ちょっとアメリカ - はじめてのサンフランシスコ | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2010年 3月。

出張で一週間ほど、サンフランシスコへ。

 

サンフランは、アメリカ西海岸を代表する都市のひとつ。海と丘を同じエリアに持ち、急な坂が多いことで有名な街です。

 

 

わたしにとっては初めての場所なので、仕事の合間を見つけて、街歩きをしなければ!

 

着いた当日は日曜日で仕事がなかったので、さっそくすこし街を回って来ました。


まずは、お約束、海沿いのフィッシャーマンズワーフに向かって、街の中心部を歩いていきます。


なんていうか、アメリカ!って感じの街並み。

建物ひとつとっても、似ているようでやっぱり、ヨーロッパとは違う。

 


 

下の通りをまっすぐ行くと、有名な中華街。

 

 

 

歩くこと…どれくらいかな?

いろいろぐるぐる回っていたのでよくわからないけど、海沿いの通りに出ました。

 


椰子の木が並ぶ大通り。うーん、西海岸だねぇ!


白い時計塔がきれいな、ピアに出ました。

天気が良ければ、フェリーに乗ってサンフランシスコ湾内をクルーズできます。

 

 

 


わたしは時間がないのと、風が強くて寒かったので、乗らなかったけれど。

 

 

西海岸といえばサンタモニカのイメージだったわたしは、サンフランシスコの強風と気温の低さに、実はややビックリでした。しかも夏も暑くならないので、年中こんな感じなんだとか。

 

向こうに見えるのは ゴールデンゲート・ブリッジ…ではなく、ベイブリッジ。

 

 

 

ピアから見ると、丘の上の都心部にギュっとビルが固まっていてなんだか面白い。

 

 

サンフランってやっぱり、なんだかオモチャみたいですよね。箱庭感というか。

 

 

ちなみに、ピアの近くには野生のオットセイがたくさんいるというので見に行ってきました。

 

おおおー、いるいる!

 

 

ノターっとやる気なさそうに日向ぼっこしてましたが。

これ本当に野生なんでしょうか? ショッピングモールで餌づけしてたりしないの?

 

 

そして、そのままモールの奥まで行って海を眺めると見えるのが、有名なアルカトラズ島。

 

 

凶悪犯をたくさん収容し、「監獄島」 として名をはせた島です。有名なマフィアの アル・カポネ もここに収容されていました。

 

でも 「アルカトラズ」 の語源はスペイン語の 「ペリカン」 。意外にもカワイイ感じですよね。

 

なお、現在は一般に開放されていて、ピアからフェリーに乗って遊びに行けます。刑務所あとはそのまま博物館になっていて、見学も可能だそう。


海沿いを北に歩くと、着きました、フィッシャーマンズ・ワーフ!

 


 

いくらアメリカに疎いわたしですら知っている観光地。ここでクラムチャウダー食べるのが 「お約束」 なんですよね?

 

 

でも今回はクラムチャウダーは食べずに、海沿いを北上。

観光用のバスも、玩具みたいでかわいい。ホントにこの街って、ディズニーランドみたいだなぁ。

 

 

 

目指したのは、サンフランで有名なチョコレートの老舗 Chirardelli のある、ギラデリ・スクエア。

 


 

ちょっとこじゃれた再開発地区のような雰囲気なのかな。小さなカフェやショップも。

 

そのギラデリ・スクエアで見つけた雑貨店 「Lola」 (もとはノース・ビーチのお店なんだそう) の、商品が展示してあるウィンドウで、一目ぼれしたロンパース。

 

 

 

友達にもうすぐ赤ちゃんが生まれるので、迷わずお買い上げ!

 

 


ipod の o がひとつ増えただけで、こんなに微笑ましくなるなんて!

(ちなみに I Poo'd で 「うんちしちゃった」、の意味。スクロールホイールのトップには Change Me! 「着替えさせて」)。


いい買い物をしたー、と大満足のわたしを待っていたのは、いよいよ登場の、過酷な坂。

 

実は、同行していたのが サンフランシスコ出身のアメリカ人の同僚だったので、すごく効率よく案内してもらっていたのですが、「最後にもうちょっと頑張れる?」 と言われて上ったのが… かなりの坂でして。

 

海沿いは平たんだけど、一歩入ると長い長い急な坂だらけのサンフラン。

ケーブルカーに追い越されながら、へとへとで坂を上った先にあったのは…


こんなへんちょこりんな坂でした。

 

 

 

この写真でわかりますか?

 

ここロンバード・ストリートは坂の傾斜が急すぎて車がまっすぐ降りれないので、山道のようにくねくねとした回り道が作られているんです。すごい!

 

くねくねの坂道を、おっかなびっくり、ゆっくりと降りていく車の様子がおかしかったです。


最後に、ノースビーチ (イタリア人街) まで出て、今日の街歩きをラストにしました。


おしゃれでおいしいお店が多いという地区。

道沿いにひしめくイタリアンのお店たち、どこも美味しそう。

 

 

でも、ノースビーチで一番嬉しかったのは、実は、50年代のアメリカで ビートニクの中心地となった書店 「City Lights Bookstore」 に寄れたこと。

 

あまり時間がなかったので、とりあえず 2冊だけお買い上げ。

でも本当はもっともっと見たかった。

 

 

 

内装も良かったし、品ぞろえも (あたりまえだけど) 素敵で。

もう、すっごい好みの書店だったので、フワフワしてしまい、内部の写真を撮らずでした…

 

2階は、さすがビートニクの書店だけあって詩集がたくさん。

まるで誰かのおうちの書斎のような書架のアレンジ (書き物机に平積みで積んであったり) がすごく良かったです。


駆け足でまわったサンフランシスコ。

快晴で気持ちの良い日で良かったです。

 

次回はサンフランシスコといえば!そしてこのブログといえば!(?)の、大好きなケーブルカーの話題です。