イナヅマロックフェスティバル@滋賀県草津市 | みかんともブログ

みかんともブログ

このブログは、表現活動をしている人や表現コンテンツに関心がある人に向けて書いています。
特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

「滋賀の観光大使をしていた縁で」
「(草津の)烏丸半島が会場」

よく行く店でランチを食べていたら、そんな言葉が間近から聞こえてきました。20代のカップルのようです。

あ、滋賀県開催のイナヅマフェスの話をしてるんだなと心づきました。
というのも数日前に主催者の西川貴教さんのインタビュー記事を京都新聞で読んでいたからでした。イナヅマロックフェスティバルの開催の経緯のインタビュー記事。そこで感じたのは、西川さんの故郷滋賀県に対する熱い思い。

京都新聞9月19日朝刊24面

滋賀県彦根市出身で野洲市で育ったミュージシャンの西川貴教さん。T.M.Revolution のアーティスト名でも活躍しましたが、草津市出身の西川さんがイナヅマロックフェスティバル(イナヅマフェス)を開催したきっかけは、2009年に滋賀ふるさと観光大使の委嘱を受けたことがきっかけでした。
琵琶湖の環境保全と地域の振興を図り、滋賀県をアピールし、自分の誕生日の時期の9月に開催して地元に帰って家族への感謝を伝えたい、そんな気持ちから早くもこの年第一回イナヅマロックフェスティバルの実現にこぎつけました。
いろいろな試練にも見舞われましたが、ゴールデンボンバー、中川翔子さん、ももいろクローバーZ、倖田來未さん、Uverworldなど、毎回人気のアーチストも出演し、関西の秋の大型フェスとして定着しました。
今年は9月22から24日の3日間開催されますが、10回目を迎えた今年、続いた理由として、西川さんが記者に答えた言葉が印象的でした。

単なる音楽フェスではなく、地域のお祭りにしようと、行政と一体となって運営してきた。それがイナヅマの個性であり、強みであり、他の音楽イベントと一線を画したものになった。

また

家族が地元にいるし、おいっ子やめいっ子が胸を張って暮らせるようなまちにしたいと思ってる。若い世代が自信を持って「自分の地元にはイナヅマがある」と言ってくれるようになってきた。続けてきてよかったなあ、と思う瞬間ですね

そんな思いも語っていました。

自分が生まれ育った土地のために継続してプロジェクトを続ける。若い世代にも自信を与える現代音楽のお祭り。
西川さんは地元滋賀県のために汗をかき続けています。とても頭の下がることです。
僕もささやかながらゆかりの土地のために役立つイベント(特に日光市)を構想しておりましたが少しずつ前向きに進めていきたいと思いを新たにしたことでしたよ(^^)