いつか分かる日がくる

ド文系母さんは小学生のころ、近所に住む英文学の大学教授から英語の手ほどきを受けていました。オーバースペックとはこのことです笑い泣き

 

その先生は、楽しくおしゃべりして覚える英語ではなく、未来形や現在完了形といった文法用語を使って授業を進める伝統派でした。オーバースペック…

 

そしてネイティブでも使い始めるのは小学生くらいから、という関係代名詞を習い始めたときのことです。純ジャパニーズ小学生だった私はその仕組みを

 

何べん教えてもらっても、さっぱり意味が分からない滝汗

 

がっくり肩を落として小さくなってる私に、その教授はこう言ったのです。

 

「今は分からなくても大丈夫。そのうち慣れるから」

 

その予言はみごとに当たり、

ド文系母さんが成長し多少は論理的なことも分かる年齢になると、

 

「英語はまず定義を置いて、その説明はどんどん後ろに置かれる仕組みで、関係代名詞はそのために必要なんだ」

 

ということが分かって、関係代名詞を用いた文章が苦にならなくなったのでした。

 

この「今はわからなくても大丈夫」

という言葉は大人になった後もなぜか覚えていて、

 

息子たちは決して数学が得意というわけではなく、

難しい文章題に直面すると投げ出すようなタイプでしたが、

 

学年が上がれば取り組める日も来るだろう、と思えたのでした。

 

そして国立理系大学生になった息子は現在

応用数学とか数学物理学演習とか

 

落単しないで評価AAとか取れているびっくり

(科目名だけじゃ中身はわからないだろうという話もありますが)

 

子どものなかには、どんどん上の学年の勉強が進められる子も確かにいますけど

 

たいていの子どもは行ったり来たりして少しずつ上昇していくんじゃないかな。

 

子どもの勉強を見ている親御さん、どうかお子さんをゆっくり見守ってあげてくださいね。