上海 豫園 - さよなら中国 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

* たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2018年、秋。


忙しい時期に遅い夏休みをいただいて、中国を経由してチベットへ!

 

本当は昨夜の便で上海から帰国するはずだったのですが、日本を襲う台風のおかげで飛行機が 1日遅延してしまいました。

 

降ってわいた 1日で、上海街歩きです。

 

今日は、有名な観光地 「豫園」 へ向かいます。

昨夜泊まった、繁華街のどまんなかにあるホテルから徒歩で南下。

 

 

 

途中で立ち寄ったのは、13年前に来た時にも歩いた、長屋が立ち並ぶかなり下町のにおいを残す通り。かつては窓から洗濯物がたなびいていました。

 

 

 

前回 「北京オリンピックもあるし、きっとこの通りはなくなってしまうだろうな」 と思っていたのですが、かろうじて、まだありました。ただ、もう退去していて誰も住めない状態で。

 

 

次回上海に来るのがいつになるかわからないけれど、きっと、その時にはもうすっかり変わっているんだろうな。

 

 

引き続き、下町を歩きます。

中国らしいプロパガンダを可愛い絵柄で描いた壁。

 

 

 


裏通りを歩いて抜けていきます。

この、玄関の横に 「豫園 → 」 って書いてある家、住んでる人はどんな気持ちなのかしら・・・?

 

 

 

ホテルから 30分ちょっと歩いたかな。「豫園」 に到着。


今回は、豫園の公園には立ち寄らず、豫園商城とよばれる繁華街のほうだけを歩きます。

 

前にきたときはたしか旧正月の時期で、とにかく人でごった返していたのを覚えていますが、今回も国慶節にあたってしまってとにかくすごい人。

 

 

 

お目当ての 「南翔饅頭店」 に行ってテーブルの予約を入れてから、周囲をかるく周辺をひとまわり…したいのですがあまりの人ごみに警察も出動。一部の通りが一方通行になっていたりで文字通り、自由に歩くこともできません。

 

 

 

 

しょうがないので、それほど離れていない場所でドリンクを買って時間つぶし。

それにしても、今回の中国ではほんとうに各地でこのでっかいフルーツドリンク(フルーツジュースとアイスティーを組み合わせたようなものとか、スムージーに近いものとか)を手にしたなぁ。大流行でした。

 

 

 

 

しばし待った結果、入店した饅頭店。なつかしの小龍包、美味しいです。

かつて来たときよりもお店もこぎれいになっているように感じました。

 

 


人ごみに酔ったのか、旅疲れか、わたしはなぜかここでクラクラ揺れるような感覚を味わっていて、「やばいかも」 って少し思っていました。

 

結果としては特にその後悪化することもなく、事なきを得ましたが、最後の最後に体調を壊したらつらかっただろうなぁ。

 

 

その後、タクシーでホテルに戻り、そこから空港へ。

再びあの人でパンパンの地下鉄で空港まで取って返してクッタクタです。

 

とはいえ、なんだかんだといろいろあった旅もやっと終わりでちょっとほっとして、最後に乾杯。しかも、なぜか甘いものまで。

 

 


ふだんあまり甘いものを食べないので、この日ケーキを食べたくなったのはやっぱり疲れていたのかなぁと今振り返ったり。このケーキ、すっごい美味しかったのですよね。

 


 いよいよ上海を後にします。

 

 

なんか、あっという間の数日間に、やたらいろいろあったなぁ…という感じ。

 

中国はやっぱりすごくパワフルで、人が多くてとにかく疲れた感じがしました。

 

中国に旅行に来るときは、忙しい時期の合間を縫って、とかではなくて、ちゃんと体調万全な時期じゃないとしんどいんだな、と思ったもの。

 

とはいえ、いろんな場所でいろんなものが見れた良い旅だったし、もちろんとても楽しかったんだけどもね。

 

中国 最後の食事は、吉祥航空の機内食。

 

 



ひと眠りしたら、朝の東京。

また明日からの仕事に備えて、今日は洗濯してお風呂入って、ゆっくり寝るのだーーー!