先週は、「終活」の研修会に参加しました。
講師は、尊敬する上田淳子さん。
お昼ご飯を持参して、研修開催前からのお話会。
ずっと行政畑にいた私からは、想像できないような小話がたくさん降ってくる。
こんな時間がとっても愛おしいんですよね。
研修会の後半は、参加者さんたちでの意見交換会。
行政時代から、ご縁のあった宮本直治さん。(写真右)
元々は薬剤師さんなんだけれども、今は、がん患者会の代表やら
研修事業やら、
僧侶やら、たくさんの顔をお持ち。
「10年寝たきりで、ゼリー状の食物しか食べられない認知症の親は、かわいそうだった」
と、参加者さんからの体験談を皮切りに
「生きる意味って?寝たきりになったら、生きていても意味がないのか?」と、別の男性。
「命って大切。っていうけど、じゃあ、なぜ大切なの?」と宮本さん。
親を見送ってきたり、介護してきたりの体験から、いろんな意見も飛び交う・・・・
障害を持った子供がいる高年女性から
「生きていることでなく、生きて何が与えられるか?ではないか。障害があるから与えられないなんてことはない」
と、命そのものでなく、命があるからこそできることにフォーカスした発言があった。
う〜ん、深い。
私、真剣に人生に向き合っているのかなあ・・・と、思い悩みました。
また、「通夜のお経と、葬式のお経は違う」話が興味深かった。
お通夜のお経は、本当は亡くなってからでなく、亡くなる前に耳だけ聞こえている時に
唱えるものなんだって。
内容は、これからあの世に行く方に向けて、あの世はどんなところで
どんな鳥がいて、どんなに素敵なのかを伝えているらしい。
この世に未練が残らないように。
あ〜そんなこと知らなかったなあ〜。と、帰ってすぐに娘に話した(笑)
法事を省略するのが良くない理由なんかも、興味深かった。
須磨寺で、定期的にカフェしているとのことなので
ぜひ行ってみたいと思いました。
自分にしっかり向き合ってみるのも、悪くないかもなあ〜・・・。
活動紹介
☆ 著書
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西澤美加
保健師・対人援助職サポーター
Be yourself 代表
対人援助職サポート協会代表
NPO法人陽だまりの会理事
WELBOX提携事業者
岡山大学非常勤講師
<資格>
保健師・看護師・衛生管理者・終活ガイド1級・終活ガイド検定認定講師・エンディングノート作成認定講師
<経歴>
中核市保健所副所長
介護予防支援事業所管理者など