最近、パリでこんなステキな街角アートに出会いました。
私が時々行くマレ地区にて。
私は通りの反対側を歩いていたのですが、郵便ポストに描かれていたこの絵。
なんだかとっても気になって近づいてみると。。。
この方はシモンヌ・ヴェイユさんでした。
日本語でも自伝が出ているかもしれませんが、フランスで最も敬愛されている女性の一人です。
数年前にお亡くなりになりましたが、アウシュヴィッツ収容所からお姉さんと生還なさり、ご結婚後子育てをしながら治安判事の資格を得たのち、男女平等とは程遠い70年代からすでにいくつかの大臣を務められました。
人工妊娠中絶の合法化を、猛烈な批判を浴びつつ可決させ、女性解放の道を切り開いた方でもあります。
こんな感じで郵便ポストに描かれています。
どんな方がどんな思いで書いたのでしょうか。
すごく似ています!
晩年テレビで何度かお見かけしましたが、凛としていて、それでいて家庭的な暖かさと優しさ、そして大きな愛と力強さを感じる方でした。
もう神様次元の天国に居そう😙
本当ならば二度と訪れたくないはずの収容所にも孫たちを連れて行ったそうです。
「これからの女性は、本当の自分を伸び伸びと軽やかに、
思い切り自由に表現して行くのよ〜!」
と言っているかのように感じました。
そうします、シモンヌさん 笑