ハッスルマッスル

 

└(゚∀゚└)ハッスル!ハッスル!!(┘゚∀゚)┘

 

誰だったっけなぁ~

 

上戸あやはてなマーク!(^^)!

 

ジョイフルジョイフルとは誰も云わなかったべさ

 

(@_@;)

 

 

ジョイフルトレイン(Joyful Train)っていう言葉は、正直あまり聞き覚えがありませんでしたが、

 

車両の定義としては

 

主に団体専用列車に使用される外観や内装が一般の車両とは大きく異なる車両で編成されたものらしい

 

JR四国で云えば・・・

 

伊予灘ものがたり、四国まんなか千年ものがたり、瀬戸大橋アンパンマントロッコ、ゆうゆうアンパンマンカー、志国高知幕末維新号、しまんトロッコなどの臨時運行される観光列車が該当するのだろうか

 

予讃線の8000系アンパンマン列車や非電化区間の2000系宇和海アンパンマン列車、土讃線南風アンパンマン列車、しまんとアンパンマン列車、海洋堂ホビートレイン、鉄道ホビートレイン等は団体専用では無いので該当しないかもはてなマーク

JR四国の観光列車は⇒こちら

 

JR7社の中では、880キロと営業キロ数が最も短く、しかも殆どが単線非電化路線であり、最も小さい会社として昭和62年に発足したJR四国

 

その厳しい経営環境の中で

 

翌年の昭和63年4月に開通した瀬戸大橋を武器に、

 

延伸を続ける高速道路との生き残りをかけた高速化の闘い

 

その過程で世界初の振り子式気動車2000系を開発、

 

急激な人口減少による利用者減をアンパンマン列車をはじめとする観光列車で需要を喚起していますが・・・

はや、さんじゅうねん星クリックシテネ

 

今年3月に初めて公表されたJR四国路線別収支では

 

瀬戸大橋線以外の17区間全てが赤字で、厳しい経営状況があらためて浮き彫りになりました

 

なかでも予土線三兄弟が活躍する予土線を取り巻く状況は厳しく、

 

沿線人口が減少し、輸送密度は平成の間に575人から340人まで減少して営業係数は1159

 

100円稼ぐのに1159円の経費を要してる

 

さらに

 

ひとたび自然災害が発生すれば何億、何十億という復旧費がのしかかってきます

 

赤字路線に災害が起こる度に復旧費用を投入できるのか

 

JR四国の鉄道網の特徴の一つが、4県が8の字で繋がる周遊性であり、その一端を予土線も担っており、

 

瀬戸大橋線も高知や愛媛、徳島の路線と繋がっているからこそ黒字になっており、

 

一つの区間だけでなくトータルで考えなければならないという意見もあります

 

JR四国側も「黒字の瀬戸大橋線だけ残せばいいという話ではない」とした上で、

 

「予土線は観光列車の運行などで観光客誘致を図っているが、残念ながら経営改善に寄与する数字にはなっていない」

 

半井社長は個人的には存続できればいいと思っているが、

 

最終的には経営判断になると「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会」で述べられました

 

いずれにしてもJR四国の自社努力だけでは近い将来、路線維持が困難になるのは間違いなさそうです

参考記事

JR本州3社と他4社の「巨大格差」はなぜ生まれたか

 

 

 

いきなり観光列車から話がJR四国に逸れてしまいましたが・・・

 

ジョイフルトレインの話でしたアセアセ

 

└(゚∀゚└)ジョイフル!ジョイフル!!(┘゚∀゚)┘

 

JR北海道のニセコエクスプレスが平成29(2017)年に運用を終えて廃車になり、2両は既に解体されて残る1両も本年中に解体されることになっていたようです

 

ニセコエクスプレス 1988-2017 キハ183系5000番台をベースに新製

 

千歳空港駅とニセコ駅を結ぶスキー列車への運用を主目的として苗穂工場で新製(改造車ではなくゼロからのオーダーメイドで新製道産子車両)

 
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昭和63年(1988)から29年間、ニセコ町を中心に、北海道各地で活躍したリゾート車両「ニセコエクスプレス」。

 

