11月12日(土)
富良野の友人達が主催する自主上映会に行って来ました。

昨年より全国、世界で自主上映されている
玄牝(げんぴん)です。
お産の本を手にしたことのある方なら多くの方が知っている
自然分娩で有名な愛知県岡崎市にある吉村医院でのドキュメンタリー映画。

そして、吉村医院で5年間働いていて富良野の病院を経て
今は札幌天使大学院の助産研究科実習指導員をしている
岡野眞規代さんの講演会がありました。

また、今回富良野でリラックスヨガ企画を立ち上げてくれたママの一人であり、
富良野高校で国語を教えている齊藤美和さんの慈しみにあふれた
「ハッピー子育て短歌」作品集にも感動しました!
美和ちゃんありがとう(*^_^*)

旭川在住のemyえみいの自宅出産記録公開の写真展も久々にみて、
また感動がよみがえりました!えみい、ありがとう(*^_^*)


さて、もうこの映画ご存知の方も沢山いらっしゃると思います。
臨月の妊婦さん達がなたを振り上げて、まき割りをしたりします。
壁拭きスクワットを一日300回。まきでご飯を炊いたり、畑仕事をしたり☆

ここに通って来ている妊婦の皆さんは、とっても生き生きとしてました(^_^)

そして自然のお産の素晴らしさを教えてくれて、
来ている人々の人間ドラマなどが描かれていました。

赤ちゃんの死も、ありのままを受け入れる強さを持つ大切さ。
病院で管理されて産むのではなく、
畳の上で自然分娩する素晴らしさなどを描いています。

色々思うところの沢山ある映画でした。


私は妊娠中、この吉村医院での事は本を読んでいて知っていました。
家が近ければここに行ってみたいと思ったりもしました。

☆2009年1月、臨月に入った頃の私(*^_^*)
まきストーブのある美瑛の山の方の手作りの家に住んでいた頃
mika-dechen  @ 美瑛

妊娠前より16キロも増えました。体重かった(^^ゞ
mika-dechen  @ 美瑛

私のお産への想い・・

絶対に自然出産がいい。帝王切開は出来れば避けたい。
そして絶対に自宅出産がいい!

そしてこういう産み方で音楽はこれで、
お産の時に炊くお香、アロマはこれで。。。etc(笑)

本当に色々こだわって考えていました(^^ゞ

が・・・・
実際のお産は考えていたようには進みませんでした。

ヨガをしっかりしていたから、体力もあったし、
産道はもう準備ばっちりだったのですが・・。

数年前の子宮ケイブガンの時、
子宮の入り口を円錐切除する手術をしていた為

いざ陣痛が来ているのに子宮口がゴムのように堅くて
陣痛は来ているのに子宮口が全然開かない!という状態になったのです。


陣痛はとても苦しかった。。
でも陣痛の合間は不思議なくらい痛みもなく、
皆と笑ったり散歩したりヨガしたり。とても楽しかった!(*^_^*)

☆陣痛の合間、子宮口を広げるために雪道を皆で散歩。
途中で陣痛が来て座って逃して。。また歩く。。
皆の想いが温かかった。
mika-dechen  @ 美瑛
☆ここで皆と一緒にお産を過ごしました♪
ベベルイの湧水カフェをしているハーメイ&ピストル夫婦
や美瑛の写真家の友人豊瀬ファミリーに見守られながら・・・

mika-dechen  @ 美瑛
助産士さんや周りの友人達に励まされながら
過ぎる事3晩。。56時間波が続いた陣痛・・。

☆陣痛の合間、赤ちゃんの心音を確かめている所。
助産師さんは自宅出産を主に行っている高槻友子さんと
富良野協会病院に勤める松本恵子さん。
長時間の陣痛にお付き合いしていただいたこのお二人には
本当に感謝しています。

mika-dechen  @ 美瑛
最後の方は子宮口は全開になったのに
今度は陣痛が弱くなって波も30分に一回になり、
強さもあまりなくなってしまった。微弱陣痛になってしまいました。

