これでダメなら
諦めて下さい!


一昨日から北海道の道央各地、
千歳や札幌に多く熊が目撃されている。

大きな街の札幌であっても、
すぐそばにはヒグマの住む豊かな自然が広がっている。

今回札幌市中央区で目撃されている地区も
すぐそばに円山原生林があり、
大昔からのそのままの自然がある。

自然があるということは、
北海道民の私にはヒグマ生息地であること。
今までは必ずしもイコールではなかった。

ヒグマ出没の話しというものは、
例えば大雪山や知床、そんな奥深い山奥の話でしかなかった。

今でもである。

でも、そろそろそんな考えは改めなければならないかもしれない。

折しも、先日JR北海道の特急に乗った時。
前席の背もたれ備え付けの車内誌の特集がヒグマについて書かれたものだった。

今のヒグマ達は、古来より人々のそばにいたようなヒグマ達とは違い、
人間を恐れなくなっているという。

人間を恐れない世代にヒグマ達も世代交代をしているとのこと。
人間を見ても逃げ出さず、逆に興味を持って近づいてくるという。

ヒグマと遭遇した時は、目を合わせたまま、背中を見せずに後退りし距離をとって逃げるようにと教わっているが、
興味を持って近寄ってくる熊には、
どうしたらよいのだろうか。

どちらにせよ、
慌て騒ぐことは命取りだろう。

北海道先住民のアイヌ語では、
よいヒグマを キムン・カムイ 『よい山の神』と呼び、
人の味を覚え、害をなすヒグマを
ウェン・カムイと呼び、人間しか食べられない罰を神様から与えられた熊だから捕殺すべきとした、と車内誌に記載があった。

ヒグマ達を害のあるものにしてしまうか、
豊かな山の神にするかは、
隣人である私達の一つ一つの行動によるものになる。

今一度、
熊達に寄り添った生き方をも考えてみるべきかもしれない。


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