ド文系母さんは塾肯定派です
なぜなら、学校は建前から外れることができませんが、塾には学校では教えられない価値観を提供する役割があると考えているからです。
そう思うようになったのは、ド文系母さんが高校生のときに通っていたとある塾がきっかけです。
その塾は、壁に小さな字で
「学校には行きます」と落書きされていて、
その落書きのそばにあった、ドゴォ
って体であけられた穴をいつまでたっても直さなくて、
ドラゴン桜の柳鉄之介先生にそっくりな先生が
英語の長文の題材として
アメリカの作家ホーソンの「緋文字」(ざっくり言うと姦通小説)
を使っちゃうような
今日ではあり得ない塾でした。
(しかもその長文を訳せないと叱り飛ばされる)
でも、地方から東京の大学に進学した大人たちに聞くと、
地方のトップ高校のまわりには、こういう我が道を行く塾が一つはあったみたいですね。
数年前にマツコ・デラックスさんがテレビで
「田舎の公立高校とかを出て、大学から東京に出てきた人の方が
意外と世界とか世間のリーダーみたいになっている場合が多い」
とコメントしてました。
当時同じ塾で授業を受けていたガリ勉男子学生が
その後華々しい活躍をしているのをSNSで見かけたりしていると、
トップ高校行って、柳先生の塾みたいなところでビシバシ鍛えられてっていうコースは
地方では珍しいことではないのかもしれません。
昔語りが長くなりました。次回に続きます。