先日、「観光地としての三木市の潜在力」という記事を書きました。観光政策は、交流人口(その地域に地域外から訪れる人で、旅行者や短期滞在者などのこと)を増やすことにより、宿泊や食事・お土産の販売、またそれに伴う雇用の創出により、地域経済の活性化を図ることが目的です。

 さて、地方創生・地域活性化の一環として、経済政策面では、若者・女性・シニアの起業が推進されていますが、先述の観光政策との関連では、カフェや雑貨店などの新規開業が期待されています。

 三木でもここ数年、交流人口の増加に貢献する、おしゃれなイタリアンやカフェの出店が続いています。今日も、神戸新聞にあるカフェが紹介されていました。

【神戸新聞:家庭菜園の料理カフェ 口コミで人気、開店1周年】

 記事で紹介されている「おうちごはん café そらまめ」さんは、ひょうご産業活性化センターの2017年度シニア起業家支援事業を活用されたようで、同センターのホームページでも事例紹介されています。

■ひょうご産業活性化センター(おうちごはん café そらまめ)

 こうした情報を突き合わせると、兵庫県の支援策がしっかりと県民に活用され、また、地元が活性化しているのだなぁ、と実感できます。ちなみに、ひょうご産業活性化センターと今年度のシニア起業家支援事業については、以下のリンク先をご参照ください。シニア起業家支援事業以外にも、さまざまな支援策があります。

■ひょうご産業活性化センター
■ひょうご産業活性化センター(平成30年度シニア起業家支援事業)

 市や県も、さまざまな支援策を用意しているので、ぜひご活用を検討して頂きたいです。起業をいう一つのチャレンジが市内に広がりをみせ、それがまちを元気にしています。その事実を積極的に受け止めて、ポジティブにとらえることは大切だと思います。

「三木は、チャレンジが出来るまち」

 これまでも、先人がいろんな挑戦をして三木のブランドを確立してきました。このマインドが、新しい時代に、もう一段階ギアをあげて、三木のまちに浸透すれば、まちのさらなる活性化につながる一助になると考えます。交流人口の一層の拡大を図れるように、これまでの支援事業をしっかりと見直して、良い点・悪い点をしっかりと次年度の政策にフィードバックできるように、研究してまいります。

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