■ストレングス・ファインダー、何度も受ける必要はある? | 安東美紀子 の Life is...

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夫婦カウンセラー安東美紀子のブログです。
渋谷区・参宮橋にありますカウンセリングルーム『Life Design Labo』で夫と夫婦カウンセリング・コーチングをしています。
美味しいものが大好き。
心理学やコーチングネタから、日々のつれづれまでを書いています。

 

こんにちは、安東美紀子です。

 

今週末は、ストレングスセミナー!ということで、

普段は放置し過ぎなこのブログも、ちょっと活用していきたいと思います。

 

ストレングス・ファインダーはじめましての講座を開催すると、

毎回必ずいただくご質問。今回もいただいているので、先にお返事書いちゃいますね。

本講座内でもお話はしますけれど。

 

「ストレングス・ファインダー前回受検から数年経っています。受け直すべきですか?」

「今回2回目の受検ですが、少し変化がありました。どちらの結果を扱えばいいですか?」

 

というもの。

 

gallupが出しているいくつかの表現としては、

 

”数年経って受検しても多くの方の結果はtop5の内3つは変わらないというもの。

そして、top5に入っていないものも、上位には残っているものです。”

 

というようなこと。

 

 

 

ここから先、私見です。

他のストレングスコーチはちょっと違うことを言う人もいると思いますが、

カウンセラーという私のバックグラウンドも含めてこの考え方に至っています。

 

 

ストレングスファインダーの結果で見えるものは、

先天的なものと、後天的なものが合わさっています。

なので、多少の変化はあるものなのですが、

 

その変化以上に、

私達の潜在意識は強いもので、

また、各資質をフラットに捉えられている方って、そういません。

 

つまり、

一度結果を見てしまった後は、

 

「あ、この質問に答えると、『活発性』って結果が出るな」

とか、

「前回『自我』が上位だったけれど、あれって私活かせてるかな」

とか、

「『最上志向』は私そのものを表す資質だな」

とか、

「カウンセラーには、『共感性』が大事だよね」

とか。

 

 

意図が入りがちなんです。

 

残念ながら質問は毎回同じということもあります。

 

質問数や、質問のとり方で、かなり無意識に返答できるように工夫されているらしいテストですが、

私達の意図もなかなかです。

 

かなりの方の個人セッションをしましたけれど、

最初っから、ご自身の結果に納得感を持って、

すごく気に入っている!!って方って多くなくて、

 

特に、もう一回受けてみようかな?って思う時って、

 

前と何か変わっているかも?って、期待を含む時の方が多いんですよね。

もちろん純粋な好奇心がほとんどだと思うんですけど。

 

この辺りの理由で、

経年の変化よりも、

心理的な期待が作用してしまうので、

私は再受検はオススメしていません。

 

もし、

10年前の結果だし。その間に結婚して、こどももできて、転職もしたから、

やっぱり変化していると思う!受け直したい!

って場合、

また、もちろんそんなにいろいろとライフイベント挟んでいなくたって、

再受検、全く問題はありません。

できるだけ資質を意図せず、素直に回答するだけですね。

 

 

 

再受検よりオススメなのは、34資質をアップグレードしてみること。

結局過去にtop5にあったものは、なくなるんじゃなくて、上位の中で変動することが多いので、

全部自分の強みになりうる資質だと見て、

育てていくといいかな。と思います。

 

 

 

今回すでに2つの回答を持っていて、

どちらにフォーカスしたら良い??という方、

私の回答は、

自分が気に入ったほうをメインに置いて、

そこに入っていないもう一方の方にある資質もサブとして、上位資質扱いしてみてはどうでしょう。

 

どちらにも思い入れはない、という場合は、新しい結果を扱ってみる。

 

※いずれかのテストを受けるときに、”こうあらねば” と思っていたならば、

より自由に素直に受けられたテストを採用すると良いと思いますが

それもまた難しい質問ですよね。

 

 

ストレングスファインダーの結果は、受け取って終わるものではなくて、

始まりなので、

スタートラインにはピンとくる資質をメインに置いて、

その資質たちの育て方の方がとっても大事。

その他の上位資質たちは、とりあえず認識をして、

あ、実は”ある”のかもな〜と、意識しておくことからがスタートですね。

 

 

あとは個別案件なので、つかまえて聞いてくださいね。

 

 

 

ではではっ。