さて。

お目当ての、楽しみにしていた会場へと到着。

あ、この記事はだいぶ長いです。

いつもなら分けるんですが、この記事については分けたくなかったので。

なるべく、入り口から見終わって帰るまでをひとつにしたかったんです。

実際に行った気分が少しでもわかってもらえるように極力、写真の加工は避けました。

UPにしたものやあまりに暗いものを少し明るく修正した以外は、撮ったそのままの写真です。

ちゃんとデジカメを持っていったにもかかわらず電池切れという、あほなことをしでかしたので、すべてiPhoneで撮影しています。

室内が暗く、画像が悪いものもありますが、ご了承ください。

 

 
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豊橋・水上ビルにて展示されている、ブラジル人「ラウラ・リマ」さんの作品です。

簡単に説明すると、このかつては人が住んでいた4F建てのビル室内に、小鳥を100羽放し飼いにするというもの。

ビルの空間全体を大きな鳥カゴのようにイメージし小鳥が飛び回り、その中に人が入っていく、というものみたいです。

聞くだけなら楽しそうでしょ?

私もネットで行かれた方のブログや写真などを見て、わぁかわいい・楽しそうだな~と思って楽しみに行きました。

さて、実際の様子をご覧ください。
 

 
 
 
 
 
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黄色のTシャツの方たちが会場スタッフの人。
右側テーブルのところで先ほど買ったチケットを提示。水上ビル、の欄にスタンプを押してくれます。当日中なら何度でも入れるようです。

手前の木枠のところから入って行きます。見えにくいですが、ネットが張られています。

ここはちゃんと2重扉になっていて、小鳥が外に出ないような配慮がされています。

 

 

 

 
 
 
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入る前にこれが気になりました。

「へ~、おもしろいね。でもお家でこれやったらこの下はお掃除大変だよね。」なんて言いながら。

そしてやっと中へ入ります。

 

 

 

 
 
 
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木枠の扉を入ってすぐ。

あぁ・・・・。

ジュウシマツがいます、床に。

矢印のところ、手前の床と、奥の壁側。ちょうど見えませんが、階段下のすみっこ、配管パイプの影にもう1羽。

 

 

 

 

 
 
 
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まずは奥の壁側に居たコ。
手前にはお水がふたつとエサ。床にはたくさんのシードが散らばっています。

 

 

 

 

 

 
 
 
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アップにしました。(画質粗くてすみません)

見えますか?はい、片足閉まってます・・・。

ぬくぬくあったかくて片足閉まって寝ている・・・ようには見えないのですが。

 

 

 

 

 
 
 
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人が通る足元に、ちんまりと座り込んでいます。

この会場は縦長の作りで、この階段を進みまた降りてくるのです。
 

 

 

 

 
 
 
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鳥飼いさんなら見たくない表情ですよね。

自分のコがこんな状態ならどうしますか?

何より、ほんとにここを来場者が通る場所なので、踏まれないかも心配です。

近づいても逃げるどころか動かないんですから。

鳥飼いのみなさんならお分かりかと思いますが、あきらかに膨らんで、頭も体も膨らんで、翼も下がっています・・・。

おめめもつむって、荒のはずなのに近づいても動かず、冷たい床の上でうずくまって。

かなり具合が悪そうです。

 

 

 

 
 
 
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きっと小鳥を飼ったことのない普通の来場者なら、まんまるに膨らんで寝ててかわいい!となるんでしょうが。(知らないのだから仕方がないですね。)

はぁ・・・・。

一気にテンション下がりました。

このコが心配でしたが、すぐ横に先ほどの会場スタッフの方もいます。

あまり言うのも・・・と思いながらとりあえずは上の階へと進みました。

 

 

 

 

 
 
 
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2Fです。
このように昔住んでた住居スペースに木のオブジェ?があちこちに配置されてるという作品のようです。

ここはキッチンですね。この時、ここに小鳥はいなかったようなので、奥へと廊下を進みます。

 

 

 

 

 
 
 
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廊下の奥に、南向きに面した部屋がこちら。
昭和な電気と変わったオブジェ。

 

 

 

 

 
 
 
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明るいこちらの部屋には10羽くらい?の小鳥たちがいました。

ブンチョウさん。

 

 

 

 

 
 
 
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壁側に、コキンさんもいました。
 

 

 

 

 

 

 
 
 
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奥にいる桜文鳥さんたちは仲良し2羽。
手前でシナモンちゃんが見ています。

 

 

 

 
 
 
 
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シナモンちゃん、ジャマしに行くから怒られてましたw

こういう姿はかわいいです。

 

 

 

 

 

 
 
 
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麦わら帽子をくしゃっとしたようなオブジェ?があちこちにかかっているので、そりゃあ巣にするでしょうねぇ。

そこから入って巣作りしてました。

 

そんな鳥たちがいる上の方ばかりでなく、足元がどうなっているかって・・・。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
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古いタタミそのまま、なんだか気が引けますがそのまま土足で入るのです。
ここにもお水がふたつとエサ。

