まず前提として、私はタイムトラベルものって大好きです。

もうこの要素があるとそれだけで「好き作品」になる可能性がかなり高いです。

 

その始まりは「ドラえもん」なのか、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なのか、ゲームの「クロノ・トリガー」なのかもはやよくわからないのですが。

(そういえば最近「マイベストFF」に躍り出たファイナルファンタジー13-2もタイムトラベルしてたしっ)

 

絶対にありえない事なのに、それができたら、と考えるのはワクワクします。「パラドックス」とか「パラレルワールド」とか、仮想なのにいろいろルールがあるのも面白いのですよね〜。

 

 

で、この「たんぽぽ団地」ですが、その要素があります。

 

ただ、これは冒頭に、ある映画監督が、団地が取り壊されるのを知る事から始まる物語です。その監督は子どもの頃、その団地が舞台となったタイムパトロールもののテレビドラマの主役の子どもを演じていたのですよね。

 

そのため、どこまでが現実でどこまでがファンタジーかよくわからず、「もしかしてテレビラマの続き?」などとふわふわしながら読んでいきます。ですからネタバレになりそうで結末について感想を言うのは難しいです。

 

 

ここには高度成長期の団地の生活がたくさん描かれていて古き良き昭和を感じさせ、懐かしい気持ちになるかもしれません。

まぁ私自身は「昔は良かった」的な事をいう人にはなりたくないと意識して思っているので、ちょっと美化しすぎとは思いますが。

でも主人公の小学生が、リアルに過去を知り、過去の思いを知り、今の思いを知っていくのですが、こういうのはとっても素敵だな〜と思いました。

 

うむ、タイムトラベルものってやっぱり間違いないわ

(↑かなり個人的感想)

 

 

たんぽぽ団地 たんぽぽ団地
 
Amazon

 

内容紹介(Amazonより)

昭和の子どもたちの人生は、やり直せる。新たなるメッセージが溢れる最新長編。元子役の映画監督・小松亘氏は週刊誌のインタビューで、かつて主人公として出演したドラマのロケ地だった団地の取り壊しと、団地に最後の一花を咲かせるため「たんぽぽプロジェクト」が立ち上がったことを知る。その代表者は初恋の相手、成瀬由美子だった……。少年ドラマ、ガリ版、片思い―― あの頃を信じる思いが、奇跡を起こす。