新幹線やヒコーキ(軍人将棋風に)に乗るときは、できるなら窓側を指定するのだが、窓側席だからといって、乗車中全て快適な時間というわけではない。
そりゃあ、隣席が空席なら荷物もおけるし超快適な移動時間となるのだが、三連休最終日の夕方となるとそうもいかない。
窓側席は窓側席なりの悩みがある。

そう、トイレに行く時だ。

もちろん、人によっては何ら困ることなどないはずである。
しかし今の私は「何となく」、なるべく「すいません」と言わないようにしようと思っていて、だから何と声かけしようかと少し逡巡するのだ。

あらかじめ済ませておいたものの、何せ一杯やっているものだからあっという間にトイレに行きたくなる。
以前ならできるだけトイレを我慢する癖がついていたのだが、最近の自分を大切にしようブームに押され、なるべくトイレに行くようにしていることから、やはり隣席の人に何らかの声かけをせねばなるまい、となる。

よって、「前通ります」と言ったのだが、その後、つい、「ごめんなさい」と言ってしまい、結局謝ってしまった。

まあ、こんなことを考えるよりも普通に、「前すいませーん」とでも言うのが一番自分の為になるのだろう。