仕事で毎朝通う道で
お会いすると必ず
声をかけてくださる方が
いらっしゃいます。
この日も私は
日々の出勤前の
諸々だけで
疲れ果て
朝っぱらからまるで
もう、何時間も
動いたかのように
フラフラと
歩いておりますと。
「おはようございます~。
やっぱり、太陽が出ると
暑いですね~。
今日は、朝から曇ってるから
雨降るかもなぁ、と
思ってたんですけどねぇ。
晴れましたねぇ。
あっちの空、見てください。
『秋の空』ですよ。」
そこには
パァーーーーーーっと
天高く
突き抜けるように
秋の青空が
広がっておりました。
日々繰り返される
心も身体も
疲れきるような毎日
まるで
フルマラソンを
走っているようだと
例えたことも
あるのですが
(走ったことないですけど(汗))
この空を見た瞬間
広い~
大きい~
すがすがしい~
と
心が
すっかり
秋晴れに
なりました。
(心が秋晴れ、という言葉選びが
昭和人間だなァ~と思いましたが(笑))
「お気をつけて。
いってらっしゃい!」
少し
元気を頂いて
すがすがしくなった
心。
人は
ひとりでなんて
生きてないんだな。
それに
人も
自然も
一緒に
暮らしているんだな。
なんとなく
そう感じた
朝
だったのでした。
