開かない扉。 | 新宿 占い館バランガン@三影  ~虹~

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こんにちは。三影🌈です。

 

 

高校生の頃、太宰治にはまってまして、

ほぼすべての著作を読んだと思います。

 

今となっては内容はほとんど忘れてしまっているのですが、

ずっと残っている文章があります。

「押しても引いても開かない扉が、この世にはある」

(細部は違っているかも)

 

当時の私には、確かに開かない扉があったのですが、

「時期が来れば(待っていれば)開くだろう」

「いつか開け方がわかるだろう」

と漠然と考えていたので、

太宰の言葉にピンとくるものはなかったのに、

なぜか消えることなく保存されています。

 

 

時を経て。

 

夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズが漫画化、映画化されたとき、

私にもブームが起き、新刊待ち遠しく、

むさぼるように読みました。

 

その中に、

愛と憎しみのあまり生成り(人間と鬼の中間くらい?)と

化してしまった姫の牙に腕を咬ませながら、源博雅が

「あるのだよ、泣いても叫んでも、どうにもならないものはあるのだよ」

と言うシーンがあります。

(これも細部は違うかもしれません)

 

ここを読んだとき、恥ずかしながら号泣してしまいました。

 

そう感じる人が他にもいたんだ、と。

 

そうなんです、何もわかってない高校生だった私も、

年齢とともにそれなりにいろいろなことを経験し、

この世の中には、私にはどうやっても開けられない扉があることを知ってしまったのでした。

 

 

私にはどうひねっても開けられない扉を、

いとも簡単に開けてしまう人、

向こう側から開けてもらえる人、

なんとかして開けようと頑張って頑張ってついに開けてしまう人が

いることも知っています。

 

悔しいし、悲しいし、自分の無能を嘆いたりもします。

 

 

 

でも、少なくとも「今の私には開けられない」と感じたら、

あきらめるということは覚えました。

 

 

簡単に開けられる扉には、

私がなじみやすいもの(人)があることも。

 

また、縁がない、興味がないと思っていた扉が

向こうから開いて手招いてくれたときの、

うれしい不意打ちがあることも。

 

どうせ開かないんでしょと決めつけていた扉が

ある日突然開いたりすることも。

 

 

 

 

あきらめずに努力していればいつか

その扉は開くかもしれません。

 

努力しても開かないかもしれません。

 

 

一度で「開かない」と決めてしまうのも、

開かないのに執着し続けるのももったいないし、

周りが「もう止めたら」と言うから止めるのは後悔しそうです。

 

 

線引きはとても難しいことだけれど、

「今の私には開けることができない」

とはっきり確信できるまでは、

「開けよう」「開きますように」

と思い続けてほしいなと思います。