改造車ではなく、文字通りゼロからのオーダーメイドの新製車両。それゆえ保守部品の確保が難しく、平成29年(2017)11月にラストランを終えました。

 

全3両あったうち2両はすでに解体済み。残る1両も今年解体予定で、その最期を静かに待っています。

 

その運命を覆したい。

 

車両を救う最後の手段として挑戦を始めたこのクラウドファンディングも、残り日数わずか。ここまで多くのご支援をいただきましたが、100%達成しなければ全額返金となり、保存も夢と消えます。

 

解体されてしまってはもう二度と元には戻りません。

 

北海道を駆け抜けた、唯一無二の車両。鉄道遺産であり、貴重な郷土資料でもあるニセコエクスプレスの姿を守り続けたい。

 

どうかご支援いただけませんでしょうか。

 

ニセコ町はクラウドファンディングによって残る1両の保存にチャレンジしましたキラキラ

 

プロジェクト詳細は⇒こちら

 

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第一目標

-資金使途-

車体購入費の一部+輸送費・路盤整備費の一部+車庫建設費の一部=650万円

返礼品費用+Readyfor手数料=210万円

合計:860万円

 

第二目標

-資金使途-

車体購入費の一部+輸送費・路盤整備費の一部=700万円

返礼品費用+Readyfor手数料=250万円

合計:950万円

 

 

5月27日月曜日23:00に支援総額10,239,000円/498人で、このプロジェクトは成立しました

 

 

ニセコエクスプレスは1988年に新製されたとの事で、私は実際には見た事がありません

 
1989(平成元)年にも同じくキハ183 5100番台をベースにクリスタルエクスプレス トマム&サホロ
 
1992(平成4)年にはキハ183 5200番台のノースレインボーエクスプレスも登場してるはずだけど、こちらはまだ現役なのだろうか
 
JR北海道によるとそれぞれ5番目と6番目のリゾート編成として苗穂工場で新製されたそうです
 
 
私の記憶に残っているジョイフルトレインは
 
国鉄時代に苗穂工場でキハ56系急行形気動車を改造した
 
アルファコンチネンタルエクスプレス(1985年12月から石勝線で貸切列車として運行を開始)と、
 
キハ80系気動車を改造したフラノエクスプレス(1986年12月20日より札幌駅と富良野駅を結ぶ団体専用列車扱いの臨時列車として運行を開始)
 
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昭和62(1987)年3月19日 北海道新聞
 
国鉄最後の日となる3月31日に「アルコン」と「フラノエクスプレス」が
 
簡易復旧を終えたC62-3と共に小樽運転区(旧小樽築港機関区)で展示されることになりました
 
C62-3は昭和61(1986)年10月3日に、静態保存されていた北海道鉄道記念館から旧手宮線の廃線跡をDD16-15ディーゼル機関車に牽かれて小樽築港機関区扇形庫へ運び込まれました
 
ここで仮復旧が行われて国鉄分割民営化イベントに参加した訳です
 
そして北海道鉄道文化協議会が復元費用1億6千万円と年間60日程度の走行の為の維持費の一部4千万円を負担して苗穂工場で本格的に動態復元がなされました
 
昭和63年春から小樽-倶知安間59.2Kmで臨時快速「C62ニセコ号」として本線復帰を果たしました
 
平成2年には運転区間が小樽-ニセコ間に拡大されましたが、運転を行っていた北海道鉄道文化協議会が資金不足で解散し1995年11月3日を最後に運転を終了しました
 
C62ニセコ号もジョイフルトレインでしたね~
函館本線の山線区間星クリックシテネ
 
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昭和62(1987)年4月1日 北海道新聞
 
左の「アルコン」と右の「フラノエクスプレス」の2台のリゾート列車に挟まれたC62-3は構内で試運転を行いました
 
この北海道のジョイフルトレインの第一号となったアルコンは、国鉄末期の1985年から1986年にかけて国鉄苗穂工場において、登場から既に20年以上を経て陳腐化し余剰車が生じつつあったキハ56系気動車を改造したものです
 
キハ56系は1961年から北海道用に耐極寒・耐雪仕様で製造された急行形気動車で最盛期には最大15両という長大編成を組んで主要路線の都市間急行列車に運用され高度成長期の北海道の鉄道を代表する車両でした
 
