こんばんは

 
本線跡を国道11号までやって来ました
 
此処から山根駅までは住宅地の中を通りますが、現状はほぼ自転車歩行者専用道路として整備されているみたいですニコ
 
廃線跡を端出場方面へと目指します音譜
 
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11:12
P 国道11号線
 
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P 国道11号線を跨道橋で越えて住宅街を南東へ進みます
 
此処の曲がり具合は少し不自然な感じ
 
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Q 住宅のすぐ裏を抜けていきます
 
この先で右側にスペースがありますが、ホームの跡でしょうか
 
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R 振り返り写真 国道方面
 
鉱水路も大きく迂回しているのでホームの跡の可能性大
 
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11:17
R もう少し引くとこんな感じです
 
ちょうど通りかかった年配の方に「ここはどばしの駅のあとでしょうか?」と尋ねると、「どばし?ええ、つちはしの駅でした」との事
 
やはり土橋(つちはし)駅の上りホームでした(下りホームは住宅地になってしまったのか確認出来ませんでした)
 
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S この先の旧国道との交差点が土橋踏切で右側の建物は中村本町集会所
 
色々調べていると土橋駅は明治26年の開通と同時に出来て昭和34年に廃止になっていますが、その間に旧国道を挟んで南から北に移転したらしい
 
先ほど確認した駅は新しく出来た北側の駅で、前の駅は踏切の向こうの中村本町集会所付近にあった模様(集会所前の広場がホームの跡かも)
 
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11:22
廃車セリカはてなマーク 2台!マニア??
 
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U 枕木の柵と四角いコンクリートの土台に鉄骨のアングル跡
 
これは後で調べたら架線柱の土台だったという事がわかりました
 
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U 僅かに築堤の法面が残ってる
 
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本線跡は尻無川を渡ります
鉱水路も立派に掛けかえられています
 
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V 尻無川に掛かる角野橋歩道橋からの振り返り写真 土橋駅方面
 
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V 尻無川に掛かる角野橋歩道橋 山根駅方面
 
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V 橋を渡った左手に鉱水路の角野橋会所がありました
 
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振り返り写真 土橋方面
 
この辺りからは最近整備されたようです(鉱水路もマンホール化して遊歩道の下に一体化になっています)
 
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山根駅方面
 
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きれいに整備されてますね
 
踏切から先は鉱水路が再び左側に現れます
 
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新しい山根駅のホーム跡です
 
ここで自転車歩行者専用道は終わってますが、路線跡は生協の駐車場を突き抜けて道路(山根大通り)を横切り、元ローソンの裏をまっすぐに通っていたのが見通せます
 
Y 整備前の新山根駅跡 借物写真
 
自転車歩道が完成されてプラットホームの屋根を支える柱の跡も撤去されてます
 
昭和5年開設の山根駅 借物写真
 
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生協の駐車場から軌道跡を見通します
 
ここまでで軌道跡が道路や住友関連施設以外の他の物に転用されていたのはこのコープの駐車場が初めてです
 
道路を渡ると鉱水路が続いてます
 
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① 道路を渡った地点からの軌道跡です 山根収銅所方面
ここから先は未整備区間です
 
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まるで踏切がまだあって、今にも電車がやって来そうです
 
左:山根収銅所 右:新山根駅方面
 
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② 山根収銅所方面
 
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③ 振り返り写真 新山根駅方面
 
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③ 山根収銅場方面に進んで行くと軌道内に梯子を掛けたりして菜園になってます
 にんじん
 