母体や赤ちゃんが危険な状態になると、
その状態でいきむと危険なので本能で陣痛が弱くなるそうです。
私の場合もそうだったようです。体ってうまく出来ているのですね。

最後の最後は旭川の病院へ。

するとその後2時間で無事に産まれて来てくれました!
もう産まれた後は安堵の気持ちと幸せな気持ちでいっぱいでした。

でも実は頭が出てきた時、首には2重にへその緒が巻いていて
おまけに左手が首とへその緒の間に挟まっていました。

でもなんの後遺症もなく無事に生まれてくれて良かった。
でももしハンディがあったとしても。。。生まれてきた大切な命。

このお産が最初から病院で産む予定になってたら
病院では待ってはくれないので
即、帝王切開となっていたことでしょう。といわれました。

それを聞いて私は「長時間かかったけど自宅を試みて良かった!」
なんて単純に思ってました。

「絶対に自宅で産む。あるいは絶対に助産院!病院は嫌!」
と思ったり。

「帝王切開はだめだ」とか、「自然がいい」とか、
「妊娠中は吉村医院みたいな方法がいい」とか。。
「あーだこーだ」とこだわってました。

また、この映画をみてこの出てくる人達の妊娠生活や出産方法に
こだわりや憧れを抱く方もいることでしょう。

そう、この私みたいに。
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それも確かにいいけれど。

でも。
今の私の考えはその頃の考えと大きく変化しました。

もう今は、私の中の『こうでなきゃだめというこだわり』は
もうどうでもよいのです。

ただただ。無事に産まれてきてくれるなら

自宅でも病院でもどこでもかまわない!!
下からでも帝王切開でもどちらでもいい。


とにかく「こうじゃなきゃだめ!」
と言った執着を捨てる事によって、なんと自由になれるのだろう!

という事をダンマが産まれて半年位した頃に気づきました。

『こんな感じで産めたらいいかもね。』位がちょうどいい。

これは投げやりではなく、どちらもあり。という柔軟な感じ。
つまり『執着しない』と言うこと。

この『産み方への執着』は、思いとおりに行かなかった時苦しみが生じます。
それにはじめは気づきませんでした。
憧ればかり持っていた私。
以前の私には『こだわり』こそ大切な事だと
信じて疑わなかった。他の人の助言が全く理解できなかった。

これも体感して初めてわかることですね。

でも知識として色々な世界を見ておくのは幅が広がります。
こんな世界もあるのかと知っておくのは良いと思います。

そして、この世界の人は現実の人で、実際にやろうと思えば出来るでしょう。
それは素晴らしいことですが、くれぐれも『執着しない』こと。

こんな風に妊娠期間を過ごせて、こんな仲間が出来て
こんな産み方が出来たら素敵だなあ~!

でも。そうならなかったとしても大丈夫。それも素敵!
位に思っているときっと楽チンだと思います(*^_^*)

そういっても以前の私みたいな人はいっぱいいるでしょうね(笑)
人にあれこれ言われてわかる事じゃなく、
自分で自分なりの答えに気づいて行くのでしょう。

是非多くの人に見てほしい映画です☆

そして岡野さんの出産に関する写真や講演会も
本当に素晴らしかったです!

自分と重なるところや感動する事が多く、
涙がずっと止まりませんでした。

そして妊娠中はしっかり動く事
ヨガでも太極拳でも水泳でもなんでもいいから、
びくびくせずに動く事の大切さもまた改めて確認できました(*^_^*)

人の命の尊さ、赤ちゃんが生まれてくる奇跡(あえて書きます)
また考えが深まる機会を与えてもらえたように思います。

主催してくれたガイアママスの寛子ちゃん、他皆さんどうもありがとう!
いつか美瑛、旭川でも上映され、多くの方に見てもらえるといいね(*^_^*)