花粉症と闘う
腐脳櫻葉erに捧げます(笑)

櫻葉❤💚腐小説です

こちらは素人が戯れで書く
妄想小説です
その旨ご理解いただき
お楽しみくださる方のみ
ご覧ください










.☆.。.:*・゚.☆.。.:*・゚



区切りのいいとこで切り上げて
リビングのソファーに
でんっと腰かける

『あーーーー…』

鼻呼吸できないから
自然と口呼吸になって
ちょい上向きぎみに顔を向けて
口半開き

そして
なぜだか
意味のない擬音を誰に訊かせるわけでもなく発してる…



〘ブブッ〙



そんなとき
テーブルの上のスマホが震えた


〘今、下ついた〙

しょーちゃんからのメッセージ


それから間なしに
しょーちゃんはおれの部屋に…




ドアの外で花粉をはたき
「ただいま〜っ♪」
ただいまだけ言って風呂場へ直行

花粉を洗い流してさっぱりしたしょーちゃんは
おれが用意しといたスウェットに着替えて
おれの前に現れた



この時期
おれん家で会うしょーちゃんは
いっつも風呂上がりのしょーちゃんだ








「くしゃんくしゃんやってるお前
ホントにかわいそう」

数年前の今頃
花粉症でくしゃみ連発
鼻水だーだー
目はかゆくて真っ赤で涙目
鼻が詰まって軽くせきこむ
ひどいときは
おまけに身体じゅうかゆくなって
ついボリボリかいちゃう…

そんなおれの姿を見て
「できることならなんでもする」
しょーちゃんは言ってくれた










ある日の夜中の会話

愛し合ったあとの余韻に浸ってたのに
いきなり鼻がむずがゆくなってくしゃみが出た




「なぁ…ずっと鼻かゆいって言ってっけどどんなカンジ?」




おれの髪をゆっくり梳きながら訊く
しょーちゃんの姿を覚えてる

頭上のライトにほっこり照らし出されるしょーちゃんの顔は優しさに満ちていてとってもきれいだった

服を着ていないたくましくもしなやかな上半身にさきほどまで抱かれていたと思うと、身体の熱が再燃した…

逞しい胸にほほを寄せて
しょーちゃんのかっこいい顔を見上げながらこう言った



『鼻の穴のなかの入り口よりもうちょい奥のほうにちっさい人が居て、"こより"でずーーーーーっとこしょこしょされてるカンジかな』




すると
かっこいいしょーちゃんの顔面は
一気にマンガみたいになっちゃって 

「まぢでっ?!超不快じゃんそれっ」

おっきな目を見開いて
鯉の口みたいに下唇がでろってなった

『こちょこちょこちょこちょこちょこちょ…♪』

人差し指で
しょーちゃんの乳首の先を軽く引っ掻いてやったら

「いひゃっっっ///…ばぁか♪まぢやめろぉ♡」

力いっぱい抱きしめられて
逃げらんなかった


「お返しだコラぁ!」
なーんつってやり返されて
第3ラウンドに突入したっけ…///








なんてコトはいいとして…








また果てたあと
耳元でささやいた








「花粉症のシーズンは、この部屋来たらすぐに風呂入って花粉洗い流すから…」






そう言って
おでこに軽くちゅってした


つづく
.☆.。.:*・゚.☆.。.:*・゚