兄弟でのもめごと | 三上税理士法人の「上から読んでも、下から読んでも」

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今日は、戦国時代にみる兄弟での事業承継の話。

実は、私は、結構戦国時代マニアだったりします。幕末も好きですけどね。
やっぱりロマンがありますよね。戦国時代には・・って、その話をするわけではありません。

皆さんは、好きな戦国武将いますか?
織田信長?豊臣秀吉?徳川家康?

私は何を隠そう豊臣秀長が好きだったりましす。えっ知らない!?
他には、黒田官兵衛とかも好きです。そうです、NO2が好きなんですねー。

豊臣秀吉が晩年、頭がおかしくなったとか、保身に走ったとか、よく言われていますが、それは、秀長がいなくなったからなんです。(と確信しています。)

また秀長がいた頃は、石田三成らの文官と福島、黒田等の武闘派をうまくまとめていましたので、
関ヶ原の合戦も起きてなかったはずです。(と確信しています。)

ということで、秀長が素晴らしい武将だということは、わかってもらえたとして、
秀長は、秀吉の実弟です。
兄弟で優秀かつうまくいった例としては、武田信玄、信繁ですね。
こういう兄弟でうまくやっているケースもあれば、
織田信長の弟信行のように、兄に殺されたりもします。

兄弟というのは、本当に難しいですね。親子なら、絶対的な上下関係が存在しているんですが、兄弟姉妹となると揉めることもしばしば。

特にこういう仕事をしていると、相続関係でのもめごとを間のあたりにします。
仲の良かった兄弟なのに・・・という言葉も何回もお聞きしました。

それを避けるためにやるべきは、その上の世代、親がしっかりとした道筋を決めてあげることだと思います。それは、親の責務だとも思います。

相続の話でいけば、遺言書ではっきりとした意志表示をしてあげる。正月など親族が集まった時にしっかりと話す。

事業経営でいけば、やはり分社化の措置を取った方がうまくいくケースが多い。
兄は、しっかりとした母体の元、事業拡大に励み、
弟は、縛りの少ない環境で、チャレンジをしていく。

秀吉と秀長みたいな関係は、現代ではなかなか難しいですね。

秀長 
豊臣秀長 といっても見たことないですよね。