社会学級セミナー<青葉ブロック>研修会に参加しました。

今年の社会学級のテーマは
「気づき、つなげる地域の輪」です。

今日のセミナーは
収納アドバイザーの先生お二人をお招きし
「本当に大切なものとの向き合い方」の講話を聞きました。

被災地に住む私たちの多くは
今回の震災を経験し
モノに対する意識が変わりました。

地震の揺れによって粉々に砕け散ったモノ。
津波によって流されてしまったモノ。

形あるモノは、いつか姿を消してしまうことを知りました。

今の私たちに求められているのは
本当に必要なモノを見極める力なのでしょう。

「これは高かったから…」という過去と
「いつか使うかもしれない…」という未来にとらわれて
不必要なモノをしまい込んでいる生活に
「もったいない」の意味をはき違えていたことに気づかされました。

モノは必要としている人の元で使われるものであり
納戸の奥にしまい込んで、
その存在まで忘れてしまっていることこそ
本当の意味で「もったいない」ことであること。

不必要なモノがあふれ
本当に必要なモノを探す時間。

今日の講師の先生は、
この時間を「暮らしの中のロスタイム」と表現なさいました。

これまで私は、どれだけの時間を
無駄に過ごしてしまったのでしょうか…

見極める力の必要性を痛感したひとときとなりました。