こんにちは、本田みかです。

 

 

なんだかこの話、長くなって来ましたあせる

 

流れで書き始めましたが、

やはりここは、その後の

長女の不登校の重要な部分ではないかと

思っています。

 

もうしばらくお付き合いください。

 

 

 

 

ダンスでも勉強でも、なんでもできて

学校でもしっかり者の長女

 

 

「私のようには育っていない」

 

 

・・・ただただ私は、そのことに

安心していたのです。

 

 

しかし突然、その状況が一変したのです。

 

 

 

それは

 

ダンスの地方予選の大会まで、あと一か月半という時でした。

夕方、仕事中の私に電話がかかってきました。

長女からでした。

 

 

「おかあさん、体育の時間に足をひねっちゃった。

痛いから、今日のダンスの練習、休んでもいい?」

 

 

長女が練習を休むと言い出すなんて、

よほどの事だと思いました。

すぐに職場を早退し、

長女を整形外科に連れて行きました。

 

 

 

捻挫かな?捻挫だといいな。

最短でどのくらいで治るかな。

今日の練習を一回休むぐらいで済むかな。

 

 

 

と、祈るように思っていましたが

・・・結果は

「第五中足骨骨折、全治3か月」でした。 足の小指側の骨です

 

 

大会前の大事な時期にそんな事になり

ダンススクールのコーチも絶句。

長女は、体も大きく技術もあったため

かなり重要なポジションにいたのです。

 

 

コーチの指導も手厚く、ほぼ毎年のように

全国大会に出られるチームです。

それなのに、チームのみんなは、

いまから編成を変えて練習し直さなければなりません。

2月末の地方予選どころか

3月末の全国大会にも長女は間に合いません。

 

 

 

コーチからも何度も

「どうにか間に合いませんか?」と聞かれ

その度に謝り、

チームの保護者のグループLINEに

大事な時期にご迷惑をおかけし申し訳ありませんと流し

とにかく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 

 

 

振り付けもフォーメーションも

やっと完成し

これから追い込みをかけていくはずなのに

やり直しをさせてしまう

 

そのせいで、全国大会に進めなかったらどうしよう

うちの子のせいになるのだろうか

 

 

 

 

うちの子のせいで

迷惑をかけてしまう

申し訳ない

誰になんと言われるだろう?

 

 

 

 

私の頭の中はそれでいっぱいでした。

少しでも早く治らないだろうかと

酸素カプセルに行ってみたり

サプリメントを飲ませてみたり

リハビリに通わせてみたりと

必死でした。

なぜなら

これ以上責められないために。

 

 

 

それでも、全治3か月という事が

覆ることはありませんでした。

 

 

 

それにしても、何から何まで

ひどい親だなあと自分でも思います。

 

 

 

 

大会に出られなくて

悲しいのは長女のはずなのに

その気持ちには

寄り添っていませんでした。

 

 

長女の悲しみよりも

迷惑をかけてしまったことの方が

大きな問題と捉えていました。

 

 

 

 

 

スポーツなのですから

怪我はつきものです。

コーチだって、これまで

多くの経験をしてきているはずです。

 

直前の怪我、当日に病気になり欠席、なんて

コーチの経験の中では、1度や2度では

ないはずなのです。

それをフォローすることも含めてチームスポーツです。

 

それに、骨折したのは長女です。

ただ、学校の体育の授業でそうなっただけです。

それなのに、

全くの部外者である私が責任を感じている。

 

 

 

この考え方はおかしいですよね?

 

 

 

 

私が

自分とコーチや

自分と子どもとに境界線が引けておらず、

相手の問題を勝手に引き受けている。

 

 

 

ということは明らかです。

 

 

 

でもその時もまだ、

そのおかしさに気づいていませんでした。

 

 

 

 

 

まだ続きます。

(あと1回か2回かな?)

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。