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美術館や博物館のような場所でのもう1つの楽しみはミュージアムショップや併設されたカフェだという方も少なくはないと思う。
私ももちろんその1人であり、その場所が自分にとって興味深くて楽しい場所であったなら尚更、そこへ立ち寄らずにはいられない。
長谷川町子美術館・記念館では購買部・喫茶部という名でそんなスペースが作られていた。
以前、まだ美術館だけだった頃はチケット売り場の傍にごく小さな売り場しかなかった。
それでも、そこで購入したサザエさんとカツオくんのソフトビニール人形貯金箱は可愛くてずっと大切にしていた。
これは私のオタク的こだわりなのだが、アニメ「サザエさん」のグッズではなく、漫画の絵をモチーフにしたものが欲しいのだ。
購買部が出来、そんなグッズもどんと増えていたが、驚かされたのはそのセンスの良さであった。
ぜひ、この↓通信販売部のページを見て頂きたい。
…ね?ね?ね?
めちゃくちゃ素敵なのである。
購買部は後から見まくるとして、とりあえず喫茶部で一休みする事にした。
*なお、美術館でチケットを購入すると喫茶部で使える¥100の金券が貰えた。
↑飾られているポスターももちろん購入可(通販部でも可)。
喫茶部のメニューはこんな感じ(少し見にくくてスミマセン)。
↑長谷川町子さんは毎日ハーフカットのパパイアを食べていたのだそう。
それにちなんでドライパパイア推しなのである。
↑「お飲み物をご注文のお客様は『閲覧用』書籍を自由にお読みいただけます。」
今度はゆっくり過ごしたいなぁ。
席に着いて注文したものの到着を待っていると、レジカウンターからスタッフさんの「カツオくん!」「ワカメちゃん!」という声が。
何と番号札代わりに登場人物の名前の札を渡され、用意出来るとその札の人物の名前を呼んで知らせてくれるのである。何ともユニーク。
↑ドライパパイアが入ったパパイアソーダとおためしドライパパイア。
↑ほうじ茶(ドライパパイア付き)。
お茶とドライフルーツって美味しいよね(台湾に行くようになって知った組み合わせ)。
また、このドライパパイアの豆皿が可愛くてね〜!
思わず「どれを買って帰ろうかな…」という事ばかり考えてしまう、相変わらず欲深な私であった。
*長谷川町子記念館購買部での購入品については後日別記事にて。
購買部でフィーバーしまくった後(ただし、通信販売部でも購入出来るので保留したものもあるが)、とても楽しかった長谷川町子美術館・記念館を後にした。
Sさん、夫よ、付き合ってくれてありがとう。
↑チケットやパンフレットもかわいい。
長谷川町子さんの美的センスと才能を存分に味わえる場所である。
桜新町ではもう一ヶ所行きたい店があった。
そこをサザエさん通りをぶらぶら歩きながら目指す。
↑あらゆる場所に長谷川町子作品のキャラクターが潜んでいる桜新町。あ〜、羨ましい。
サザエさん通りを抜け、駅前の通りまで出たら、左折してそのまましばらく道沿いを進む。
前夜「明日桜新町へ行くなら」とJolieさんが教えてくださった「タケノとおはぎ」に到着した。
「タケノとおはぎ」は「お、あそこかな?」と遠目からでもわかるほど、列が出来て賑わっている。
↑わかりやすい看板などはないが、賑わってるのですぐわかった(場所もわかりやすい)。
↑おはぎ屋さんだからつぶあんやこしあんやきなこはわかるとして…「花ツツジ」?「散歩道のライラック」??「ココナッツとレモンピール」???
あぁ、期待が高まる。
ようやく入れた店内には美しいおはぎが…!
どれにする?どれとどれにする?と、夫と相談するもののやっぱり全部気になる!
と言うわけで、「1つずつ全部ください」。
*購入時に店員さんが「本日中にお召し上がりください」と…。
帰宅は深夜になる予定のこの日。
日付が変わる頃、わが家では深夜のおはぎパーティーが開催された。
購入したおはぎはこちら!
↑箱に封をするマスキングテープは数種類から選ばせてくれた。
↑ぐっちゃぐちゃに崩れてたらどうしよう?と思ったが、意外と崩れてなくて(ココナッツが若干飛び散ってるが)良かった。
味はどれも基本的には「おはぎ」(いや、良い意味で)。
さすがにココナッツとレモンピールはココナッツとレモンピールの味がするが(当然)、おはぎの域を変にはみ出してないのである。
また、どれも上質な餡が使われており、品の良い味だった。
見た目もずっと飾っておきたいぐらい美しい…。
夜中におはぎ4つ(7個だったので私は4つ食べた)も食べるなよ!って感じだが、はっきり言ってこんなの100個だって食えるっての!
いやはや、本当に色んな意味で驚かされた「タケノとおはぎ」であった。
Jolieさん、ありがとうございます。
駅の近くにあったスターバックスで休憩した後、Sさんと別れてホテルに戻る。
さぁ、空港に行く時間が来た。