花粉症と闘う
腐脳櫻葉erに捧げます(笑)

櫻葉❤💚腐小説です

こちらは素人が戯れで書く
妄想小説です
その旨ご理解いただき
お楽しみくださる方のみ
ご覧ください










.☆.。.:*・゚.☆.。.:*・゚




『ひぇっ!…っっっくしっ!』

やっべ〜
鼻崩壊したぁ( ;∀;)

きっと昨日
長時間ノーマスクで外の空気
いっぱい吸ったせいだ

花粉症ってさぁ
"油断"との闘いなのよ

「雨降ったから今日は花粉症ラクでしょ〜」

とかよく言われるけど

ノンノンッ!

花粉ってそこらじゅうに付着してんのよ
屋内にもい〜っぱい花粉は入り込んでるから吸えば出るよね

それに
晴れて下に落ちてた花粉が一気に舞い上がって、それ吸い込んだらツラさ倍増よ!

もうねっ
過敏になっちゃえばアレルゲンはなんだってよくなっちゃうわけ…

杉だろうがヒノキだろうが
ホコリだろうが砂だろうが…

極論"小麦粉"にだって反応しだしちゃう(TT)






あとさ

「今日はマスクしてなかったね♪くしゃみしてなかったしあんま花粉飛んでなかったんだ〜」

とかも言われるけど

いやいやっ!

ホントは四六時中してたいのよ

マスクは"くしゃみ出たから"してるんじゃない!
"花粉を少しでも吸い込まないように"してるんだよぉ…。

症状はのちのちにだって出てくる

家帰ったあと…
お風呂入ったあと…
次の日の朝…。









だけど仕事だもん
顔出さなきゃじゃん





昨日は収録中、ロケ先の住民のみなさんがいっぱい集まってくれた

なかには
おじいちゃんおばあちゃんもいて
おれが何者なんだかよく知らなくても親切に相手をしてくれてさ


なのになんか…
おじゃましといて
撮影ん時以外
マスクしてロケバスにひきこもりっきりなんて…

それめっちゃ感じ悪いでしょ


さいわい
薬も効いてたし空気もきれいだった
風も穏やかだったから大丈夫そうって思ったんだけど…


やっぱ
知らぬ間にいっぱい花粉吸い込んでんだね

収録が終わってロケバスに乗り込んでしばらくしたらくしゃみ出た

1回出ちゃうとなかなかとまんなくてさぁ

くしゃみしすぎると
熱出たんじゃないかってくらい
体温が上がる感覚になって
じんわり汗かくくらい体力使う

くしゃみが落ち着いたら
今度は悪寒

一気に熱がひくカンジが
全身をひや〜っとさせて
なんか寒気がするの

その姿はまるで"風邪ひいてるひと"
みたいで
周りは
「大丈夫っ!?風邪ですか?!」
って騒ぐ

今の時期なんて
インフルエンザ流行してるから
『花粉症なんですよ〜』
って言ったって
「大変ですね〜。でも今の時期、花粉症なんだかインフルエンザなんだか風邪なんだかわかんないですよね〜」
なんて
一歩引きながら
笑顔で冗談返してくるひとって案外多くいるもんで
そうゆうのって
案外地味に傷ついたりもするんだよなぁ…( ;∀;)
なんて思ったりする


しばらくするとくしゃみはおさまって

くしゃみで体力使って 
ついうとうと…。


局に戻って軽く打ち合わせして
今度はマネージャーくんの運転で
家路に着く

「相葉さん、着きましたよ。今日はお疲れさまでしたー」

その言葉にほっとして部屋に入る




こまめに掃除してたって
空気清浄機を使ってたって
"空気が変わる"とくしゃみは出る

玄関先で一発こいて(笑)

とにかく花粉を洗い流したくて風呂へ直行

頭から足の先まで洗い流す

シャワーしながら思いっきり
手鼻(てばな)でちーーーんって
鼻かんで
出てきたサラサラ透明な鼻水の量にびっくりし過ぎてつい笑う(笑)

身体じゅうに付着し、体内に思いっきり吸い込んだ花粉がいっせいに出ていったような気がした


でも…

さっぱりすっきりしたのも束の間…。


脱衣所で髪をドライヤーしようとしたら
鼻の穴から鼻水たらーん…。

『あっ・・・・・』

ひとりきりの家の中でも
思わず声出ちゃうよね
こーゆーとき

徐々に両穴が塞がる感覚がしてきて
また鼻の中がむずがゆくなって

『っへっっくしゅんっ!おらぁ』

くしゃみとともに鼻汁ぶしゃーだよ

しょうがないから洗面台の蛇口をひねって水出しながらまたしばらく手鼻タイム…。

『ったくよぉ…。せっかく風呂入って洗ったのにぃ…』

ひとり言を言いながら顔を何度も洗い流す


よくさ
こーゆー姿見られて笑われるけど

こっちは死ぬ気で鼻かんでんのっ

こっちは体力消耗しながら
くしゃみこいてんのっ

申し訳ないけど
笑い返せる余裕はないよね


だから
重度の花粉症状のひとのコトは
からかわないほうが身のためだよ(笑)


そんなおれの花粉症ライフ

唯一忘れさせてくれるクスリがありまして…。






つづく
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