 
石勝線が登場するまでの根室本線の急行狩勝などにキハ56の長大編成が見られ、
 
ドラマ北の国から(第17話)で蛍が空知川の畔で石田あゆみの乗った急行狩勝4号を見送る場面もキハ56でした
 
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北の国から’89帰郷 
走る蛍・中島朋子 富良野駅
 
蛍が旭川の看護学校に通っていた頃に付き合っていた緒方直人が東京の予備校に転校するため富良野駅から乗ったのもキハ56の急行狩勝でしたね(北の国から'89帰郷)
 
石勝線開業後は広域輸送の役割は石勝線経由にシフトして急行狩勝は徐々に減便され、この翌年には廃止されました
根室本線と石勝線開業星クリックシテネ
 
アルファコンチネンタルエクスプレス
 
種車がキハ56とはとても思えない斬新なデザインキラキラ
 
車両の整備・改造技術ですぐれた実績を持つ苗穂工場で車齢20年近い急行形気動車をベースにした斬新な車両開発が行われました
 
秀逸なデザインと設備の良さから広く注目を集め、バブル期前後のリゾートブームを背景に、団体貸切列車や臨時特急・急行列車として道内各地で運行されました
 
翌年登場した「フラノエクスプレス」とともに、発足当初のJR北海道におけるイメージリーダーとしての役割も担っていました
 
「アルコン」の列車愛称は、トマム・サホロの両リゾートとの契約輸送が行われる場合のみ使用されるために、その他の運行が行われる場合には「リゾートエクスプレス」「ペパーミントエクスプレス」「JTBパノラマエクスプレス」をはじめとする別愛称が使用されました
 
平成7(1995)年に老朽化のため引退し、キハ59 1の前頭部のみ北海道鉄道技術館で保存
 
キハ59 2は2002年に競売に出され、千歳市の武田牧場敷地内で保存されています
 
このアルコンがかなりの人気を博した事から翌年のフラノエクスプレスやニセコエクスプレスの登場に繋がりました
 
ジョイフルトレインの先駆けとしての「アルコン」の功績は、なまら大きかったべや~
 
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昭和62(1987)年4月21日 北海道新聞
 
JR北海道発足当初、この2台はドル箱エクスプレスとして冬の1シーズンで2億1千万円を稼ぎ、
 
引き続き夏の企画も好調でフラノエクスプレスの中間車両を製作して4両編成に増強
 
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昭和62(1987)年5月25日 北海道新聞
 
函館本線上砂川支線へ4両編成に増強されたフラノエクスプレスが乗り入れ悲別駅(上砂川駅)へ
 
上砂川駅は先日5月20日に亡くなられた降旗康男監督の「駅STATION」や倉本聰のTVドラマ「昨日悲別で」の舞台となりました

 

陸の孤島星クリックシテネ
 
2016年に留萌-増毛間が廃止になりましたが、いよいよ留萌本線自体も廃線になりそうですね
 
悲別(かなしべつ)星クリックシテネ
 
函館本線上砂川支線は1994年に廃線になりました
 
(1985年・キハ56改造)1995年廃車
(1986年・キハ80改造)2004年廃車
(1987年・キハ80改造)2002年廃車
(1988年・キハ183 5000新製)2017年廃車
(1989年・キハ183 5100新製)
(1992年・キハ183 5200新製)
 
トマムサホロEXPは平成元(1989)年11月に「しあわせランド四国」の一環として機関車牽引で高松駅までやって来て、予讃線の高松-松山間を自走しました
 
 
国鉄民営化前に第1次・第2次特定地方交通線の廃止を進め、残る瀬棚、湧網、士幌、羽幌線を3月末までに廃止して
 
当面存続するとした第2次特定地方交通線を含めた21路線3,193キロでJR北海道はスタートしました
 
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昭和62(1987)年2月15日 北海道新聞
 
上差し乗り物ニュースでは国鉄分割民営化時の北海道におけるJR路線網は3176.6kmだったけど・・・
 
北海道新聞では3193kmで16.4km多いはてなマーク原因調査中
 
北海道旅客鉄道会社
 
資本金146億円
 
社員数13000人
 
昭和62年度営業収入見込み 831億円
 
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「単独で維持困難な線区」とされる13線区すべてが廃止された場合の、北海道におけるJR路線網

