1.
MMTの主張を簡単にまとめると①経常収支が黒字で②自国通貨を発行する政府は、自国通貨建ての累積政府債務がいくら巨額になろうとも、③市場の供給能力を上限に貨幣供給をして需要を拡大することができ、財政破綻になることはないという事であります。
どれかひとつだけ取っても駄目です。
よく自国通貨を発行する政府は、自国通貨建ての累積政府債務がいくら巨額になろうとも破綻しないのだから、どんどん積極財政をしても問題ないという飛躍展開する人もいますが、国民が働かなくなって輸入品だけで生活するようになったり、供給体制が崩壊すれば国は崩壊します。
2.
また、超略MMT:①経常収支黒字②自国通貨発行政府の自国通貨建累積政府債務③需要と供給のバランスの維持
①②③の条件が揃えば②の増大に係らず国家破綻はしない。当たり前ですよね!かなり厳しい制約ですが、
国債発行残高のみ見て国家破綻すると言ってる方は、どういう理由なんですかね?
3.
ハイパーインフレ、財政破綻と言うけれど一番大切なのは、生命や社会生活に欠かせない供給力の維持です。安全保障上の問題です。油断と言う小説がありましたが、資源、食糧、半導体、輸送断を想像してください。
知恵を出せば、予防や緩和の方法いくらでもあります。それをしないのは国家の怠慢です。
4.
今の日本は、富を生み出す実資本、人、物、システム等の稼働が低位であるため、それを適正な水準になるまで引き上げるよう、積極財政を進めても全く問題はない。財政均衡の問題は論外。
社会保障を充実させるためにも、供給力UPは不可欠。無いのもは分配出来ないのだから。
5.
日本は、需要が潜在的供給力に対し少ない。
よってそこまで、ブーストするのが国を豊かする事になる。
今国民が貯蓄し消費しないので、国が支出するのが良く、赤字国債で補填しても全く問題ない。
以下は税収と予算ありきになってる。
思考回路が停止していると言わざるを得ません。
news.yahoo.co.jp/articles/0794e…
発行者:彩河輪真成(経済モデル研究所所長)
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