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わたしはこれまで
日本企業のヨーロッパ展開に
携わってきたのですが、
共通してることがあるなと思っていて。
👇東京ビッグサイトの大型イベントで
スペイン企業出展のお手伝い。
3日間、みっちりとアテンドさせていただきました!
わたし自身
スペインとフランスでの生活を
くり返していることから
ヨーロッパ進出のご相談や
貿易関係のご相談を
企業さんからいただくことが少なくありません。
日本の企業さんが
ヨーロッパ現地で活躍していただけるのは
わたしたち在住者にとってもうれしいし
全力でサポートさせていただくのですが
はじめる前(検討段階)のときと
いざ本格的に検討するときとでは
熱量が変わってく。
少⇒興奮
へ変わっていくのではなく
興奮⇒少
へと減少してしまうんですね。
はじめはただ「楽しい!」が先で
ヨーロッパ視察や出張なんかも入れて~
仕事ついでに遊びにいける~
みたいな雰囲気を感じるのですが
そのうち熱が冷めてくる。
あ、「ただ楽しい!」だけの興奮は
ぜんぜんいいんです。
むしろあった方がいい。
モチベーションにつながるから。
でもね
はじめの楽しさを感じてるあいだに
実質的なところと
向き合わなきゃいけなくなるわけですよ。
予算とか、計画案とか、
事業展開スケジュールとか、
もっというと
生産性、人件費、売上予測、
広告費、収支予測、投資判断などなど。
そこで熱量が冷めていく。
- いいね!
- やりたい!
- 楽しそう!
といったワクワク感から
不安感へと変わっていき
「難しそう…」
で最初の熱量はどんどん減っていく。
検討はしたけれど
チャレンジ前に撤退するケースは多いです。
でもまぁ
めちゃくちゃ理解できてしまう。
だって、個人ならまだしも
会社となれば従業員の生活も
企業としての延命にもかかってくる。
大きな賭けの前に
最大限のリスクヘッジを考え
転んでも軽傷にできる最善策をとるのは
企業として当然といえば当然ですもの。
だからこそ
小回りのできる企業さんや
個人事業主さんは強いなと思います。
どちらにチャンスがあるかって
軌道修正しながら
マーケットやお客さんの声にあわせて
柔軟に動ける企業さん・個人の方が
チャレンジできる分
実体験・現場の声をひろえて
挑戦をどんどん活かせるんじゃないかな。
とはいえもちろん、
挑戦するためのファイナンスがないと
難しいのは現実的にありますけどね。
なにが言いたいかというと
★いまできる範囲で
アイデアの幅をふくらませて
最大限の可能性を広げること。
★机上のディスカッションだけに終わらず
いまできることに意識して
最大限のチャンスをつくること。
★「とりあえず検討します」を控え
「とりあえずできること」で行動すること。
これが大きな分かれ道だなぁ~と
毎回おもうのです。
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ちなみに、
日本企業に苦手な傾向のある
この3つの視点は
海外企業はあたりまえに持っている当然の前提。
だからこそ
日本企業のペースが遅いと感じるし
検討ばかりで先に進まない状況に
いらだちを覚える海外企業が多いのです。
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大企業になればなるほど
小回りきかなくなるし、挑戦が難しくなる。
ベンチャー企業は
資金潤沢♪で挑戦できる会社が少ない。
そういう意味では
個人事業主さんって意外とチャンスあります。
頭でっかちになるまえに
いまできる最大限のことを考える。
これが
成功と徹底の分かれ道かなと。
ヨーロッパ進出・展開をお考えの方は
ご相談を承ることも可能です。
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