もちろん写真にはそこまでうつりませんが、鳥たちのいる下はそのままうんこだらけです。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
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また階段を上がって行きます。
鳥たちも自由に行き来するようで、階段にもシードやうんこが落ちています。

そして先ほど、2Fへ上がったところは洋式トイレだったのですが、この階段上がったつきあたりの明るい場所がトイレになっています。

すべての扉が開いていて、小鳥たちはあちこち自由に出入りできるようです。

 

 

 

 

 
 
 
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ここが階段のつきあたり。
トイレ内にも文鳥たちがいました。

下を見ると・・・。

 

 

 

 

 
 
 
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汚い和式トイレですよ!
なぜこんな便器の真横にエサを置くのか、意味がわかりません。。。

エサを食べようと、普通に鳥たちはこの汚い床や便器に降りてくるでしょう。

段差下の床にあるのは、飲み水です。

しかも、便器の中にまでシードがあります。

これは入ってしまったのか、わざと撒いたのかはわかりませんが、見る限りここにいるフィンチたちは落ちているエサをついばんで食べる習性があります。

便器内だろうがエサがあれば、もしかしたら便器の中に入って食べてしまうかもしれません。

衛生上問題があるとは思わなかったのでしょうか。

非常にイヤな気分になりました。

こんな展示はありえないと思うのは、私だけでしょうか。。。

ご一緒した鳥ともさんはみんな同じ意見でしたが。

 

 

 

なんとか気を取り直して、先へ進みます。

 
 
 
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3Fの部屋。
文鳥さんがかわいく止まっていますが、うんちもいっぱいです。

そりゃあこの展示では、お掃除できませんよね・・・。

会期中の約2ヶ月ちょっとの間、そのままなんでしょうか。

お休みの日に、あちこちお掃除してくれているのでしょうか。

 

 

 

 

 
 
 
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押入れに細い枝のアート?
やはり奥まったところが落ち着くんでしょうね。

 

 

 

 

 
 
 
 
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ジュウシマツたちとコキン1羽。
 

 

 

 

 

 
 
 
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手前のこのコ、見てたらおめめ合わせてくれました。
あらら、しっぽどうしたの?

レモンキンカ、もとい、レモンジュウシマツ。

 

 

 

 

 

 
 
 
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コキンちゃんは換羽中の様子。
お顔まわりハゲハゲですね。

普段以上にしっかり栄養が要る換羽期なのに、みなさん、今まで出てきたエサ、お気づきでしょうか。

エサと水の入ったカップがあちこち各部屋に置かれてはいるのですが、すべて同じエサ。

ムキ餌です。

しっかり手に取って見たわけではないので、普通のムキ餌か粟玉かわかりませんが、コスト的に言ったらきっとムキ餌なのかなと。

とりあえず、皮付き餌はどこにもありませんでした。

私が見た限り、ほかの副食も見当たりませんでした。

これが会期中ずっとなのか、オープン前の時間、お休みの日などには栄養のあるものを与えているのかは、わかりません・・・。

もしこれが会期中の約2ヶ月、ムキ餌のみの食事しか与えられていないのであれば、このコたちの栄養状態が心配です。

 

 

 

 

 
 
 
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押入れの部屋から南側へと続き間となっています。
 

 

 

 

 

 
 
 
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こちらも、ボロボロのタタミに剥がれた壁紙。
 

 

 

 

 
 
 
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昭和感満載な部屋に、例の麦わら帽子オブジェ?がかかっています。

 

 

 


 

 

 

 

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そりゃあね、巣作りするでしょうねぇ。

 

 

 

 

 
 
 
 
 
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桜さんとごま塩さん。
 

 

 

 

 

 
 
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南側の窓を外し、木枠とネットで出窓風になってます。
 

 

 

 

 
 
 
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日向ぼっこには最適でしょう。
でもここ、窓が閉まるようには見えなかったけど、雨が降ったら室内にそのまま入り込むのでは?

また窓が閉まらないのであれば、朝晩冷えてきたこの頃、風が室内にしっかり入り込む、ということでしょうか。

夜の間はどこか風のこない暖かいところで休めるのでしょうか。。。

 

 

 

 

 
 
 
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3Fの間取りはこんな感じ。
さぁ、さらに上の階へ上がります。

 

 

 

 

 

 
 
 
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4Fです。
部屋中がこのようになってて入ることはできません。

ほら、ここにもムキ餌。

床に散らばってるのも、ムキ餌。

 

 

 

 
 
 
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人が入って来れないので、落ち着くのかな。

みんな仲良しさんで並んでいます。


 

 

 

 
 
 
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シナモンペアとサクラペア。
この部屋だけで20羽いるかいないか。

書かれているように全部見ても「100羽」、もいないんだけど・・・。

 

そしてさらに階段を上がると、屋上がありました。
 
 
 
 
 
 
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こちらにも、木を組んでネットを張って、鳥たちが室内からこの屋上スペースへと出入りできるようになっています。

見えにくいけど柵のところまで、ネットが張り巡らせてあるようです。

 

 

 

 

 
 
 
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左奥はこんな感じ。
ほかの方の写真を見たら、ブンチョウさんたちが来ている写真があったので、日によっては自由にここまで来ているのでしょう。

この日はいませんでした。

 

 

 

 

 
 
 
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文鳥たちはいなかったのですが、白いジュウシマツが1羽いました。
 

 

 

 

 

 

 
 
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このコ、ひとりで一生懸命鳴いています。

ひとりでどうしたの?と思ったら、このコの右側、ネットの外側にヨーロッパジュウシマツがいます!!

