長篠城址・史跡保存館


愛知県西尾市教育委員会主催の西尾市オープンカレッジバス見で、日本100名城のひとつでもある新城市の長篠城址に行ってきました!



これは私が講師を務めるオープンカレッジバスのバス見で、参加人数は50名。



大型バスを出してもらって行ってきましたよ~!



ところで、



『なぜ西尾市の講座なのに他市町村の城址を見に行くの?』



という疑問があると思いますが、簡単に言うと、『西尾市にある城址を正しく評価するため』です。









三河東条城の櫓と城門


西尾市にも40を越える城跡があります。その中でも西尾城、東条城(旧吉良町)、寺部城(旧幡豆町)は評価も高い城跡です。



だったら西尾市の講座なのだから、それら市内の城址に行けばいいんじゃないの?



と、思うかもしれません。



でもこれは逆の発想で、西尾市外の城址(名城)を知ることで、西尾市に残っている城址はどんな城なのか?それを評価できると思います。



だからあえて新城市の長篠城址をバス見で選んでみました。









●設楽原古戦場●

長篠設楽原古戦場の名和式馬防柵


長篠城に行く前に武田軍と織田徳川連合軍が戦った設楽原古戦場を見学しました。



ここのポイントは馬防柵の奥にある、名和式馬防柵。



これは時代考証家で正木流古武術宗家の名和弓雄氏(故人)が再現した馬防柵です。



何が違うのかというと、馬防柵に堀と土塁が追加されています。



これにより攻めやすく守りやすさも飛躍的にUPするんですね。









●新城市設楽原歴史資料館●

西尾市オープンカレッジバス見


日本一の火縄銃資料館として有名な新城市設楽原歴史資料館。



いろんな火縄銃が展示してありますが、個人的に見物だと思うのは、野田城で武田信玄を狙撃したといわれる信玄砲(しんげんほう)です。



武田信玄は三方ヶ原合戦で徳川軍をコテンパンに蹴散らした後、三河の野田城を包囲しますが、籠城戦が長引き、信玄が城内からの火縄銃で狙撃されたという話があります。



>>野田城の詳細レビュー



その火縄銃が信玄砲。



銃身のみ現在に伝わる火縄銃ですが、伝説は本当なのか?非常に興味がありました。









●長篠城跡●

新城市長篠城址

日本100名城のNO46に登録されている長篠城址は、本丸の堀、土塁が見事に残るほか、周辺の市街地には大手門跡、搦手門跡をはじめ城内の遺構が色濃く残されています。



ただ草木が生い茂っている季節なので、隅々まで散策できませんでしたが、今回の見学会で長篠城の概要は案内できたと思います。



>>長篠城の詳細レビュー








●長篠城址・史跡保存館●

火縄銃の展示会

長篠城にも資料館があります。



ここには天正三年(1575)、武田軍に長篠城が包囲された時、城内の兵を鼓舞するために必死に打たれた血染めの陣太鼓のほか、長篠設楽原合戦に関する資料が展示してあります。



ちなみに日本100名城のスタンプはこの長篠城址・史跡保存館にあります。






●私の感想●


まずは今回のバス見も雨に降られず非常に有意義なバス見だったと思います。



また参加者の中には、初めて長篠城に行く人もいて、興味津々だったと思います。



いろんな城を見ることによって、城を見る目も肥えていきます。その中で地元の西尾市の城を見てどう評価するのか?



これが今回、私が参加者の方々に出した課題でもあるんです。



もちろん長篠城以外にもたくさんの名城があるので、いろんな城を見てその後、郷土に残る城址に想いを馳せてほしいと思います。



ということで、今回の西尾市オープンカレッジは合計10回講座でした。



でも中には10回皆勤賞の方もチラホラいて、私から個人的な皆勤賞を進呈しましたがw



こういった講座は、地元の歴史や人生を豊かにするきっかけになる趣味になるので、今後も続けてほしいと思います。



ということで参加された方々、お疲れ様でした。



そして企画、運営を行って頂いた西尾市教育委員会様にも感謝!です。


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