ここ数年で一番の衝撃だと思う




















父は母を大好き
父≠かわいそう
母≠なりたくない人ナンバーワン
週末、母が外出したのを見計らい
わたしが父に怒りをぶつけた後に
それは判明した
自分勝手の真骨頂の母
それにひたすら耐える父
わたしは、母のような人になりたくないと思っていて
わたしは、父のようなかわいそうな人になりたくないと思っていた
なので、
かわいそうな父を一人にするは、残酷なことだと思ってた
だから、
わたしが家を出る=父を捨てる
わたし=残酷な娘、ひとでなし、親不孝者
と、思ってた
週末、わたしが母への怒りをぶつけた時、父も母に対する怒りを吐き出し、人との付き合い方についての話になった
なんだか違和感を感じて
思い切って、勇気を出して
わたしは父に言ってみた
「お父さんは優しいけどさ、わたしはシビアなタイプだから、我慢の限界になると、容赦なく斬り捨てるよ(それが例えオカンでも)」
ちなみに、その時は
普段は無口だが、酔っ払っており饒舌な父
、わたしはシラフ
すると父は言った
「うぅぅぅぅ…お父さんは、どうしても、オカンだけは…ぅぅぅぅ…捨てれない
オカンだけは捨てれない」
(…は?∑(゚Д゚)←わたし)
父「オカンだけは、捨てれんのんじゃー」
(オヤジ、二回言ったよ?)
さらに
父「けど!けど!お父さんは、おまえの一番の応援者だから!お父さん、人脈も広いしサポートできる体制にあるから!オカンにどんどん抵抗していい!全部否定していいからな!」
わたしへのフォロー??
あっ、どうもありがとう…
複雑な想いのまま
「そう…じゃあ、わたしは安心して、これからはわたしの人生を好きなように生きるからね。」
と、おやすみを言って
複雑な気持ちのまま
自分の部屋に戻って
この複雑な感情がなかなか受け止められず
2日間、泣き通す
まず、一つ目
あんなに母への不満を持っていた父は
母のことを本気で嫌いではなく
むしろその逆
母のこと、大好きなんじゃね?
二つ目、
ってか、父、全然かわいそうじゃなくね?
三つ目、
自分勝手の真骨頂の母、愛されてる女じゃね?
2日間、泣き通してみたら
さらなる衝撃の事実に辿り着いた
かわいそうと思ってた父→幸せ
自分勝手の真骨頂の母→愛されてる
わたしが
あんな人になりたくないと思ってた父と母…
あの二人のように、ならないようにがんばってたわたし
あの二人のような、夫婦になっちゃダメだと思ってたわたし
わたしの旦那さんには、あんな父のように
かわいそうな想いをさせては絶対ダメだと
思ってたわたし
父の本音を知って
自分勝手の真骨頂でも愛されてる母は
わたしが、そうなりたくない人ではなく
ありのままで愛されてる代表選手、それが母
わたしが最もそうなりたい人だった
(まじすか
)
オカンのようになりたくない
父のようになりたくない
わたしの旦那さんには父のようになってほしくない
その気持ちがあることに気づいて
オカンのようになってもいい
父のようになってもいい
わたしの旦那さんが父のようになってもいい
これ、フラットな状態に戻す手段として口に出してたけど
手段のための言葉が
本気の願望になっちゃってた
これが魔法の言葉、といわれる所以か?
と、いうことで
あんなに悩んでたわたしの問題は
全く問題ではなく
わたしの本音が、父の本音を引き出し
まさかの惚気話を聞く羽目になり
あぁ見えても
父も母も、幸せらしい
と、いう事実を知る
…もう、泣いてないです
ってか、もう、泣けない…
夫婦って…
夫婦って…
わけわからん
夫婦になったことないから、わからないけど
「夫婦とはわけわからんもの」
と、いうことは、よくわかった
まさかの展開
ここ数年、一番の衝撃
でした…
夫婦って、わけわからん
