今日は、Kさんが役者として所属しているマニンゲンプロジェクトの演劇『つくづくな人間』を観に行ってきました。


グダグダな日常を、讃えるでも批判するでもなく、ただひたすらにグダグダが、ありのままに剥き出しで、最初から最後まで突きつけられてた。

徹底してるなぁ...と感じたのが、突き抜けよう!としても、見事なまでに頭打ちされるんだよね(^_^;)。

完璧なモグラ叩きゲームみたいに、突き抜けようとするたびことごとく頭打ちされまくってるなかで、それでもお前は誰だ、お前は何だ、夢は何だって、狂ったようにもがきながら自分に問い続けてる、それがつくづく人間なんだって、それが現実なんだって、そのどうしようもないリアルを伝えてた。


たまたま観に行く前にコンビニで立ち読みしたananで、巨乳の漫画家が「新しい出逢いなんてない。今周りにいる人たちが、今の自分が出会える現実なんだっていうことを、ちゃんと受け入れて欲しいんです。」みたいなことを言っていて、それともリンクしたりして。

そしてあたしは、リアルを表現しているステージ上のひとたちを見上げながら、演技を見るよりもさらに、打ち上げで生の相手と話すほうが、もっとリアルで楽しいだろうなぁ~と夢想しつつ、新しい出逢いを夢見ているのでありました(笑)


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そして演劇が終わった後は、友人が教えてくれた旅カフェへ。

そこで、心の友とひさびさ心ゆくまで話をしました。

子供のこと、最近頻発している犯罪のこと、いろんな話をしていて、彼女のなかに、強い信頼関係に裏打ちされた友情だとか、命を懸けても惜しくない愛情だとか、そんなものをあどけない瞳の奥に感じて、とてもあたたかく、とっても心強い気持ちになった。


心が近しい人間は、そこに今日も生きてくれているというだけで、自分と出会ってくれたっていうだけで、自分の人生への最高の贈り物だと思う。

やっぱり、いま出会えているひとたちを、たいせつにしないとな(笑)。


静かに心満たされる夜を、どうもありがとう。。。

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