このほか青森県内の在来線中小国駅、新幹線新青森駅までもJR北海道の路線

(乗りものニュース編集部作成)

 

単独では維持が困難な線区とは10路線13線区、その長さ計1237.2km

 

もし、それらの線区が廃止されたらJR北海道の路線は、現在の約半分になってしまいますガーン

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平成31(2019)年2月13日 北海道新聞

 

JR北海道とJR東日本、東急電鉄、JR貨物の4社が連携して道内で観光列車を運行するらしいびっくり

 

今年7~9月に宗谷線でJR東の「びゅうコースター風っこ」を、来年夏に札幌-道東間で東急の「ザ・ロイヤルエクスプレス」を走らせるという

 

経営難で新たな観光列車の投入が難しいJR北海道に3社が協力して道内の豊かな自然景観を生かして需要喚起を図るとある

 

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「THE ROYAL EXPRESS」は直流電車なので交流と非電化区間しかない北海道では自走は出来ないので客車として使い、電源車を挟んでディーゼル機関車で牽引するようですびっくり

 

JR北海道は2018年7月に国土交通省から「事業の適切かつ健全な運営に関する監督命令」を受けている。北海道新幹線の札幌延伸効果が出る2031年度までに経営自立することを目標に、着実に進めるべき取り組みの一つとして「インバウンド観光客を取り組む観光列車の充実」が挙げられたことから、新たな観光列車の運行を検討したもの(関連記事「国土交通省、JR北海道に対して経営改善の監督命令。北海道新幹線の札幌延伸を見据えた2031年度までの経営自立促す」)。

 

クリスタルEXPとノースレインボーEXPはまだ廃車になっていないはずだけどもう使い物にならないのだろうかはてなマーク

 

調べてみるとこの2台は6~9月に札幌-富良野間で使われるようです

 

他には、流氷物語号、北海道の恵み、ルパン三世ラッピング車両、地球探索鉄道花咲線ラッピング車両、SL冬の湿原号、富良野・美瑛ノロッコ号、釧路湿原ノロッコ号が運行されているようです

 

これに加えて新たな観光列車も投入するようです

JR北海道が新たな観光列車を導入へ

①キハ40形山紫水明シリーズ

 

②多目的特急車両の新製

261系1000番台特急形気動車をベースに2編成(各5両編成)を新製する(おそらくはクリスタルEXPとノースレインボーEXPの置換えかと・・・)

2019年度以降の新たな観光列車の取り組みについて-JR北海道(PDF)

 

国鉄時代からアルコンなど次々と花形車両を生み出し、JR四国の振り子式気動車を参考に寒冷地仕様のキハ281系を開発、キハ283系で道内航空便とのシェア争いにも勝った進取の気性に溢れていたJR北海道

 

厳しい自然と少ない予算の中で保線や車両整備の安全面を後回しにした結果、JR北海道は安全対策に投資を集中せざるを得なくなっており、観光列車に投資する資金が不足している

 

そんな中での観光列車の充実も含まれた昨年7月の業務改善命令が多目的特急車両の新製に結び付いたのだろうかはてなマーク

 

参考記事

JR3社&東急、「北海道」観光列車戦略の全舞台裏

 

JR北海道が観光面で昔日の輝きを取り戻し観光列車の充実を図れるよう期待します

 

何と言っても北海道の財産は広大な自然です

 

そこから鉄路を剥ぎ取ってしまっては如何なる観光列車をも走らせる事は出来ません

 

石破茂氏が提唱してる様に他の事業者がJR北海道の線路を使って商売するとか、あらゆる方策を検討してこれ以上の廃線は回避して頂きたいと願います

 

そういう意味でも今年の観光列車戦略からは目が離せません

 

 

とりわけ

 

宗谷本線、石北本線、根室本線、釧網本線

 

無くならない事を切に祈りますお願い

 

 

では、またバイバイ

 

関連記事

蘇えれJR北海道、頑張れJR四国