第2話【怪盗団のリゾート計画】 | みこの冒険日記-リターン-

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怪盗団達は、リゾートを計画した。
マーキュリーロストから参加するメンバーが集まっていた。








ツバサ『後は誰が来るんだ?』








ヨシアキ『俺の知り合いも呼んだんだよ』








ヨシアキ『あっ、来たきた!マイさーん!』








猛獣使いのマイ。
サーカスでは、ライオンショーを披露する。
ヨシアキとルイのサーカス団時代の先輩に当たる。









マイ『ヨシアキ、ルイ。久しぶりね』








ルイ『げっ…マイさん(汗)』









マイ『何よ、ルイ』









ルイ『いや…別に。団長(ダン)は俺がサーカス団抜けたこと…何も言って無かったか?』









マイ『まぁ、あなたの師匠のテイジさんと言い若干呆れてた感じはあったけど、アングラマインとしては、ちゃんと通常通り活動してるわ』








ルイ『良かった~。なら、心置き無く怪盗団に居れるぜ』









マミ(サーカス団…アングラマイン。ね…)









ヨシアキ『マイさんは、俺が誘ったんだよ。そういえば、他のサーカス団は予定が合わなかったかな?』








マイ『そうねー。全員行っちゃうとサーカスが出来なくなるから、それはそれでまずいし(笑)』








その後、続々とメンバーが来る。
次に来たのは、いかにも海水浴に行きそうな面子。









ツバサ『お前らは…?』







リョウスケ『表の世界の住民だから、知らないかもだね。怪盗団は結構有名だから分かるんだけど…』







リョウスケ『水泳選手のリョウスケだよ』








ツバサ『いや、聞いたことあるぞ。水中の魔術師って呼ばれてる奴か』








リョウスケ『怪盗団のリーダーに覚えてもらってる何て光栄だね』








ツバサ『フッ…俺とて、マジシャンの端くれ。“魔術師”の肩書きを持つ奴なら大体把握している』








ヨシアキ『サーカス団のリボンの魔術師ミナミさんも知ってたもんね』








ツバサ『ミナミだけじゃないぞ。彫刻家…造形の魔術師ミオ、牧場のオリーブオイルの魔術師モコ、カジノのカードの魔術師カズヒサ、アイドルグループSPR5のプロデューサーの一人デジタルの魔術師ナオヒロ、パティシエ…クリームの魔術師ペコ。そういや、ペコと言えば前にチアキがな……』(ベラベラ








ヨシアキ『兄さんが魔術師に対してオタク並みに凄い(笑)』









リョウスケ『てか、そんなに魔術師いんのね(笑)』









ツバサ『…って、ことがあったんだ。あいつはスイーツのことになると人が変わるらしくてな。スズメバチもさぞや苦労していることだろう』









スミレ『団長。ヨシアキさんもリョウスケって人も、殆んど聞いてないわよ(笑)』








ツバサ『むっ…一人で語ってしまったか(汗) まぁ、詳しい話は本人かスズメバチに聞け』








リョウスケ『別に聞きたくないけど…チアキとスズメバチって闇の世界の殺し屋でしょ?(汗)…気が向いたらね(笑)』










ツバサ『おっと、済まない。紹介を続けてくれ』









リョウスケ『ああ。この子達は、俺と同じスイミングに所属しているメンバーだよ』









?『グラビアアイドルのナツミです』








?『スイミングのココです!』








?『同じくヒロカです』








?『僕はコウキ』








?『私はレイカ』








?『…ナナミだよ。よろしくね!』








ナナミ『ねぇ、ツバサお兄ちゃんとヨシアキお兄ちゃんだよね?』









ツバサ『…?俺たちを知ってるのか』








ナナミ『私…孤児院の子供なんだよ』








ツバサ・ヨシアキ『…なっ…!?』









マミ(へぇ~)








