九月もはや半ばに差し掛かって来ました

 
自宅の前を三角寺へと向うお遍路さんもチラホラと見かけ始めましたキラキラ
 
今月の日曜日は10日を除いて、彼岸入り直前とお彼岸中なので計画を実行するのなら昨日の10日しかないと実行に移しました
 
今回は自分なりにも十分下調べをしていたので多少の自信はありましたが、おおよその見積もりでは18km、余裕を持たせて8時間と見てましたが、確認の為余分に歩いたりした事もあってか26km、12時間を超えるものとなり、出発地点の金田小学校跡に戻りついたのは18時33分と暗くなる寸前でした
 
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出発・ゴール地点は金田小学校跡の公民館で、時計回りに三角寺から西・東金川を通っていた(東金川から土佐北街道と重複する)往昔の遍路道、平山から峰の地蔵尊手前で土佐北街道とわかれ、旧県道5号線の堀切峠を横切り、等高線に沿った平坦な山道を市仲の集落をめざしてトラバースしていきます
 
市仲の集落の外れで三角寺からの地蔵越えの道と合流、険しい八丁坂をくだり四丁石からは清滝方面へと大回りして仙龍寺に至ります
 
帰りは仙龍寺から険しい江戸時代の石積みの階段を登って近回りで四丁石を経由して地蔵峠を越え、三角寺に至ります
 
三角寺からは現在の四国のみちではなく、まっすぐ川沿いに西金川に向かう江戸時代の遍路道を地図で確認していましたが、地元の方に訪ねたところ今は通れないとの事で、やむなく四国のみちを通って東金川に至り、出発地点に戻りました
 
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まずは、この地理院地図の予定とおり、金田小学校跡を出発し、県道5号線との合流地点までをめざします
 
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6:07
尾根の真ん中辺り、稜線を越えて雲が降りてきている
 
以前から気になっていた尾根を越えて雲がかかる谷もこの際確認しておこう
 
この雲で皆さん気象予報(観天望気)されていると思う
 
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金田小学校跡到着
 
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6:18 A
 
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川の左手の道を遡ります
 
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あの雲のかかる谷はどうやら堀切峠のある場所みたい
 
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6:25 C
大西神社鳥居
 
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6:27 D
折角なので、大西神社に参拝していこう
 
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長い長い石段でした
 
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反対側にも石段がありました
 
この階段を下りて東金川に抜けよう
 
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下りてきた石段 こちらは短い
 
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6:44 G
大きな木の根元に立派な道標がありました
 
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朝日を浴びて輝くみちしるべ
 
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6:46 H
手印の示す方向
 
かつては往還(おうかん)と呼ばれていた細い道路(遍路道&土佐北街道)
 
しばらく行くと奥之院と雲辺寺を指す道標があるはずです
 
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振り返り写真
 
右のこんもりした山は大西神社のある山
 
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6:48 I
商店手前の四つ角にありました
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来た方向は三角寺
 
右方向は奥之院、土佐高知
 
まっすぐ進むと雲辺寺
 
まっすぐ雲辺寺方面に進みます
 
この道が現在の遍路道と交差する平山にある茂兵衛道標には奥之院と雲辺寺の分岐が記されているのに、ここでも奥之院と分岐するとはもう一つ別の奥之院へのルートがあるのだろうか
 
この手印が指す奥之院の方向の西方バス停にも道標があるとの事なのであとで確認しなければならない
 
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6:54 J
上に見えるガードレールが「四国のみち」になってる旧の県道5号線
 
矢印の先辺りに西方バス停があります
 
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東金川の集落を抜けて上りにかかりました
 
のどかな東金川の集落と秋の花
 
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これから越える稜線の上をひこうきぐもがくっきり横切ってます
 
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さて、何処から右へ折れるのかが問題だと思ってた矢先に土佐北街道の案内板がありました
 
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この辺りはずっと遍路道と土佐街道が重複している筈なのでこの角で間違いないと思います
 
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山と山に挟まれた今辿って来た東金川の集落
 
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山(県道5号線)へ向かって進みます
 
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畑地帯を越えて植林の中を進みますが、左手には用水として使われていると思われる豊富な水が絶え間なく流れる水路が続いていますが、植林は荒れ気味で竹林になっており、道も倒木で歩きづらいですが、しっかりした水路が沿っているので迷う事はありません
 
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7:07 N
おや~、穴があるぞ
 
(ノ゚ο゚)ノ
 
水路の導水トンネルかな
 
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7:07 N
人も通れるようになっていました
 
でも、なんでこんなところにトンネルがあるんだろう
 
トンネルを潜っていると出口には何やら建物があるみたい
 
飼い犬がしきりに吠えている
 
え~、こんな山の中にまさか、民家なのって思いながらトンネルを出ると、なんと見覚えのある東洋コンクリートの鉄筋の建物でした
 
トンネルの正体は新しく付け替えられた県道5号線
 
 
 
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7:09 N
新宮側からの振り返り写真
 
左へ旧県道の四国のみちが分岐している場所です
 
この右側の側道のような道を下るとトンネルがあります
 
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川之江側からの新宮方面の写真
 
旧県道との合流地点(右へ行くと四国のみち経由で三角寺へも行けます)
 
 
トンネルを抜けて県道に出ると山からの風が強く吹いています
 
東金川では風は無かったので、ひょっとしたら、堀切峠にかかっていた雲と関係があるのではないかと思いましたがどうでしょうか
 
この風の影響で雲が低い尾根を越えて川之江側まで降りてくるのではないかと・・・
 
 
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これから県道を少し上ってから右手に分け入って堀切峠の尾根をめざしますが、その前にどうも西方のバス停にあるという道標が気に掛かります
 
尾根越えを目指す前に西方のバス停まで旧県道(四国のみち)を下って道標を確認して来たいと思います
 
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西方バス停めざして出発ですアセアセ


長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました
 
まだまだ続きますのでさいごまでよろしかったらお付き合いいただければと思います
 
今回は歴史を感じる探訪だったのでゆっくりとかみしめながら振り返りたいと思ってますのでよろしくお願いいたします
 
南無大師遍照金剛
 
次回へ続きます
 
では、また
 

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