漫画家たつき諒が見た2025年の未来

 

予言が的中した漫画家

1999年、神奈川県出身の漫画家たつき諒は「私が見た未来」という漫画本を出版しました。その表紙には「大災害は2011年3月」と記されていました。当時はほとんど注目されませんでしたが、12年後の2011年3月11日、東日本大震災が発生。マグニチュード9.0、最大波40.1メートルの津波により、1万8000人以上の死者・行方不明者を出す未曾有の大災害となりました。出版から12年後に起きた大災害を正確に予言したことで、たつき諒の名前は一躍注目を集めることになりました。彼女はなぜこれほど正確に未来を予測できたのでしょうか。

 

夢で見る未来の景色

たつき諒によれば、彼女の予言は「夢」に基づいています。幼い頃から特別な夢を見る能力があり、夢で見た光景が現実になることを何度も経験してきました。初版の「大災害は2011年3月」という予言は、本の締切日直前に見た夢に基づいて表紙に記したものだったそうです。さらに彼女は1992年8月31日にダイアナ妃の交通事故を暗示する夢を見ており、その5年後の1997年8月31日に実際にダイアナ妃が事故で亡くなるという出来事も予見していました。彼女の夢は個人的な出来事だけでなく、世界規模の出来事まで映し出す不思議な能力を持っているようです。

 

2025年7月の大災難

2021年、たつき諒は「私が見た未来 完全版」を出版し、新たな予言を明らかにしました。「本当の大災難は2025年7月にやってくる」というものです。2021年7月に見た夢で、彼女はGoogleアースのように上空から地球を見下ろす視点で、日本とフィリピンの間の海底が突然「ボコ」と破裂し、噴火するのを目撃したといいます。その結果、海面では四方八方に大きな津波が広がり、太平洋周辺の国々に押し寄せました。彼女が見た津波は東日本大震災の3倍以上の高さがあったとされており、日本列島の太平洋側の3分の1から4分の1が飲み込まれる可能性があるといいます。

 

地続きになる国々と白龍の出現

たつき諒の夢では、巨大津波の衝撃で陸地が押し上げられ、香港から台湾、フィリピンまでが地続きになるような地殻変動が起こると描写されています。彼女はこの災害について「南海トラフどころではない」と表現しており、従来の地震予測を大きく超える規模の出来事になる可能性を示唆しています。さらに驚くべきことに、2022年2月5日に見た続きの夢では、2匹の白い龍が海底に潜っていく光景を目撃したといいます。龍の鱗やお腹の筋までくっきりと見え、まるで片栗粉のようなうねりで不思議なことに一切波を立てずに潜っていったそうです。この白龍が現れた場所は、前の夢で「ボコ」と破裂した海底と一致しているといいます。

 

大災難の後に訪れる希望の世界

たつき諒は、大災難の予言だけでなく、その後に訪れる希望についても語っています。彼女によれば、白龍は力強く神聖な存在として現れ、大災難の後には「心の時代」が来るとされています。竜や蛇は夢分析において「夢が叶う」という意味を持つとされ、この夢は何らかの希望のメッセージを含んでいる可能性があります。彼女は「私たちにはまだ準備の時間がある」と述べ、恐れるだけでなく、心の準備と物理的な備えの両方が大切だと強調しています。大災難は避けられないかもしれませんが、それは終わりではなく、新しい始まりの予兆なのかもしれません。

 

漫画家たつき諒の予言は、東日本大震災を的中させたことで多くの人々の注目を集めています。2025年7月に起こるとされる「本当の大災難」は回避できるものなのでしょうか、それとも避けられない運命なのでしょうか。そして2匹の白龍は、破壊と再生の象徴として何を告げようとしているのでしょうか。あなたはこの予言をどう受け止めますか?何か不思議な直感や予感を感じたことはありませんか?コメント欄でぜひ教えてください。