みなさまお葉翔ございます照れ





先日、ワイドショーのコメンテーターとして着座されていた御住職が仰っていた言葉です。

『虚空(こくう)に楔(くさび)を打つ』

調べると『虚空裏(こくうり)に楔を打つ』と出てくる場合もありますが、どちらが正しいのかはわかんないッス(^_^;)




意味は『空気中にくさびを打つような行為』…要するに『やっても無駄なこと』

『ぬかに釘』と同じようなことみたいです













禅語…禅の世界では
『一見無駄に思えるようなことが実は大切。後々役に立ってくる。』という教えになるそうです。



今をまさに象徴するような言葉だなと思い、書き留めました。



『こんなことしててなんになるのか?』

『こんなの無駄なんじゃないか?』




先の見えない日々

どんどんふくれ上がる不安

ただひたすらに押し寄せる無力感



正直、アタシは元々、あまり将来に希望は見い出せない質(たち)なので

遥か遠い漠然とした明るい未来に向かって進むより
目の前の小さなコトをひとつひとつ積み重ねて行くほうが性(しょう)に合っている気がします



この言葉を訊いたとき
なんだかほっとした自分がいました


『前向きに』
『自覚を持って』
『自立して』


ひとは幼い頃から
そうやって思いながら
長い人生をより良いものにするために成長していきます


だけど、そうそうポジティブでばかりはいられない。

そして、自分の弱さに涙する

悔しくてツラくて
だめな自分に落胆する



それはきっと
結果ばかりを求めているから


目標達成というカタチばかりを求めているから



今自分がやっていることに集中し
意味を把握し
目の前の課題に真剣に取り組んでいれば、あとで結果はついてくる


無駄なことはなにひとつない



そう思えるのは
きっと"その後"


今日を生き抜いたからこそ言えること


悲観的になり過ぎるのも良くないけれど
ヤケを起こす輩
あまのじゃく発動
まったく根拠のない謎の楽観主義者は
ただひたすら混乱を招くだけ


ひと呼吸して冷静になって
『今どうするべきか』を常に自分のアタマで考えて、行動・発言していきたいと思いますニコニコ


猫しっぽRURU猫あたまクローバー