コンポーザーでもあり、ピアニストでもある、多才な加羽沢美濃さんとのコンサートが
大分は国見町で行われました。



美濃さんとの共演は、
12人のヴァイオリニストとして共演は多々あるものの

二人で、というのは、今回が初めて。

このコンサートが決まったのは、実はかなり急で

正直、ハードル高すぎて、誰にも相談できないくらい戸惑ってました…


だって美濃さんは、
あの高嶋ちさ子さんとずっと『ちさみの』というコンビを組んでコンサートしてたり、

ご自身の番組を沢山持たれたりと、
本当にすごい方だから。

そんな大先輩と、
二人でのコンサート…

自分がどういう立ち位置でステージに立てば良いのか

どれくらい自分を出していいのか

当日まで色々と考えていました。


でも
リハでは美濃さんが

『遠慮しないでやりたいことやって!自由に演奏して!』

と、おっしゃってくださったので

本当に遠慮なく、気持ち良くステージに立たせて頂きました!





最近恒例の、歌。

アメージンググレイス
ジリオラチンクェッティの愛は限りなく

を本編で、美濃さんの素敵なピアノで歌わせて頂き…





ヴァイオリンの魅力を伝える
ヴァイオリン講座も、
僭越ながら美濃さんが助手をしてくださったり


本業のヴァイオリンでは

♪アヴェマリア(シューベルト、グノー)
♪バンジョーとヴァイオリン(クロール)
♪タイスの瞑想曲(マスネ)
♪チャールダッシュ(モンティ)

そして

美濃さんのオリジナル
♪緑の風(加羽沢美濃)
♪やさしい風(加羽沢美濃)

リハや本番など、毎回、私はヴァイオリンも歌も少しずつ違う演奏をしちゃうのですが

美濃さんは元祖そういうタイプな方なので

『掛け合い』がとても楽しかったです♪








そして

美濃さんの
『リクエストコーナー』
の助手もやらせて頂いたのですが

もう、これには本当にすごいんですよ。

その場でお客様に演奏してほしい曲を何曲か聞き
それを即興でメドレーにして演奏してしまう

というコーナーなのですが

凄すぎて口が空いたまま塞がらないよね。

『頭のなかどうなってるんですか?』

と伺ったところ

『何も考えてない。考えちゃ出来ない。会話するのと同じ』

と…

うーん
なんとなくその感覚は分かるけど

美濃さんにしか出来ない技ですよね!


そして

今回、アンコールに
急遽『涙そうそう』
を弾き歌いしたのですが

それをやろうと決めたのは、なんと本番直前!

美濃さんが
『なんか、弾き歌いしてるレパートリーないの?あったらそれで終わりたいよね!』

と。

私は速攻
『涙そうそうは、毎回間奏で弾いたりしてます!』


『よし、じゃあやろう!曲なんとなくしかわかんないけど(笑)Key何?』

『Esです!』

ということで

涙そうそうを
美濃さんの即興で、弾き歌いしちゃいましたー☆

これが楽しいのなんのって!

前奏は
お互いアドリブで気がすむまで演奏し

歌に入り

間奏では、メロディーを私が弾き、素敵過ぎるピアノを乗せて下さり

とーっても気持ち良く歌うことが出来ました。

譜面が無くても
即興で音で会話が出来るって
楽しい。

私、美濃さんの素晴らしさに
終始感動しておりました。




ちょっとブレてますが(笑)

今回のこのコンサート。
自分自身不安だらけだったし、当日まで緊張しまくりだったけど
本当に勉強になりました。
また機会があったらご一緒できるといいな…

お世話になったスタッフやホールの皆様

本当にありがとうございました!





Android携帯からの投稿