私が、職を転々として来た事は、ご存知であろう。身バレ、特定を避けながら自分の近年の仕事状況を触れておきます。

 

私は、32歳くらいの時、職業訓練所で設計ソフトの資格を取得して、派遣社員でオペレーターをして、派遣会社を転々としていた。転々と言うのは、派遣先との契約終了を繰り返して来たことを表す。契約満了もあれば、中途での契約解除もある。無期雇用転換の経験は無い。私の我の強さが転々とした一番の原因ともなる。転々としたのは、派遣会社を大体5社くらいかな。

 

しかし、性格に難有りなのだろうと、思うかもしれませんが、私はおかしいと思った事は、おかしいと自分の考えを信じて譲らない傾向がある。

 

それはどう言うことかと言えば、私の取得した資格は3次元設計に関わる事で、現場の熟練者達は2次元設計で充分と考える傾向があり、尚且つ職業訓練所で習得した程度のスキルで業界に入って来る人達を、排他的に扱い、舐めている傾向があるので、それが譲れない事となり対立する事が多かった。お互いが譲らないとも言えますけどね。

 

言い換えれば、企業はその新しい技術力を持った人材を入れたいのですが、現場では新しい技術を認めない、パソコンが出来ない年配がつべこべうるさい傾向が多かったと言えます。後進に道を開けるつもりはなく、あくまで、主人公でいたいんだろうなとも、ひねくれていますが考えていた。だってそう言う人が本当に多かったから。(私の仕事環境では)そして、認めないんだったら、私も話を聞かないとの強硬な姿勢を持っていましたし。(自分にも問題はある)

 

時給が2000円〜2500円位だったから、割り切って深入りせず、勤務後は飲みに行き遊んで過ごしていましたね。契約が終了し次の派遣先を探すことは少し苦労しますが、すんなり次は決まりオペレーターとしてまた働く事ができた。

 

しかし、繁華街に夜間外出禁止の時期くらいから、派遣先が決まらず、夜間の倉庫のバイトをしながら、オペレーター職を探す日々に突入してしまった。それは、年齢的な事が大きいのだと思うけど、新型ウィルスの時期から何かが変わってしまった。

 

WEBで片っ端から、応募しても不採用が続いた。それに合わせ酒を飲んだくれて体調は悪化した。

 

何かを変えなければ、状況は好転しないと考え職安に行って相談したら、給付金をもらいながら正社員になるためのテクニックを教えてくれる職業訓練があると紹介された。そこでは、事務スキルや初歩的な経理、何より採用される職務経歴書の書き方などを教えてくれると言う職業訓練であった。去年、その訓練所(民間業者)に通い始めた。約4ヶ月のカリキュラムである。

 

私って生粋のひねくれた野郎で説教したくなると思うでしょうけど、それは勘弁です。何がかと言えば、その訓練は自己啓発セミナーの様な日々が授業と称して続き、カルト新興宗教的な雰囲気を感じて、不気味に思いながら通所していた事です。『正社員になりたかったら、あなたたちこうしなさい』的な洗脳の様な圧力が強くて。表面上は問題無く通所して過ごしていたのですが、精神的におかしくなりかけ、その時期は尋常じゃないくらい酒量が増えましたね。

 

結果どうなったかと言うと、あまり事務スキルや経理スキルの習得には身が入らず、経歴書のレイアウトだけパクらせてもらい、AIを使って経歴書を作成して、自分の職業領域の仕事に対して、派遣会社5社くらいにエントリーしたら、1社、すんなりと顔合わせまで決まって(派遣だけど)訓練終了日の次の日から働き始める事ができた。すんなりとは言え、訓練を終えたら稼ぐために絶対に労働しなければならないとの焦燥感があったから吟味していない。どんな就業形態であれ、オペレーターであれば、なんでもいいやと思っていた。

 

そして、なんでもいいと思って入ったその派遣先でのオペ業務は、半年ほどで契約解除の流れになりました。理由を軽く触れると、設計部は3人いたのだけれども、1人は心の理由で復帰未定の休職中、設計部長は最近2回倒れて体が少し不自由になったとの事。それと同時に10年選手の課長は、2週間前に逃げる様に辞めていったとの事。顔合わせの時、その事情を踏まえ全てカバーして欲しいと言われた。派遣社員なのに?と思い、そして、その事情は事前に派遣担当者から伝えられる訳では無かったが、金銭的に困窮し始めていたので、その要求を飲んで勤務をスタートした。心で絶対嫌だと思いつつ。

 

尚且つ、その派遣担当者と初めて会ったのは、その企業との顔合わせの際の、企業の駐車場です。車に乗せられ、10分ぐらい話してから、顔合わせの席に同席し、弊社社員のミカタですの様な紹介をされる訳ですよ。これは、WEBでのやりとりが続いた結果です。

 

就業してからさらに気がついた事に、隣接する工場の正社員の作業員は、座って一日中スマホを見ているぐらいヒマなのに(機器の権利や保守が収入源)、誰も設計部を助けない。その態度を問題視しない会社。そして、新参の派遣社員に全てをやって貰おうとする企業側の姿勢。それが分かっていて、金銭的に困窮した私を入れ込んだ派遣会社。そして、派遣会社の収入は人材を企業に入れることで発生する。

 

やりたいことでは無く、金銭的に困窮して、経歴書をAIで作成した事の報いとも考えられる。不純な動機を抱えていたから、うまくいかなかったのか、それはわからない。事実として残るのは、企業側の思った人材とは違うとの理由で、半年ほどで契約終了との流れ。うまく、マッチングしなかったんです。視点を変えれば、ただそれだけの事に対して、ネチネチ言ってるんですよ私は。でも、まだ続ける、、

 

そして、弊社社員のミカタですと言っていた、派遣会社の担当者は申し訳ないといいながら、1回だけ全く毛色の違う仕事を紹介して来た。しかしその後は、メールを一方的に送りつけて来るだけ。そのメールにエントリーしても、顔合わせまで進めない。契約満了まで進めなかった人は、エントリーしても採用されづらいとの推察をしています。(事実に近い)

 

 

次回、今年に入ってからの動きを話します。