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④ 振り返り写真 新山根駅方面
 
この辺りが旧山根駅だったのではないかと思われます
 
(旧)山根駅 明治38年設置
山根収銅所設置に伴い収銅所の沈殿銅の積込駅として設置されました
 
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④ 住宅街を抜けてだんだん標高を上げて行きます
 
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⑤ 煉瓦の橋台跡でしょうか
 
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⑥ 山根収銅所
別子銅山の鉱水処理について
第三通洞の完成とともに、同通洞に側溝を切って坑水路を設け、さらに第三通洞口を経て端出場まで、端出場から別子鉄道下部線沿いに山根を経て新居浜まで、総延長約16キロメートルの坑水路を設けることにし、明治38年11月に完成した。同時に、東平と山根に収銅所が設された。今に残る端出場ー新居浜間の坑水路、山根収銅所は、このとき作られたものである。
ホームページ → 新居浜南高校
 
 
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⑦ 山根 収銅所
 
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⑦ 明治38(1905)年に排水処理沈殿設備が設置され100年以上たった今も使用され、構造も当時のままだそうです
 
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⑦ 収銅所付近の軌道跡
 
軌道の下のグラウンドは角野小学校
 
⑦ 山根収銅所付近を走る電車 昭和35年頃
借物写真
 
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⑦ 収銅所から角野小学校 奥は滝の宮方面を望む
 
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山根収銅所を過ぎると内宮神社の参道を横切ります
 
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⑧ 振り返り写真 収銅所方面
 
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⑨ この左右に横切る参道を新居浜祭りの幕開けに、早朝3t余りもある太鼓台をかきあげて行きます
 
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この参道は太鼓台が登れる様に緩い傾斜で階段がつけられていますが、もう一つ奥にある参道は一般の参道できつい傾斜の石段になってます
 
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⑨ 下に見える赤い欄干の橋は生子橋です
 
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⑩ 時間があるので、生子橋を渡り国領川の対岸にある大山積神社と別子銅山記念館へ立ち寄ります音譜
 
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⑩ 生子橋から上流方面 別子ライン
 
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⑩ この橋は何度が架け替えられ、1983年に今の鉄筋コンクリート製に架け替えられた。昔の橋は山根製錬所(今の煙突山にあった工場)に主に鉱石を運ぶ時に使われていた
 
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⑩ 生子橋由来
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⑩ 名勝地「別子ライン」ガイドマップ
 
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11:56
⑩ 製錬夫像
 
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⑪ 大山積神社
 
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11:58
⑪ 別子銅山記念館 無料
 
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11:59
⑪ 別子銅山記念館を見学させて頂きます
 
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11:59
⑪ 記念館前から別子1号蒸気機関車と鉱山専用鉄道用電気機関車ED-104号
 
別子銅山記念館を12時から1時間余り見学させていただきました
 
入場は無料ですが、記帳して見学します
 
館内は撮影禁止になっておりますが、興味深い本も展示されておりましたので、じっくり時間をかければ住友と別子銅山の事がよく学べますよキラキラ
 
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13:17
⑪ 昭和25(1950)年の鉄道電化後下部鉄道を走ったED-104号
 
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13:22
⑨ 内宮神社の参道を登って再び下部鉄道の廃線跡を辿ります
 
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13:23
⑨ ここから先は今までとは異なり山間ルートとなります
 
別子鉱山鉄道略史より 借物写真です
 
2つのトンネルと1つの橋梁、駅2箇所を越えて端出場に至ります
 
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ガーミンコネクトの軌跡
※別子銅山記念館で休止状態になっていたのを再開させずにスタートしちゃったガーン
 
国道11号線から住宅街を抜けて山根収銅所まで廃線跡を辿って来ました
 
ゴールまでもう一頑張りですウインク
 
これから先は約3.5kmほどの山間ルートになりますが、一般の廃線跡なら今までの自転車歩行者専用道路の様に整備でもされない限りは、藪化して踏破不可能になってもおかしくないのですが、途中で紹介した様に第四通洞から下部鉄道本線沿いに鉱水路を通してある為、軌道跡はある程度整備されているらしいです
 
さいわい雨も降って来そうにないので最後まで無事に踏破出来そうです
 
今回も大変長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございましたニコニコ
 
つづく
 
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