小野みかです^^ →プロフィールはこちら
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オンライン学童で子どもたちに伝えている「心を育てる15のルール」と言うものがあるのですが、ただいま動画コンテンツを絶賛収録中です^^
その中に「そのままをみとめる」と言うルールのエピソードを収録していたときに思い出したことがあったので書いています^^
次男が5年生だった時のわたしは、年間の3分の1は出張に出ていて、ほとんど家にいませんでした。
その日は福岡で打ち合わせをしていて、休憩になったので携帯に目をやると、学校から鬼電。。。
普段そんなことは絶対にないので、何事かと思って折り返すと、担任の先生がとても言いにくそうに「息子くんが友達を突き飛ばして、友達が結構な怪我をしてしまい、相手の親御さんが学校に怒鳴り込んできた」とのこと。
なんてこった。
このままでは先方の怒りが収まらないので、連絡を入れてくれないかと言う先生からのお願いに、即OKし相手の親御さんの連絡先を聞きました。
さあ、どうするかな〜
打ち合わせの休憩が終わりそうだったので、ひとまずは息子に事情を確認しようと家に電話をしました。
家に電話をすると母が出たので、次男に変わるようにお願いし、本人が電話口へ。
「先生から電話があったよ、何があったの?」
と聞くも
「・・・・・・・・」
ああ、こりゃあ完全に心がフリーズしているな。と思ったので、こんな風に伝えました。
「いい?よく聞きなさい、ママはあなたが理由もなくお友達に怪我をさせる子だなんて思ってないのよ、でも何があったか分からなかったらあなたをちゃんと助けてあげられないでしょ?だから何があったのか話して欲しい、何があったの?」
すると、電話口で息子が号泣し始めました。
「大丈夫よ、責めてるわけじゃないからね、何があったか話してごらん」
と言うと、少し泣いた後で息子が状況を話してくれました。
要はお友達に帰り道に嫌なことを言われてからかわれ続けて、腹が立って突き飛ばしたら予想外に派手に転んでしまって、ズボンが破けるほど膝を怪我させてしまった。
と言う話でした。
相手の子は息子より20センチ近く体の大きな男の子。
おいおい、どんだけの力で突き飛ばしたんだよ。。と思いつつ。
怪我をさせたのが事実だと言うことがわかったので、息子との電話を切ってすぐに相手の親御さんへ連絡。
電話口で散々文句を言われましたが、余計なことは一切言わずにただ謝りました。
リアルに電話口はこんなイメージだったw
相手が落ち着いたタイミングで、出張中なので戻り次第謝罪に伺うことを話して電話を切りました。
その後の打ち合わせはよく覚えていないけど、帰りに空港で福岡銘菓「とおりもん」の一番大きなサイズを購入^^
息子には「嫌なことをされて悔しかったのは分かるよ、でも相手に怪我をさせてしまったのは事実だから、そこはきちんと謝らないといけない」と言って一緒に謝罪に行きました。
電話の時点でだいぶ落ち着いていた相手方の親御さん、会いに行ったら意外にも笑顔で迎えてくれました。
改めて怪我をさせてしまったことを謝り、息子の口からも謝罪。
最後は子ども同士握手で、これからも仲良くしようねと言うことで終わりました。
帰り道に息子が「一緒に謝ってくれてありがとう」と言ってくれました。
わたしの謝る姿を見て、何か感じてくれていたのだとしたら嬉しいなあと思います。(実際は福岡で電話したときにフルボッコにされたのですが、それは内緒w)
この一連の出来事で、一度でもわたしが息子を責めるような言葉を出していたら、きっと息子は誰にも味方になってもらえず、苦しかっただろうなと思います。
子どもが何かをやらかすとき、その物事を「善悪」で捉えるのではなく、起こった事実をそのまま認めて、その上で愛情を伝えたり解決策を一緒に考える。
これができる心の余裕をいつも持っていたいなあと思います^^
それにしてもこのときのわたし、よくがんばった!w
他の親御さんに怒鳴られるのは、後にも先にもこれっきりにしたいものですw
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