30代・40代の孤独死について考えています。
孤独死は2015年の段階では1451人だったのが、今では3127人と倍以上増加しています。
30代・40代の孤独死の統計を見てみると
男性30代5.8% 男性40代11%
女性30代7.6% 女性40代12.2%
※2014年の統計 株式会社ディライトより
(年齢不明な人を除く)
20代の孤独死でも累計8.9%
数字を見て驚くのは60歳以下の孤独死は40%にも登るそうです。
それも2014年の統計なので近年はさらに増加していると考えても何ら不思議ではありません。
20代〜40代の女性の自殺が目立ちます。
それでも検査医が関われただけでも良いのかも知れません。
原因不明死は17万件にも達しています。
死者7人に1人が原因不明死です。
近年、自殺者数が2万人を下回ったとしても検査医の不足で関われなかっただけなのかも知れません。
孤独死の発見者の第一位は家族や友人ではなく「管理」と名付けられた人です。
先生が数年前に言っていた
「まず村が壊れて
次に家族が壊れて
今では人が壊れている」
と言っていた言葉が響きます。
本当にその通りになっています。
宗教を心のテクニックにして堕落した宗教者の責任は重いと感じます。
そして国家として憲法の序文では
「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」
恐怖と欠乏だらけ。生きるだけで精一杯。軍拡ばかり。
また、組織は組織を守るために構成しているのではなく、元は共通の課題を共に共有する集合体であり、その統括のために組織という構図が構築されるのではないでしょうか?
苦しんでいる人の声を聞くのが最優先ではないでしょうか?
新型コロナウイルスで仕事を奪われる非正規労働者の悲痛な叫びが僕の胸に刺さります。
多くの人が、また死を選ぶのではないかと感じています。
僕の無力さに、ため息がこぼれます。
南無。