250曲以上のオリジナル曲から人気上位100曲を4日間にわたって披露する「リクエストアワー セットリストベスト100」を1月21日から開催するAKB48。

チケットは売り切れ、全国24カ所の映画館でこのライブを生中継することも話題だが、"糞運営"と評されるAKB48運営が今度は、研究生を稼動させての"在庫整理"握手会を開催したという。事情を知るAKB48劇場通い4年の"古参ヲタ"は次のように明かす。


mikiのワイドショーBLOG

『AKB48の海外旅行日記』光文社

「昨年7月にパリで開催された『ジャパンエキスポ2009』、9月にニューヨークで行われた『NYアニメフェスティバル』、10月にカンヌで『国際テレビ番組見本市』と、最近の海外でのAKB48の模様に迫った書籍『AKB48の海外旅行日記 ニューヨークとカンヌって近いんですか?』(光文社)が昨年12月9日に発売され、秋葉原のドン・キホーテ5階に新設された『AKB48 SHOP』に、大量に陳列されていました。

このSHOP限定の特典写真も付いていたため発売当初は売れていたんですが、さらに売れると見込んだのか運営側が大量にこの本を仕入れ、1月に入ってからは完全に在庫がダブついていたようです。

そんな中、今月16日の研究生公演で急きょ、この書籍を研究生の握手付きで手売りすることが発表されました」


16日の研究生公演は、通常公演としては8期・9期の研究生の初お披露目となる公演だった。

昨年12月には、8期研究生が10人もまとめて解雇される"AKB48事業仕分け"が行われるなど、研究生の扱いについては「雑すぎる」「人間扱いされていない」など、疑問を呈する声も多い。

前出の"古参ヲタ"は次のように続ける。


「今まで特別公演にしか出演していなかった9期生までフル稼働して、握手会を2回行いました。

これについては批判の声も少なくなかったんですが、アイドルヲタは悲しいぐらいに新しいモノ好き。

9期生に顔と名前を覚えてもらおうと、必死でガッツいていました。

"認知厨(メンバーに認知を求めるヲタ)"がループしたおかげで、書籍は飛ぶように売れ、一人で10冊抱えているヲタもいましたね。

表向きは9期生デビューを記念した握手会ということでしたが、これは明らかに『AKB48の海外旅行日記』を在庫整理するための言い訳ですよ。

"言い訳Maybe"(たぶん言い訳)ではなく、"言い訳Must be"(言い訳に違いない)ですよ」


正規メンバーではなく、研究生を稼動させて在庫整理の握手会を行ったのは、まさに"AKB商法"の本領発揮。

将来に夢を抱き、けなげにファンと握手する研究生たちが、大人のエゴに染められないことだけを切に願いたいものだ。


(引用 日刊サイゾー)