みけうさぎです。
前回は古本を購入してebayなどで海外向けに販売する
ことにより価格差を得る話でした。
さて今回は

大先生の言葉です。
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自分が昔静岡で経営していた会社。
この会社ではブックオフやツタヤが新規で開店するときに、
初期のCDを提供していました。
新品で購入すれば1枚3000円のCD 1万枚で3000万円かかるものを
中古で導入することで800円 800万円になれば、初期コストが低減化できます。
ブックオフなどのリサイクル店でも、品揃えの良い商品構成が必要となります。
その上でアーティストも一通りそろった品揃えの中古CDを必要としていました。
この商品を全てうちの会社で提供していたのです。
では何処からこれらのCDを仕入れていたのか?
日本中にある、CDレンタル店。当時は淘汰も進みやめるお店も多かったのです。
そのお店を全部引き上げてきたのです。。
しかしやめるお店の商品というのは、売れ筋の商品がない。
いわゆる歯抜けの店舗も多いのです。
そういったお店のCDは200円とか非常に安価な価格で買うことができました。
そこで行うのがCDの背取りです。
必要なアーティストのものを1000円や1500円出しても購入します。
卸価格が800円であれば、9500枚の原価が200円であれば、
のこり500枚を1500円の単価で買ったとしても、
平均単価は265円にしかなりません。
800万円で卸すCDの原価が265万円 差し引き535万円です。
とっても儲かるビジネスでした(笑)
仕入れを上手におさえること。。ここに一つのポイントがある訳です。。
背取りについては別バーションをもう一つかいてみましょう。
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これはすごいですね!800円で全てを販売する為に1000円、1500円を
出しても品揃えをよくする。
すると品揃えが綺麗になるので
しっかりした金額でまとめて売れるのですね

そこも考えて歯抜けでの仕入れを行っているのです。
例えば…
人気の漫画を歯抜けでいろんな店舗で仕入れを行います。
ある程度セットが完成したら
歯抜けの部分と最新刊を新刊で購入します。
その後セットでオークションなどで販売するのです。
こうするとまとめて読みたい層に対して売れるのです。
最新刊までそろっていれば一層購入率が高まると思います。
昔、逆に古本を売りに行った際、
歯抜けがあると引き取り価格も安くなったりしました。
それもそういう背景あってのことなのでしょうね。
となると歯抜けのセットをより安く購入できる方がいいわけで。
どうやったらうまい仕入れができるかを考えて行く事が大切です。
