お、おい正樹!!…って、行っちまった」

佳菜子「………ねぇ。」

蓮「…な、なんだい?」

佳菜子「あんた、頭でも打ったの?朝からすーっごいキモいんだけど!!」

蓮「………はぁあ!?なんだよそれ!!失礼だな!」

佳菜子「ホントの事なんだから仕方ないでしょー!?なんかいつもより静かだしなんかかえって落ち着かないんだけど!?」

蓮「なにをー!?俺にだってわけがあってだな!」

佳菜子「どんなわけなのよ」

蓮「そ、それは……その…」

佳菜子「何?言えないの?」

蓮「……あーもう。わかったよ言うよ!!チョコだよ!チョコのため!!」

佳菜子「……は?」

蓮「お前が…その、俺の事うるさくてガキっぽいって言ったから……大人っぽく、静かにしてみたらいいのかなって思ったんだよ。」

佳菜子「…………はぁぁ!?あんた、そんなこと気にしてたの!?」

蓮「そんな事ってなんだよ!!…仕方ねぇだろ。こうでもしなきゃお前はチョコくれないと思ったんだよ」

佳菜子「え?……えっと、それは私からのチョコが欲しい、ってこと?」

蓮「………っ!そうだよ…そうだったらわるいか!!」

佳菜子「………ふふっ。あははっ!!」

蓮「な、なんで笑うんだよ!?」

佳菜子「いや、だって……あんたってほんとばか……」

蓮「だぁーうるせぇな!!笑うなっての!」(赤面しながら)

佳菜子「はぁ…ごめんごめん。はい、これ」

蓮「………え?これって…」

佳菜子「チョコだよ、チョコレート!いらないの?」

蓮「だれもそんな事言ってねぇよ!……あ、ありがとう」

佳菜子「よろしい。……あのさ、大槻」

蓮「ん?」

佳菜子「私、いつものあんたのほうがいいと思う。」

蓮「へ?」

佳菜子「あんたってさ、馬鹿だしうるさくてガキっぽいけど……話してて楽しいし、馬鹿みたいに笑える。だから……そのままのあんたのほうが、私は……」

蓮「…………笹田」

佳菜子N「素直になるのは、今しかない。・・・言うんだ!」

佳菜子「私は、す……す……」

蓮「佳菜子!」

佳菜子「ふぇ!?」

蓮「ごめん。言わせて欲しい。……俺、お前が好きだ。」

佳菜子「………え?えぇえ!?!」

蓮「普段俺の事ボロクソ言ってる癖にいろいろ気に掛けてくれるし。どんな時でも明るくて、話してて楽しくて……そんなお前からずっと元気もらってた。だから……」

佳菜子「ちょ、ちょっとまって!?それ今言う!?」

蓮「あ、ごめん。だめだった?」

佳菜子「~~~っ!!ばか。……私も大槻のことが、好き。」

蓮「え……まじで!?え、じゃあこのチョコって……」

佳菜子「本命よ!悪い!?」

蓮「いや……嬉しい。ありがとな!!」

佳菜子「…うん。」

蓮「今日はさ、一緒に帰ろうぜ。できたら、これから毎日」

佳菜子「……飽きるまでならいいよ」

蓮「え、なにそれ悲しい!!」

佳菜子「うそうそ。ほら、かえるよ?」

蓮「……おう。」
 
佳菜子「バレンタインデーの魔法、かな」(小声で)

蓮「ん?なんか言ったか?」
 
佳菜子「ううん、なんでもなーい!いくよ!」

柚葉「………よかった。うまく行ったみたいだね」

凪斗「おう、よかったよかった」

正樹「やれやれ……世話のかかる奴ら。じゃあ俺ゲームしたいし帰るわ!あばよリア充ども!!画面の中の彼女がまっているううう!!」

柚葉「あ、うん!じゃあねー!」

凪斗「また明日な。・・・って、もういねぇ。」

柚葉「あはは……ねぇ、凪斗」

凪斗「ん?」

柚葉「私もチョコ作ったんだ。初めてだからうまく出来てるか自信ないけど…」

凪斗「おぉ、まじか・・・!ありがとな。嬉しいよ。」

柚葉「えへへ・・・♪」
 
凪斗「あのさ、柚葉」
 
柚葉「ん?なぁに?」
 
凪斗「たまには、その・・・手、つないで帰らねぇ?」
 
柚葉「え!?い、いいの?」
 
凪斗「おう。なんつーか、そういう機会もなかったし。・・・だめか?」
 
柚葉「っ・・・!だめじゃないよ!!すーっごく嬉しい!!」(少し照れながら)

凪斗「そっか、よかった…じゃ、行くか。」

柚葉「うん!・・・バレンタインデーの魔法、だね♪」
 
凪斗「はは、なんだよそれ。」
 
柚葉「ふふっ、内緒。」

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一方そのころ正樹宅
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正樹「っしゃおら!!限定イベントコンプリートおおお!!チョコGETだぜ!!・・・・・ん?バレンタインデーは、魔法の日……ぐっ・・・間違っちゃいないわけだが心に来るぜ・・・あーちきしょおおお!!!俺にもリア充の日を満喫させてくれええええー!!」


★END☆