ツバサ『孤児院だと!? お前何か、されなかったか!?』








ナナミ『ん…何かされるって?』









ツバサ『いや…例えば変な薬を飲まされたりとか』








ナナミ『変…なのかな?健康管理のお薬の時間ならたまにあるけど』








スミレ『団長…(ボソッ』








ツバサ『ああ…謎の組織の薬で間違いないだろうな。院長は子供には隠し通すつもりらしい』








ツバサ『いいか?院長には気を付けろよ』








ナナミ『気を付ける…?院長先生もママ先生もいっつも遊んでくれてて優しいのになー』








ツバサ『ママ先生…?』








ナナミ『そっか。その時はツバサお兄ちゃんとヨシアキお兄ちゃんはまだ居なかったんだね』









ヨシアキ『うん、俺たちも孤児院の出身だけどだいぶ前に出たよね。兄さん』








ツバサ『ああ…あの時は色々あったからな。ナナミは俺たちのことを院長から聞いたのか?』








ナナミ『写真はまだ置いてあるし、院長先生も心配してたよ』








ツバサ『そうだったのか…。俺たちはお前ら孤児院の子供が心配なんだが』








ツバサ(何せ投薬実験と大消滅ロストを暴いて阻止を試みた、レジスタンスを組織したジン達は謎の組織に消されてるからな…)








ナナミ『私は…大丈夫だよ?』









ツバサ『そうか。それなら良いんだが』








ツバサ(やはり謎の組織を倒さんとのんびりバカンスという訳にもいかんのか…)








ツバサ(…考えても仕方無いか。奴等の力は強大だ。今は誤解が無いように振る舞おう)








ツバサ『そう言えば、孤児院から出れるんだな』








ナナミ『スイミングの人たちとリゾートに行くって言ったら、良いよって言ってくれたんだ』








ツバサ(なるほど。そういうことに関しては許可しているのか)








ツバサ(院長と謎の組織の関係性が今一よく分からん…)








次に来たのは、とある書道家。








ミライ『リゾートの待ち合わせはここでしょうか?』







ツバサ『お前は確か…マーキュリーロストの国宝ミライ!』







ミライ『えと…怪盗団でしたっけ?それから、まぁ沢山の方がお揃いで』








そして、スミレはミライと一緒に来た女性に目を向けた。








スミレ『あなたはカジノの…トリックショットのチヅルね』







チヅル『あなたは確か、だいぶ昔にヤヨイちゃんを勧誘にカジノに来てたわね』








スミレ『ええ。ヤヨイは、リゾートに来れないんだけど…』








?『私は知らないかもしれませんので、一応自己紹介を…シオリです。司書をしています』








ミライ『私を紹介してくれた小説家アキヒコさんの知り合いの方で…』








シオリ『アキヒコは、次の作品投稿があるので来れませんが』








スミレ『そう。んー、多分これで全員ね』








スミレは、数を数えるとそう言った。








ツバサ『殆んど知らん奴だが…まぁ、気にすることは無い』








チヅル『国宝ミライからすれば、闇の世界の住民と行動する点で、どうかって感じですが…』









ミライ『まぁ、構いませんよ。ゲームマスターさんとならチラチラ会話したことありますし』









マミ(確か、エクセリオンへの遠征の件だね…)









ツバサ『で、惑星プールへはどうやって行くんだ?』








マミ『おっと、それなら僕に任せてもらおう!』









ブーン!
ゴゴゴッ!!









ツバサ『何だあれは…』









巨大な飛行機が出現した。








マミ『僕がリゾートに備えて発明した、異世界を往き来する飛行機だよ。旅行気分を味わえるね(笑)』








ツバサ『さすがマミだな…』









マミ『フフ…これでも天才発明家だからね~』









ヨシアキ『早速乗ろう!』








皆は乗った。
その中に一人…隠れて飛行機に乗った者がいた。









?(リゾートデートしちゃうのおぉっ!?)







その者の名はタカオ。









タカオ(リア充は楽しそうにしてるな、ほんとぉっ!? んんんーっ…教育的指導おぉぉぉっ!?)














次回へ続く!
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