今回は長男が初の小学校に通うin USAです。ちょっと長いですが、日本と全然違うので読んでみてください。

 

日本にいる皆さんは、小学校に入学する際、今住んでるところの区域の小学校から入学案内が届くと思うんです。

何月何日から○○小学校へどうぞ。みたいな?

アメリカにはそんなお知らせ来ません。

レジストレーションデイ(regestration day)。という期間がございます。

子供を学校に登録する期間の事です。

確か2月から始まるかな?

自分が住んでる学校を自分で見つけ出す必要があります。

ご近所さんから聞くか、家を引っ越した際に不動産屋から聞くとか。

もしくは直接学校に行き事務の方に聞く。そして、自ら子供の名前を登録する。

それを怠ると、どえらい目にあいますニヤニヤ

自分の子供の名前を登録してないと学校に入れない。

日本ではそんなことないですよね。住民票を入れておけば勝手に学校へ登録されて入学の通知が家の住所に送られてくる。郵送で。紙使って切手はって。(今はメールになったかな?)

アメリカはある意味で自由の国。

自分ですべて選択する。

学校は私立かもしれない。

自宅で勉強教えるフリースクールかもしれない。

なので、あえて行政から個々の学校があなたが通う学校はここです。という優しい案内はないです。

そしてアメリカは、登録を忘れてしまうと、生徒の人数が多いとなると人数制限があるため普通に断られる。

ま、そういうことはめったにないと思うがあまりにも多いとクラスを増やしたりしないといけないし、先生の数も増やさなきゃいけないから、結構大ごとになるみたいです。5人くらい増えてもいいじゃん?と思うでしょ。あちらの先生というか、行政で決められてる子供の人数があるので、多すぎるクラスとかはないんです。

なので、このレジストレーションデイは大事です。

 

まず、長男が5歳でアメリカへ移住。

言葉が全くわからなかったが、むりやり親の意向で現地の幼稚園に朝から夕方までずっと入れさせた。毎日。夏休み中も。

長男は日本の幼稚園より過ごしやすいようで楽しんで通ってくれてました。

そこの幼稚園は5歳児に言葉を教えます。日本でいうなら、ひらがな習うみたいな?

そのおかげもあってか、現地の小学校を一年生から入った時ある程度の英語を理解でき、片言だが自分で言葉も話せれるようになった。

子供たちの言葉なのでちょっと違っても誰も不思議がらないし、周りのみんなも今から言葉覚えましょう。のスタートラインだったので毎日楽しく通うことができました。その時、やはり現地の学校に入れてよかった。と、思いましたね。

 

さて、小学校に通う前に準備するものがあります。日本も同じでしょうが、やはり持ち物リストが全然違います。

 

バック(リュックサック)指定なし

皆で共用で使う鉛筆1ダース、

個人用の色鉛筆、個人用のハサミ、

共同用のり3-4本、

個人用パステルマーカー、

個人用フォルダー(宿題や、学校からのお知らせ等を入れるため)

クラス用のコピー用紙、

クラス用のティッシュ

クラス用のハンドサニタイザー(消毒)

クラス用のテーブル拭く為の使い捨て消毒ペーパー

クラス全員が食べる10時のおやつ用のクラッカー(甘くないやつ)アメリカの学校は1年から3年生まで朝の10時におやつタイムがあります。

そして自分のお弁当を入れるバック(なくてもよい)

アレルギーがある子は大体お弁当です。うちの子はアメリカの給食が嫌いなためお弁当もっていきました。

以上。

水筒はいりません。学校に水飲み場があります。

これらのものを学校が始まる前に用意する。

そして、それらのものを持って行くのは重たいので、学校が始まる前に先生と最初に会う日、ミートアップデイ(meet up day)の日に親が持って行く。

ので、子供が毎日持って行くのは、バックパック(リュックサックの中にフォルダーを入れて登校するのみ。

びっくりですよね。

日本の子達は高級なランドセル、教科書、筆箱やらノート、上履き、体操服、下敷き、もちろん鉛筆、消しゴム、などなど。。。荷物多すぎるし、重いのと毎日時間割見て用意する苦労さ。。。本当、よく頑張ってます。

 

