前々から読みたかった本になるほど
ということが書いてありました。お正月に機会がありまして読みました。
本は「ヤバイ経済学」というものです。
- ヤバい経済学 [増補改訂版]/スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー
- ¥2,100
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内容はいろいろ書いてあるのですが、感銘をうけたのが、著者がUSの新聞コラムへ掲載した内容で、アメリカで銃を持っている家庭と庭にプールがある家庭での、銃とプールによる子供の死亡の確率(危険度)は?を考えるというものです。
実際は子供が銃で遊んでいて暴発したとなれば非常にセンセーショナルなニュースになり、アメリカならずとも日本のニュースにも流れるようなものです。しかしながら実際の銃での死亡率はプールに比べるとずっと低い。ニュースにならないところでプールで亡くなっている子供たちのほうが多いのです。。。かなしいかな。
さて、日本の場合について似たような事例はあるかなと考えると、ワタクシが今思いつくだけで2点あります。
①こんにゃく畑事件
子供やお年寄りががこんにゃく畑を食べてのどを詰まらし亡くなるという事件。ワタクシはこんにゃく畑が大好きなのですが、こうゆうことがあってショックだなあとニュースを聞いた時には思ったのですが、正確な確率のデータを取った人がいるらしく、餅を食べて亡くなる確率の方が数倍高く、飴玉を詰まらせて亡くなる確率とほぼ同等のデータが得られているそうです。
つまり、亡くなった方には気の毒ですが、気をつけるべきは普通の食べ物を食べているのと同じくらいのものと見なせます。消費者やメーカーもマスコミに弄されたわけですね。
②交通死亡事故と自殺はどっちに気をつけたらいいの??
2010年の統計を見ましたところ、交通死亡事故者数は約5000人、自殺者は約30000人です。びっくりしませんか
みなさん!これなら、交通事故より自殺の方が自分にとっての危険性が大きいということですね。
おかしなことで、よく自動車事故には気をつけましょうと聞きますが、さらにリスクの高い自殺に気をつけましょうとはあまり聞きません。
社会人になると、メンタル面の教育もときどきありますが、これからは小学校からでも自殺に気をつけましょうという時代も来るのでしょうか?
確率が低いにもかかわらず、心理的な恐怖によりその問題を大きくとらえるということが多々あると思います。すべてを確率でとらえようすることではありませんが、イメージと実際は異なっているということを認識しておくことが本質をとらえるうえで重要ではないでしょうか