伊勢神宮にて、神様と話をしていました。
『これからは、やりたい事をやりなさい』
そんな事を言われて、私たちは帰路につきました。
そしてその夜。
私は、持病が少し出て、なぜこんな持病が出るのか意識を合わせてみましたが、本当の理由はわかりませんでした。
そして、私はある夢を見ました。
ずっと、気になっていた人の本質を、見せてもらうという内容の夢でした。
過去に出会った人で、どうしてもその人の魂や本質が見えない事があって、それは今は知ってはいけないからという理由があります。
だから、まだ知ってはいけないのだろうなと思っていたのですが、それがようやく明かされたのです。
私は薄々、過去世の繋がりとかは想像していたのですが、内容もほぼ一緒でした。そしてなぜ今世でも出会ったのか、それも予想とほぼ一緒でした。ただ、これが本当であるとハッキリするのとしないのでは、随分と違うなと思いました。
やっぱり、確定してしまうと、あまりいい過去・関係性でない場合、いい気はしませんよね…。
終わってからこれほど年月が経ったのに、ようやく今知らされたわけを教えてくれました。
『もうすぐ、相手が、死ぬ。』
そう…なのか。
だいぶお年を召されているはずだから、寿命が近づいているのだと知らされました。
じゃぁなぜ、亡くなる前まで教えてもらえなかったのか。
それを説明してくださいました。
『お前を散々苦しめ、お前も恨んだ相手。
それを知った時、もうすぐ命が消えようとしていると思ったならば、今世でもお前を苦しめた相手を許せるだろう。』
そのように仰られました。
神様というのは、このように人の心をよく把握していて、このように考慮してくださるのですよね。
…
そして、持病の意味も分かりました。
この持病があったから、その人に見つからずに済んだのだと分かったのです。
何年かして、街中でその人を見かけた事がありました。
という事は、知らぬうちに私の事も見られていたかもしれないわけです。
でも、持病のおかげでそれを回避できたというのです。不便な事もたくさんありましたが、そのように裏では守ってもらっていたのですね。
…
全てがうまくできている。そんな風に知る瞬間です。
…
このように情報が開示され、私はどんどん身軽になっていくのだと思います。
知らない時には余計な同情や罪悪感もありました。が、それも全てを知らされた今、必要のない感情だと分かったのです。
いい人だと思い込んでいた人が、そうではなかった。そして本当に信頼すべき人は誰なのか。それも夢で教えてもらったのです。
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