そして、当たり前ですが上履きありません。なぜならすべて土足ですので。

体育館でも同じ靴。

運動する際の体操服はないです。なぜなら日本のような体育ありません。

クラスでお着換え?絶対ないです。子供への性犯罪がないように、クラスでの着替えは絶対ないです。

体育という授業はないけど、とりあえず体を動かす時間はあります。

やることは、フラフープをつかったり、縄跳びを適当にやったり、この授業は遊びですね。体が(全体的に)大きい先生が受け持ったりするんです。

あと、自由参加で街がやるマラソン大会に出たりもします。あくまで自由参加です。成績に関係ないので出ない子多数。

授業は、英語、英語、算数、そしてコンピューターつかって言葉覚えたり、キーボードになれるための授業。音楽も時々。後はお絵かき。

日本と違うでしょ。

そして、まったく違うのが、毎朝、ショー&テル(show and tell)]があります。

それは何かというと、子供一人一人、家から好きな玩具やぬいぐるみ、写真などを持って行き、クラスの子供たちの前で説明する時間があります。

子供が大好きな絵本を持って行き、なぜ好きか?どこで買ったか?もらったか?

そして、クラス全員から質問大会。

何色が好き?好きなスポーツは?など色々です。

これは日本でも活用すべきですよ。

こうやってアメリカでは小さい時から必ず人前に出てプレゼンの様なことをするんです。

みんなが笑ったりせず、からかったりせず、必ず関心持たせて、説明を聞いて質問する。そして、必ず褒める。ここ大事ですね。

どんなものでも褒めるんです。

なので、社会に出ても堂々とプレゼンができ、アピールの仕方が上手。

そして、アメリカ人はほめ上手。今日は素敵な服着てるね。その色似合うね。とか。

このような授業を小学校一年からやります。

本格的な勉強が始まるのは3年生以上かな。

それでも、日本のような宿題ばかり出て大変。というのはありません。

宿題も最初のうちは親も一緒にやる宿題がほとんどです。

片足で何秒立てる?

枯葉を10枚以上見つける。

お家で片づけをする。

1から10まで数えてみる。など、そんな感じでした。

簡単でいいでしょ。

子供達にはまず宿題が楽しい。というのを植え付けていくんです。

学校から帰ってきて、今日の宿題やりたい!ママとやりたい!そしてすぐできちゃう。次のもやりたい!でもそれは明日ようだから今日はここまで。

もっとやりたい!のときは、枯れ葉10枚見つけるときは50枚まで見つけてくる。とかアドバンス的なことをしてました。そうすると自分はできる!と錯覚するみたいで勉強を楽しい。と思えることができて、学校も楽しく過ごせたようです。

私の子供達3人はアメリカの学校で育ったせいか、学校が嫌い。ということにはなりませんでした。

いじめは多少あるようです。ですが、いじめがあった際はとても大ごとになります。

いじめた子が親ともども呼び出され、徹底的に指導されます。

いじめをした子が悪いので、指導、もしくはカウンセラー受けます。

そして、あまりにもひどいと転校されるケースもあります。

いじめはされる人間が悪いのではなく、いじめる人間が悪い。加害者扱いとなるので成績、もしくは大学に入るときにも影響が出ちゃうほどです。

 

日本はここから違うんです。

いじめをする人間が悪い。いじめられる子は悪くない。という考えになぜならないか?

そこを一番最初に改善すべき名所ですね。色んな子がいて当たり前。色々な人種、色々な家庭、色々な人種、色々な家族。みんな一緒。というのを小さい時から受け入れていきます。

 

そして、アメリカの学校で最も違うのがESLがあります。ESLって?

第2言語を英語を学ぶ。母国語が英語じゃない子たちのクラスがある。

それだけ外国人が多いことです。日本人だけじゃなく、中国、韓国、ロシア、タイ、ベトナム、フランス、メキシコ、スペイン、などなど。。。

なので、必然的に多様性を学んできました。楽しいですよ。素敵な考えやモラルがあるので面白いです。

そのうち日本もそうなるのかな?

日本の学校、そろそろ変わる必要がありそうですね。でも、難しいかな?

 

はい、お疲れさまでした。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます!

 

次回は我が息子たち、アメリカで学んだレディファースト。です。これは日本の男性陣が読んでほしいなー。

 

see you !