えっっっっ!?!?!?

まじで?なんで??

どこかのすき間からなのか、完全に外側の世界に、茶色のコがいました・・・。

この白いコが一生懸命鳴いて、茶色のコも戻りたくてウロウロ。

でも見たところ、中に戻してあげれるようなすき間は見当たりません。。。

見かねて鳥ともさんが、とりあえずそこにあったエサを外側にも撒くと、茶色のコはガツガツと食べだしました・・・。

お腹すいてたんだね・・・。

 

そしてふと左側の上を見ると、あれ?白い小鳥がいます。

 

 

 
 
 
 
 
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えっっっ、このコも外じゃん!!
 

 

 

 

 

 
 
 
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しかも、必死に呼んでる声が、どうも聞き慣れた・・・。
めー!めー!・・・・。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
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ネットの外側に、白キンカ。。。。
 

 

 

 

 

 

 
 
 
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完全に外側にいます。
え、もうどうしよう??なんで、逃がしてるの!?って泣きそうになります。

携帯にうちのコたちの声が入っているのでそれを聞かせると、反応して必死に戻ってこようと、仲間を探して呼んでいました・・・。

さすがに勝手に作品?を壊すわけにはいきませんから、下にいたスタッフに言おうと思っていたら、ちょうどひとり上がってきました。

すぐにその方に2羽逃げているので保護してもらうよう伝えると、驚きの返事が返ってきました。

 

「白いコは作品設置の前に逃げてしまったコで、ずっとこのままなんです。

人が近づくと逃げちゃうし、降りて来ないと捕まえられないので、かわいそうだけどそのまま、ごめんなさいです。エサは外側にも撒いてはいるんですが。」

 

・・・・は???意味わかりません。

あんなに戻ってきたそうに呼び鳴きをしてウロウロ飛んでいるのに、この約2ヶ月このまま放置してたの!?

飛び立ってしまってはさすがに難しいのはわかりますが、ずっとここにいるのに??

手乗りじゃないんだから、降りて来ないと捕まえられないってふざけてんのかって正直思いました。

というか、動物取扱責任者、の名前があるのに、小鳥の扱い・行動をまったくわかってない人が責任者なの??

作品の一部として連れてこられて、うっかり逃がしちゃったら捕まえられないのでそのままなんて、鳥たちの管理はどうなっているのか。

本当に腹が立ちました。

どこかのペットショップの話ではなく、愛知県主催の大きなアートイベントで、このようなひどい状態だなんて・・・。

この2羽が心配でたまりませんでしたが、ここで強硬手段に出るわけにもいきません。

ひとまず、その場を後にしました。。。。

この状態に驚きと悲しみ、心配な気持ちいっぱいで。

どうか生きていて・・・。

 

 

 

 

 

 
 
 
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降りて行く途中、ぶんちょさんたちがかわいい姿で癒してくれました。
 

 

 

 

 

 

 

 
 
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こんなかわいい姿を見ながらも、やはり腹立たしい気持ちは収まらず。
でもかわいいのですよ、鳥たちは。

 

 

 

 

 

 
 
 
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麦わらぶんちょさんで少しは癒されたのもつかの間、来る時に見たキッチンを覗くと・・・。
 

 

 

 

 

 
 
 
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シルバー文鳥さんも、こんなうんこだらけのすみっこで、ちんまりしています。
このコも具合悪そうだよね、ってみんなで。

もう、こんな調子の悪そうなコたちも、なんの手当もせず、放置なの!?

連れてくるだけ連れて来て・・・。

具合悪そうでも、そのまま落ちても、しかたないって考えなの!?

 

 

 

 

 

 
 
 
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まだ元気そうな上の2羽と、下でうずくまるシル文・・・。
 

 

 

 

 

 

 

 
 
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腹立たしい、痛たまれない、悲しい、いろんな感情の中、最後にこのコが、元気に歌ってくれました。。。
 

 

 

 

 

 

 
 
 
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パンフレットに載っていた紹介文です。

「飛び舞う鳥のもとで、人は何を想うか」

この現状について、あなたはどう思いますか?

私にはとてもアートとは思えません。




 

 

 

文字数オーバーでやはり次の記事へ。

続きも読んでいただれば幸いです。