今でこそBLBL言ってる私ですが、もちろんこれまでにはいろいろなジャンルの映画やドラマなどの映像作品を観て来ました。
という事で、今回は「#わたしを構成する映画3選」をご紹介したいと思います。
最初の作品はこちら!
台湾で2015年に公開になった(日本では2016年)「私の少女時代 -OUR TIMES-」です。
「わたしを構成する」と言いつつ、比較的最近の作品である「私の少女時代」。
しかし、この作品で描かれているのがまさしく私の少女時代である1990年代なのです。
舞台はもちろん台湾なのですが、当時日本の文化が台湾ではとても人気だったようで、台湾の同世代の人たちとタイムラグなく同じ時代を過ごしていたのです。
予告映像↑でも言われているように、「ケータイもネットもない」私の少女時代でありました。
映画同様、私の少女時代の恋は成就する事はありませんでした(だけど映画では…)。
今はもうその恋に対してどうこう思う事もなく、ただ時々ふっと思い出しては苦い気持ちになったりする程度ですが、それも間違いなく「今の#わたしを構成する」気持ちだと思います。
↑数年前にiTunesでこの作品を見る事が出来たのですが、今はまた見られなくなっております…。
☆レンタルはTSUTAYA DISCASで出来るようです!
主題歌である「小幸運」は台湾で大ヒット!
私もよく台湾で耳にしました。
聴くだけでこの映画を思い出して泣ける…。
お次の作品はこちら。
馳星周原作である「不夜城」です。
この映画を初めて観たのは物語の舞台でもある新宿歌舞伎町にあった映画館でありました。
映画を観終わった私はたまらず歌舞伎町を奥へ奥へと進んで行きます。
すると、まさにこの作品同様の世界が拡がっており、気付けばそこでは誰も日本語で会話していませんでした。
主人公である劉健一のように「この先へと進んで良いのだろうか…」と思いながら歩き続け、ようやく山手線の駅に出て来た時には心底ホッとした事を覚えています。
その後も金城武さん主演であるこの作品を何回も観る事になる私(各配信サイトで配信中です)。
美しくも破滅的な健一と夏美の恋は始まり同様終わりを告げるのも突然でした。
そんな「不夜城」ですが、私はもちろん原作小説の大ファンでもあります。
「不夜城」には上海や北京、香港、台湾、など出身地別に構成されたマフィア(表向きは堅気のビジネスをしている場合も)が登場するのですが、まず当時の私にはその地名や国名を聞いても「?」と思うほど無知でありました。
当時は香港が中国に返還される事が大きな話題だったので、さすがに香港ぐらいは「何となく」わかりましたが(同じぐらいの時期に「恋する惑星」を観ていたし)、それ以外はちんぷんかんぷん。
台湾についての知識もほぼゼロ状態という有り様…。
しかし、不夜城はそんな私に中国語の読み方(登場人物の名前にカナが振ってあった)を覚えさせ、「台湾には台湾語というものがある」という事を教えてくれたのでした。
特に(人名だけではありましたが)中国語の読み方を覚えられた事は後に台湾に行き始めるようになった時に役に立ちました。
台湾語に関して言えば、歌舞伎町の台湾派閥のボスであった楊偉民が台湾人と日本人のハーフである健一に台湾語を教えなかったという事を当時はピンと来てませんでしたが、台湾語と中国語は確かに「英語とフランス語ほど違い」、楊偉民が健一を本当の身内として扱っていなかった…という事がよくわかるエピソードであります。
まぁ、それは今だから言える事であり、当時は本当にピンと来ていなかったわけですが…。
そう言ったあれこれを抜きにしても、主人公劉健一が様々な事に巻き込まれ、どん詰まり中のどん詰まりに行き着いてしまうこの作品は、当時の私の心情にも非常にフィットしていたのでありました。
ラストはこちら。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のコメディ映画「ジングルオールザウェイ」です!
何だかんだ言ってやっぱりコメディ作品が大好きな私。
毎年クリスマスには必ず観るこの作品はアメリカのコメディならではのめちゃくちゃ加減が面白い!
ストーリーも単純明快。
息子へのクリスマスプレゼントを用意し忘れていたハワード(シュワルツェネッガー)がそのプレゼントの超人気おもちゃを手に入れるために右往左往…という物語です。
全編を通して流れるスタンダードなクリスマスソングも最高!
今や何度も見過ぎて内容(って言うかセリフも)は覚えてしまっているのでBGM的に流したりもするほどなのでした。
いつかはアメリカでクリスマスシーズンを過ごしてみたいなぁ。
以上、「#わたしを構成する映画3選」でした!
自分でも見事にバラバラのジャンルを選んだなぁ…と呆れております。
私の人格って一体…。