こんにちは!

 

今日からブログを始めました。

たくさんある中からここにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。

 

私はフランスのモー(Meaux)というパリから東へ60kmほどの街に住んでいて、ここからほぼ毎日電車でパリまで通っています。ちょうどいい田舎度で車窓からはマルナ川や森、小麦畑が見えていつも癒されています。

 

今日はそのモーをほんの少しですが、ご紹介したいと思います。

遠出が難しい今、ちょっとした旅気分を味わっていただけるかな。

ちなみに今日のモーは猛暑です💦 

 

ベルサイユ宮殿、パリ、南仏、モン・サンミッシェル、ロワールの古城。フランスにはたくさんの名所がありますが、ガイドブックに載っていない小さな村や街にもいかにもフランスらしい風景がたくさんあります。

個人的にはそんななにげないの暮らしの情景が好きです。

このモーはもちろんマイナーですが、日本人の私にとってはたまに「お〜」と思えるいう発見があったりします 笑

 

チーズ好きな方にはお馴染みだと思いますが、モーはあのブリ・ド・モーの産地です。直径40cmくらいなので、初めて見たときは想像以上に大きくてびっくりしました。日本では超薄切りサイズしか見たことがなかったので。

 

こんな感じ。近所のチーズ屋さんにて。

 

モーの歴史は意外に古く、ケルト人がマルナ川を取り囲むように住み着いたのが始まりだそうです。3世紀に入りキリスト教が受け入れられるようにり、ここでモー最初の司教が誕生しました。

そんな古い時代から続く街なので、いまも掘るとたまに色々出るようです。

旦那さんの友人がまだ建設中のマンションを買ったときの話。

その人は地下の駐車場も込みで買ったのですが、工事の途中で何か古いものが出たらしく結局地下駐車場の建設は中止になり、その人は100m先に駐車場だけ別に借りるハメになったそうです。なんかギリシャみたいですね。きっとフランスに限らず、ヨーロッパにはそんなところがたくさんあるのだと思います。

 

そして街のシンボルはやはり、大聖堂。

私は時々ふっと気が向くとご挨拶に行くのですが、落ち着いていて、とても平和的な空気を感じます。

教会や大聖堂はフランスにはたくさんありますが、モーの大聖堂なかなか有名なんですよ。正式名称は「サン・エチエンヌ大聖堂」

Cathedrale de Saint-Etienne de Meaux 

 

家のテラスから見た今日の大聖堂。

一番奥に見える高い建物です。下に見えるのはマルナ川。

 

工事中で正面が見えなくてちょっと残念。

 

こちらは横の写真。左下の見えるのが入口。

 

1175年から建設が始まり、途中100年戦争があったりで、終了は

1540年。中断したり再開、破壊、その繰り返しだったのでしょね。

 

ステンドグラスや庭園の写真も撮ったのですが、ブログにうまく載せられません。。。なにぶん初心者なので。研究しておきます😄

 

こちらは裏にあるボスエ庭園 Jardin de Bossuet

名前の由来はボスエ司教。

フランス人なら割と誰でも知っている歴史上の重要人物です。

聖職者、作家、教育者とマルチな活躍をなさった方で、ルイ14世の長男の

家庭教師(といっても帝王学や教養などの王になるための教育をする超重要任務)、そして1681年〜1704年の死去までモーの司教でした。

ボスエさんは現在もこの大聖堂に眠っています。

 

意外に慎ましやかな、ボスエ通り。でもこの通りもなんか好きです。

庭園にはこちら側からも入れます。今日は暑すぎて人通りもまばらでした〜。

 

通りの先に、こんなの見つけました!

だいたい絵で想像つくかともいますが、コロナくん対策についての掲示。

ざっと説明すると、

 

1、まずは手洗い、ブリ・ド・モーはそのあとで食べよう!

 

2・公共の場ではマスクしてね、でもヘルメットはなし。

 

3・ブリ・ド・モー3個分の距離を保ちましょう。

    

可愛いね、この注意書き。守ろ〜と思っちゃいます。

もちろん私は実践してますよ。

 

というわけで、今日はこんな感じで。

モー探索、まだ続きます〜。