「カンカラコモデケア」という言葉、ご存知でしょうか。
以前は本があったんですが、もう絶版になってしまいました。
これは7つの要素からなる文章術で、それぞれの頭文字に、
読み手の心をつかむための視点が込められています。
◎カン=「感動」
これは、書き手が感動した体験のことですね。
自分の心が動いた瞬間を素直に書くことで、読者に熱量が伝わります。
◎カラ=「カラフル」
カラフルというのは、まずは五感で感じたことですね。
他にも比喩表現や具体的に表現することで、文章に彩りが出ます。
◎コ=「今日性」
旬の話題やトレンドを取り入れると、情報の価値が上がります。
今だから読みたいと思わせることで、クリックされやすくなります。
◎モ=「物語性」
ストーリーは、読者を惹きつける力があります。
起承転結や体験談を織り交ぜることで、内容が理解しやすくなります。
◎デ=「データ」
文章に説得力を与えるのが、データです。
数字、事例、統計などを添えることで、文章への信頼性が高まります。
◎ケ=「決意」
文章には、書き手の姿勢や価値観をにじませることが大切。
「〜すると決めました!」と宣言しなくても、文章の端々に決意が
にじむと、読者の心を動かします。
◎ア=「明るさ」
重すぎる文章より、軽やかで明るいトーンが好かれます。
どんなテーマでも希望や前向きさを残すことで、読後感が良くなり、
リピーターにつながります。
一つの記事に全てを入れることは難しいですが、テーマに対して、
文章に入れられるところは意識して入れるようにしましょう。
