今日は、楽しかっただけじゃなく
愛を感じた日でもありました。

とっても特別な日になったから
ちゃんと書いておきたい。

今日会った友人が
伝えてくれた
私の大切な人からの
メッセージ。

当時、ドン底だった私を
私の大切な人は
ちゃんと気づいてくれてたこと。
ちゃんと見てくれてたこと。


数年前、その人から私は
「これからは、それぞれの
道を歩いていこう」
と、言われた。

私は、捨てられた。
私は、見放された。
私は、ひとりぼっちにされた。
私は、とっても寂しかった。

もっと私が成長すれば。
もっと私ががんばれば。
もっと私が大人になれば。
その人と再び、笑い合ったり
喜びや悲しさを分かち合ったり
また同じ時を過ごせるはず。
私の努力が足りないだけ。


けど、本当は心のどこかで気づいてた。

その人は、私の所には
きっと戻ってこない。
もう、あんな時は過ごせない。
その覚悟があるから、私に
ちゃんと別れを伝えたこと。

でも、それが認めたくなくて
努力を重ねた。
けど、努力すればするほど
頑張れば頑張るほど
虚しくなる。

行き場のない虚しさは
「許せない」
という、歪んだ形になった。

けれど、それすらも
私は認めることができずに
その人の顔を見ることも
その人の話題を聞くことも
辛くなった。

大切な人なのに、許せない。
大切な人を許せない人にした自分が
嫌でたまらなかった。
私をそんな気持ちにさせる
その人もますます許せなくなった。

だから、私は
自分を守るために壁を作った。
その人との間に壁を作った。
その人との間だけの壁は
どんどん大きくなって
私は自分で作った壁に
いつの間にか囲まれていた。

これ以上、傷つきたくない。
これ以上、嫌いになりたくない。
これ以上、寂しい想いをしたくない。
壁の中にいれば大丈夫。

自分が安心したくて作った壁。
私が選んだこと。
傷つくことも、嫌いになることも
減ったけど、
寂しさだけは、増えていく。
寂しさは容赦なく
どんどん大きくなっていく。

周りにバレないように
上手くやり過ごしてた。
自分も誤魔化せてた。

けど、その寂しさを
見抜いた人が表れ、
限界に達してた寂しさは溢れ出した。
溢れたものは、もう戻らない。

私は一つずつ
自分の感情と向き合っていく
作業が始まった。

それから数年たって
今、こうやってその人の愛情を
素直に受け取れるのは
自分の感情と向き合ってきて
自分で自分が選んだ道を
歩けているからだと思う。

その大切な人と別れた時、
他人で大切だと思える人
ここまで好きだと思える人は
二度と現れない。
と本気で思った。

けど。
今は、こうやって
大切にしたい好きな人も
ちゃんとできてる。

その大切な人は
私の中からいなくなることなく
「特別な人」に姿を変えて
私の中にちゃんといる。


あの時、覚悟を伝えてくれて
ありがとう。
あの時、寂しい想いをさせてくれて
ありがとう。
あの時、ちゃんと嫌いにさせてくれて
ありがとう。
勘の鋭い私が気づかないように
ひっそりとずっと気にかけてくれて
ありがとう。

今は、感謝しか、ありません。
今なら、真っ直ぐに
その人の幸せを願える。
今なら、真っ直ぐに
その人が歩く道を応援できる。

そう思えたら、
私自身が幸せになることも
今の私が大切にしたい好きな人を
好きでいることも
自然に許せた。


数年前には
想像もできなかったことが
現実になって
数年間、わからなかった答えが
見出せた。

私はちゃんと愛されていたし、
私はひとりぼっちじゃなかった。
私は幸せだった。

出会えて、同じ時を過ごし、
様々なことを分かち合い、
辛かったことや
悲しかったこと
しんどかったことも
感謝に変わった。
宝物になった。

ここに至るまでの
道のりや出会いも
心から有難く感じる。

私一人では
決してここまで来ることは
できなかった。
私はひとりぼっちじゃなかった。

本当にありがとうございます。
私は、幸せ者です。

今はわからなくても、
今は見えなくても、
今は怖くても、
今は不安でも、
今は寂しくても、
一緒に歩いていけばいい。
きっと、大丈夫。


今日は
過去の幸せを受け入れ
今の幸せを感じ
次の幸せへ踏み出す勇気が
持てた日になりました。